シャクるだけがショアジギじゃない! 水面高速巻きが面白い!!
魚に見切らせない水面直下の高速巻きだが、少々コツが存在!
ヒロセマンが展開したのは水面攻め。それも高速でタダ巻きするだけ! 群れで回遊する青物はルアーを寸前で見切ることが多く、プレッシャーが高い時間帯はなおさら。そこで魚に見切らせない速さで、さらに水面を一気に高速巻きすることで、リアクション効果を最大限に引きだせる。あとは青物の行き先を予想したトレースコースがモノをいう。これがヒロセマン流「トップウォータージギング」。
さらに、取材時の安戸池(あどいけ)は岸沿いで追われていたベイトがコノシロの稚魚で、ジグパラTG の32gと同サイズ。迷いなく食わせるのと違和感を与えにくいのは、マッチザベイト展開。水深も浅い安戸池では20 - 40gのメタルジグで十分なので、その時のベイトサイズを意識したシルエットのモノを投入してみるべし!!
当日はこの世のものとは思えないほど強烈なボイルにも遭遇したが、さすがハイプレで有名な安戸池、狙い撃ちしても簡単には食ってくれない状況が続く。そんな状況だからこそ、魚に見切らせない表層高速巻きが的中!
晴天微風の中、時合的チャンスを的確に捉えたヒロセマンは、ヒラマサとメジロをキャッチに成功! 六車所長もヒラマサをキャッチ。オープンすぐの朝イチは大きなチャンスだが、その後の午前中、さらに午後からも時合は到来。投げ続けるスタイルもよし、狙いを定めて待ち続けるスタイルもよし。いろんなスタイルで楽しめるのが、安戸池の面白いところだ!
香川県東かがわ市の「フィッシュフック・ソルトレイク引田・安戸池(あどいけ)」はハマチ養殖用の海水池を利用した管理釣り場。ヒラマサやカンパチ、メジロやブリなど青物、マダイをはじめ、ヒラメやマゴチ、アコウなども狙える釣り場。エサとルアーはエリア分けされ、釣った魚はすべて持ち帰りOK(無料でさばいてくれます)。分からないことは六車所長に聞いてみよう!
隣接の食堂「ワーサン亭」では、安戸池名物のウマすぎる養殖青物の定食などが超リーズナブル価格で食べられるゾ!
所在地:香川県東かがわ市引田4373、問合せ(0879・33・2800)※ルアーエリアの営業は4月1日から年末まで。