開発者の魂を揺さぶったビッグゲーム用ルアーが登場
今年も数々のプロトタイプをエグっていた時、サイズ感がマヒした気がするアイテムに気がついた。
それはデプスで開発していた外洋のキャスティングゲーム用プラグ、ビッグゲーム用ルアーのプロト。
バスフィッシング以外の実釣も精力的に取り込んでいる奥村さんだが、それは昨年にリリースしたヒュージペンシルが事の発端。
そのヒュージペンシルといえば、元々は琵琶湖でデカいハスを追うモンスターバスを攻略するべく着手したジャイアントペンシル。
軽快に操れる、マグナムペンシルベイト。
記録級を獲るために生まれたマグナムサイズのペンシルベイト『HUGEペンシル』。
200mmオーバーものボディが水面で放つ凄まじい波動は、あたかも逃げ惑うベイトやベイトを捕食するフィッシュイーターのフィーディングシーンを演出することで、水面直下をトレースするビッグベイトでは反応しなかった、その水域に生息するデカバスの捕食本能を刺激してくれます。
水押しの強い“ウォーカー”と軽快なスケーティングをみせる“スケーター”がラインナップされ、フィールドの状況にアジャストさせることができます。マグナムサイズからなるアクションのもたつきは、内部容量を拡張させた高浮力化によりキレのあるアクションに変換。またサウンドタイプには不規則なアクションと独自サウンドで惹き付けるバリアブルバランサーシステムにより、高い集魚効果を発揮してくれます。『HUGEペンシル』は、バスをはじめアカメやシーバス、咬合力の高い怪魚にも効く釣獲力を持つため、貫通ワイヤーやフックアイにスイベルが採用され、掛けた魚を獲りこぼさないスペックを持つ。
WALKER
LENGTH:225mm
WEIGHT:4.3oz
TYPE:SOUND/SILENTSKATER
LENGTH:225mm
WEIGHT:3.7oz
TYPE:SOUND/SILENT出典:デプス
水面直下を超高速スピードで素早く動かせるヒュージペンシルは、違和感を感じると即見切るモンスターバスをバイトに持ち込める秘策として世に送り込んだアイテム。
バスはもちろん、コレで釣れる魚は何がいるか? いろいろ試すことにした。
関東のボートシーバスでは、ビッグベイトシーバスブームもあって自身でもよい結果を味わい、よい釣果も耳にしたが、この時はぶっちゃけるとバスしか興味がなかったとのこと。
そんな矢先、予約1年待ちのボートゲームにお誘いがあり、めったにないチャンスなので、一度行ってみることにしたそうな。
お誘いがあったのは、福井健三郎さんが営むビッグディッパーという超有名な遊漁船。
手元にはヒュージペンシルもあるし、リールも竿も借りて行ってみることにした。
初のGTキャスティングゲームで、ルアーが足りなければお借りして、1尾でも釣れればという思いの中、ヒュージペンシルが大爆発!!
前評判では、ペンシルは滑るタイプよりも・・・だったが、滑るアクションでも「食うやん!」ということで、大満足な結果で楽しい時間も終了。
その後もお誘い頂いた釣行を繰り返すうちに、止めて食わせるポッパータイプやダータータイプ、潜るタイプのダイビングペンシルも作ってみようということで、バス用プラグをベースに開発スタート!
ベースの形状はバスをする人なら一目瞭然だが、ポッパーはパルスコッド。
もちろんサイズは別モノだが、基本的なフォルムをベースに独特の味付け中!
ダーターのベースは、メンバー限定ルアーのスペルトリガー。
大きなチャガーサウンドとリトリーブで泳ぐダータータイプ。
止めて誘う釣り方はポッパーやダーターしかできないため必要。
巻きながら止めて誘うマグロゲームで、すでに結果はだしているとのこと。
水面を滑るヒュージペンシルに対して、こちらはダイブするダイビングペンシル。
ダイビングペンシルはベースのヒュージペンシルよりも大きく変わったが、サイズが2種類。
新たなターゲットを体験すればするほどルアーデザイナーの魂が揺すぶられ、その躍動は新しいモノ作りへと昇華!
奥村さんいわく、もしかしたら今後、GTやマグロなどのキャスティングでのビッグゲームは流行るのでは? と感じているそうな。
その最大の理由は「やってみて楽しかったから!!」。
昔よりも身近になったオフショアのビッグゲーム。機会があればゼヒ体験してみては?
水面下で開発していたdepsのビッグゲーム用プラグ。ダイビングペンシルとポッパー。ベースは何か分かるかな?
詳細はVishデプスニュース14で配信予定⇨https://t.co/DYJ0WNUO6N#deps #奥村和正 #ビッグゲーム #キャスティング #海釣り #ジャイアントトレバリー #depsnews #デプスニュース #Vish pic.twitter.com/JVYonACJGN— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) February 15, 2023
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