完成度の高さは釣果で証明!! さらなる進化を遂げる多連結ベイトがついに・・・
毎年お送りしているデプスニュースだが、現在はシーズン4となるデプスニュース13。
実はシーズン2(デプスニュース11)から開発秘話を追い続けているのが「ハイサイダー」。
元々のモデルは発泡素材のボディで、時代経過とともに素材や金型の問題で惜しくも廃版となったビッグベイト。
求めたのは、イレギュラー性能。
4ピース・ジョイントによる波打つようなフレキシブルアクションと、オートマチックなヒラ打ちダートを持ち合わせた“ハイサイダー”は、浮力を抑えた低発泡樹脂をボディ・マテリアルに採用し、かろうじてバランスを保つウェイトセッティングを施した全く新しいジョインテッド・ビッグミノーです。
リトリーブスピードに一瞬の変化を与えるだけでギラリと横腹を見せるヒラ打ちをこなし、ファーストリトリーブ時には不安定な蛇行泳ぎでフラッタリングアクションを垣間見せるイレギュラー特性は、瞬時にバランスを崩して戻る優れたレスポンスでリアクションバイトを誘発してくれます。
さらに、反射的にバイトしたバスが例えショートバイトであっても、もしくは恐る恐る啄ばむ程度のキスバイトであったとしても、まるで尾ビレのようになびくフェザーフックが高確率でフッキングに持ち込み、従来ビッグベイトでは獲れなかったバスでさえ掛けてしまいます。
素早い動きの変化で反射的なバイトを誘う“ハイサイダー”は、ストップ&ゴーやジャーキング、高速リトリーブによるリアクションベイトとしてその威力を発揮してくれます。
HIGH SIDER
LENGTH:172mm
WEIGHT:2.5oz class
2007.2 release.HIGH SIDER Jr.
LENGTH:145mm
WEIGHT:1.6oz class
2007.3 release.出典:デプス
ウグイをイミテートしたハイサイダーは、多連結ジョイントでタイトなハイピッチアクションに仕上げたビッグベイト。
水面直下を超高速巻きでトレースでき、水面で止めておくと折れ曲がりながらどちらか片方に倒れ込んで浮く、襲われて死にかけたウグイを完全に演出したブツ。
発泡ボディは2サイズ展開だったが、ABSボディとなって生まれ変わったNEWハイサイダーは145、172、230の3サイズ。
と、ここまでは前回でもお伝えしてきた。変更があったのは250が230になったことぐらいで、その後もリップやテールは形状やサイズをいろいろテスト中。
テストモデルでロクマル超連発!! 完成度はすでにMAXレベル
奥村さんの場合、実釣ロケ中にテストも兼ねて使用することもあるが、すでにNEWハイサイダーの172と145ではロクマルもキャッチ!
記者が目の前で目撃したNEWハイサイダー炸裂シーンはコチラ!
出典:YouTube DAIWA BASS【Ultimate BASS】チャンネル
デカバス実績はプロトの時点で十分という完成度まできているのが現状。
そんな状況で現在、煮詰めているのがリップやテールについて。
形状やサイズはもちろんのこと、新たな試みとして互換性を持たせるように調整しているとのこと。
実は、NEWハイサイダーの145モデルは、スウィートキラーのオリジナルサイズと同じリップとテールが装着可能!
ハイサイダーに付いているリップはスクエア形状のリップで、テールは縦に薄く水を掴みやすくてなびきやすいタイプ。
NEWハイサイダー172はスウィートキラー210のリップとテールを装着できるように調整中。
リップの脱着も新たな方式を採用。完成は近い!
ラウンドタイプのリップとスクエアタイプのリップでは動きもかなり変わるし、テールも全然タイプが異なるため、組合せ次第で新たなムーブメントが起こる可能性も高い!
では、NEWハイサイダー230のパーツは? となるが、その答えは果たして・・・。
NEWハイサイダーに関しては順次、完成した段階でリリース予定。
また、リップやテールも標準モデル以外に、少し変わったタイプなども作っていく予定。
あらゆるスピードのリトリーブにも対応し、ロッドワークはもちろん、浮かせたまま流れに乗せて水面でドリフトさせるのも裏技の1つとしてお伝えしておこう。