リバースクロー
バックスライドワームとして開発されたリバースクローについて、細かいコダワリを奥村さんから製作者のまっつんに電話で聞いてもらった。
もともとバックスライド系としてテストしていくうちに、落とし込んだ所に直接ダイレクトに落としたいため、スライド幅は控えめにスライドしすぎないバランスに設計。さらに、ボトムまで落とした際、軽くシャクったりシェイクしてやることで長いアームでもブレーキを利かせながら誘うことができるのが大きな特長。
ハネる、バックスライダ―。
水上からはアプローチできない、カバーのえぐれや奥に潜むバスへバックスライドフォールでアプローチを可能にする『リバースクロー』は、延々と奥へ滑り込むのではなく、狙い澄ましたバックスライドアングルで手返し良くポイントへアプローチすることができ、効率的に撃ち続けることを可能にしてくれます。
レイダウン、オーバーハング、ベジテーションなどありとあらゆるカバーへ侵入させることができる『リバースクロー』は、ボート・オカッパリを問わずタックルボックスに必ず入れておきたいワームです。
REVERSE CRAW
SIZE:4.3inch (5/pac)
推奨フック:オフセットフック#5/0
¥800(税抜)出典:デプス
セットする時は丸みを帯びた面が背中側で平たい面が下(まっつんはナローゲイプフックの# 5/0 を使用)
今までのバックスライドでは落としたら終わりだったところを、1点でさらにネチっこく誘い続けることができるのが、リバースクローの特性。
ボディの形状やサイズをはじめ、テールの長さや先端の分厚さは徹底した実釣テストで見出した答え。バックスライドするけど、必要以上にスライドせず、狙っている場所にしっかり落とせるのが、リバースクローのベーシックコンセプト。カバー撃ちで確実に獲っていきたい、まっつんならではの考え方だ。
見た感じ、誰もがラバジのトレーラーでも使えそうと思いがちだが、まっつんいわく、それは考えず、純粋にバックスライド系ワームとして使ってほしいとのこと。