3月も後半となり、いよいよ季節も進行。
スポーニングの第1陣も動き出している模様で、先週3月19~21日の連休も、アングラーが増加。
注目すべきは放水量で、3月24日時点で、300t/sとなっており、いぜんとして北湖からのクリアな水が、南湖北エリアに流入。「南高北低」の傾向は明らかな状況です。
「濁り」とシャッドの波動を使い分ける
さて、そんな中、釣果のカギを握るのは、「濁り」。
沖側の展開では、引き続き高比重系ノーシンカーの釣りや、シャッド系ワームのミドストなどが安定。
これらがメインストリームとなってはいますが、平村さんが実践しているのが、「早春のシャッドパターン」なんです。
インサイド側で、濁りのあるエリアや、濁りが入ったタイミングに、ぜひ試してもらいたいのが、シャッドの早巻き。
見切られないように、早巻きでバイトを誘うのが早春の定番なんですが、使うシャッドも濁りの度合によって、タイプを使い分けます。
まず、定番のシャッドが「ソウルシャッド」。
リップがワイドで水噛みが強く、早巻きしてもアクションが破綻しないのが特長。
この「ソウルシャッド」を軸にして、
クリア気味なら「ソウルフラット」
濁りがある時は「Dビルシャッド」
といった感じで使い分けるのがオススメです。
シャッドとひと口でいっても、ボディやリップの形状で波動が変わってきますので、それを濁りの度合によって使い分けることで、釣果につながってくるんですね。
ぜひ、参考にして、春の南湖を攻略してくださいね。