わずかな差が大幅にレスポンスを引きあげる!
毎度のことながら、度肝を抜くインパクトしかないアイテムで楽しませてもらっているデプスニュースロケ。
数あるアイテムの中でも、一般的なビッグベイトがあると、妙に小さく見えてしまうが、そんな錯覚に陥ってしまったのが、NEWスラスイ145。
弱波動、ソフトサウンド・コンセプト。
弱波動・ソフトサウンドという、これまでのあらゆるビッグベイトとは異なるコンセプトから、全く新しい製法で生み出されたデッドリー・トラウトベイト“スライドスイマー”。
昇華したボディ素材“ABS樹脂製中空コア”とリアルなソフトシェルで覆われたこのビッグベイトは、独自のソフトサウンドと、限り無く本物に近い柔らかな波動と質感で、ストレートリトリーブでは無防備に泳ぐベイトフィッシュや傷付き弱った瀕死のベイトフィッシュをリアルに再現してくれ、ロッド操作に機敏に反応するトゥイッチやジャークでは、ここぞというポイントでバイトを誘発させる“間”を与え高いストライク率を誇ります。
フロントコアボディよりも張り出したソフトシェルが生み出す、リアボディを弾性で押し戻して生じる二次的アクションや、ウォータースルーダクトがフェイス面から水流を取り込み、僅かにたわみを持たせたソフトシェルにもたらす独特の生命感が、静かなるアピールでモンスターを欺いてくれます。
ただ単にリアルなだけでもソフトなだけでもない、“スライドスイマー”だけが持つ真似のできない特性は、ビッグベイトゲームをより確実なものにしてくれます。出典:デプス
NEWスライドスイマーシリーズの145㎜・1.8ozクラスのモデルだが、2017年リリースから約5年経ち、こちらも新たなソフトシェルが搭載される運びとなった。
昨年にNEWスライドスイマー175から採用されるようになったNEWソフトシェルボディ。
2021年6月以降の出荷となる『newスライドスイマー175』には、250譲りのトラブルレスバンパーフィンが備わる、NEWソフトシェルに切り替わります。
このNEWソフトシェルにより、ファストリトリーブでもバランスを崩さない安定したアクションを生むとともに、ダート時のキレをさらに高める役目を担っています。
またキャストや着水時等で起こり易い、ボディやラインへのフック絡みを大幅に軽減。ミスキャストが命取りとなるビッグベイトゲームにおいて、大きなアドバンテージをもたらしてくれます。
※カラーバリエーション等の画像はNEWソフトシェルの画像ではございません。出典:デプス
大きく変わるわけではないが、最大の特長は「腹ビレ」。
奥村さんいわく、この腹ビレはニーゴーマルにしか付いていなかったパーツ。
その理由は、スライドスイマーが製作されたのが約20年前だというところ。
様々なモデルをテストしていた中で、当時のスライドスイマー175&145に腹ビレを付けるという発想がなかったそうな。
それもそのはず、ソフトシェルボディをかぶったビッグベイトということ自体がすべての発想を凌駕していた。
時間が経ち、ニーゴーマルもリリースされ、奥村さん自身も使い込んでいくうちに、175や145にも同じ形状のソフトシェルをかぶせればレスポンスがUPするのではないかと思案。
テストモデルを使ってみた結果、アクションのキレ、フックがボディに引っかかるようなトラブルも抑制されたことを実感。
そこで2021年度からNEWスライドスイマー175から順次、NEWソフトシェルにマイナーチェンジされていた。
そんなこんなでNEWスラスイ145にもNEWソフトシェルボディが採用されることとなった。
正直、パっと見ただけでは分かりにくいところだが、実際使ってみると大きな違いに気づくはず!
ややこしい言葉を抜きにすると、前よりも使いやすくなったということ。
サイズ感はこんな感じです。
NEWスラスイ145と思ってイジったら、見慣れぬ腹ビレ付いてました。もちろんビヨヨン玉も搭載!
詳細はVishデプスニュースで近日配信→https://t.co/DYJ0WObR8N#deps #奥村和正 #デプスニュース #depsnews #newスライドスイマー #ビッグベイト #NEWシェル #開発秘話 #バス釣り #Vish #lurenews pic.twitter.com/EJs7cMMvxo— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) January 30, 2022
ジャイアントベイト全盛の中、なぜ145サイズに採用?
ギラギラコウゲキやニーゴーマルなど、今やジャイアントベイトが当たり前の世界になってきたバスシーン。
なぜに今、145サイズをリニューアルしたのか。
その理由の1つに、奥村さんがフィールドで体感した魚の反応がその答え。
一時期は、ルアーは大きければ大きいほどデカい魚に効く、寄せる、と自負していた最中、ニーゴーマルに付いてはくるけど食わない。
かすかに触ったけど・・・というシーンに遭遇することも増えてきたそうで、その時即座にサイズを115にローテすると、デカバスが丸呑みで食ってきたそうな。
ようは、マッチザベイトの破壊力! 身をもって体感した奥村さんいわく、ビッグベイティングの幅がさらに広がったそうで、様々なフィールドでも多くの結果を残すことができた。
NEWスラスイ145は、もちろんスプリングウエイトも内蔵!
わりと自重が軽いため、早く巻きすぎると浮きあがりも速いので、超スロー巻きからの瞬間的なリーリングジャークなどで一気に食いあげを誘うといったテクニカルなアプローチもやりやすいのが、NEWスラスイ145。
巻いても止めても誘いながらレスポンスもトラブル回避も高くなった。
これは「使う」しか選択肢がないヤツでは⁉