今年ついに発売決定。あの「フナ」の最終系
もう知ってるという人も多くなったほどデプスニュースでも追い続けてきたアイテムが「FUNA型スイムベイト」。
あの奥村さんでさえ、数投したら肩がイタくなるとまでいわせたモンスタースイムベイト。
幾度もサンプルを作り直し、いつしかはサンプルが作れないとまでいわれたほどの手の込み具合だった一品だが、今回ついに完成!
製品版として市場投入されることが決定した。
水面に浮かせているだけで釣れてしまうかもしれない集魚パワーを持ち、重量はもちろん質感も本物以上と感じる生き物的スイムベイト。
数年前に行きつくところまで行ってしまったのが奥村さん。
水面に浮かせるだけでもリアルだが、リトリーブして泳がせると見分けがつかないほどのナマナマしいスイムアクション。
奥村さんいわく、何度もバイトに持ち込んでいるが、自分でもまだ魚を釣りあげていないとのことだが、テスト段階から可能性しか感じていないブツでもある。
圧倒的なグラマラスボディのため、とんでもなくデカく感じるが、全長はギラギラコウゲキの方がほんの少し長い。
ニーゴーマルと並べると、ニーゴーマルが完全にエサに見えてしまうほどインパクトしか感じさせないボディサイズ。
自重は800gほどにもなるため、使用する際の強度は十分に考慮している。この強度が完成までの道のりを遠くしたといっても過言ではない。
その理由は、キャストした際の着水で起きる衝撃の強さ。
100gのルアーでも着水した時は、あのスピードで水面に叩きつけられるワケで、このFUNAの場合、800g以上のそれも肉の塊のような筋肉質ボディが水面に叩きつけられるため、ルアーが受ける衝撃はハンパない!
大型スイムベイトを使ったことがある人なら、フルキャスト着水の衝撃でボディが裂けたり、リグが曲がったり、ルアー自体が壊れたりなどを経験したことがあるだろう。
このFUNAをフルキャストできる人も限られるだろうが、一番のネックだったボディの強度を、従来よりもさらに加味することで、せっかく掛けた魚をボディの破損で取り逃がさないぐらいの強度を実現。
バスはもちろん、やっぱりアカメとかの巨大魚にも使ってほしいのが奥村さんのホンネ。
まだ見ぬ巨大魚の反応を引きだしてくれるのは間違いなさそう。
そんなFUNA型スイムベイトの質感はこちら!
800gでイジるのも大変なdepsのFUNA、ついに今年発売決定。噂では夏頃一般販売ですが、まだ名称未定。奥村さん、決めていいですか?
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ちなみに、撮影時にセットされていたフロントのツインアシストフックは奥村さんが個人的に付けていたモノで、通常はボディ腹部に大型トレブルフック2個というのがオリジナルのセッティング。
ここ最近、ジャイアントベイトで狙うシーバスゲームではフロントのツインアシストだけでもしっかり掛かることが実証されている。
従来のトレブルフックもあれば安心だが、巨大魚ほどヘッドから抑え込んでバイトしてくる。
つまり、頭から抑え込むような本気食いを演出できるルアーであればフロントアシストでOKという答え。
そういう食い方に導く使い方というのも会得したいところ。
すでにここまで完成披露をしてもらったFUNA型スイムベイトだが、大事な忘れ物が一点。
まだ名前が決まっていないこと。これはエラいこと。
過去にもギラギラコウゲキのように、撮影中に愛称として名付けていた呼び名が、そのまま製品名になってしまうのもヤリスギということで、発売までに名称を急いで決めなければならなくなった。
そこで、ネーミング募集しています。
※2024年9月現在、名称は鮒重(ふなじゅう)に決定!
■FUNA型スイムベイト発売決定