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デプスニュース15 「deps奥村式ビッグゲームの新たな刺客」ヒュージペンシル180&テストモデル【デプスニュース15】

デプスニュース15 「ヒュージペンシル180&表層系テストモデル」開発秘話

巨大魚対応ペンシルベイトの食わせ系サイズ完成!

ビッグバスのみならず、シーバスやGTなどソルトの大型魚もターゲットにしたペンシルベイトが、ヒュージペンシル。

このヒュージペンシルシリーズで、ウエイトバランスと浮き姿勢を変更したダウンサイズバージョン「ヒュージペンシル180」を開発中。

パっと見はダウンサイズした感じを受けないが、もともとテスト段階で進めていたモデルの1つで、オリジナルサイズの完成度が高ったことで、プロトサイズのまま眠っていたアイテムでもある。

オリジナルサイズと並べると、ずいぶんサイズ感は異なる。

オリジナルが225mmで、テストモデルは180mm。

軽快に操れる、マグナムペンシルベイト。
記録級を獲るために生まれたマグナムサイズのペンシルベイト『HUGEペンシル』。
200mmオーバーものボディが水面で放つ凄まじい波動は、あたかも逃げ惑うベイトやベイトを捕食するフィッシュイーターのフィーディングシーンを演出することで、水面直下をトレースするビッグベイトでは反応しなかった、その水域に生息するデカバスの捕食本能を刺激してくれます。
水押しの強い“ウォーカー”と軽快なスケーティングをみせる“スケーター”がラインナップされ、フィールドの状況にアジャストさせることができます。マグナムサイズからなるアクションのもたつきは、内部容量を拡張させた高浮力化によりキレのあるアクションに変換。またサウンドタイプには不規則なアクションと独自サウンドで惹き付けるバリアブルバランサーシステムにより、高い集魚効果を発揮してくれます。『HUGEペンシル』は、バスをはじめアカメやシーバス、咬合力の高い怪魚にも効く釣獲力を持つため、貫通ワイヤーやフックアイにスイベルが採用され、掛けた魚を獲りこぼさないスペックを持つ。
WALKER
LENGTH:225mm
WEIGHT:4.3oz
TYPE:SOUND/SILENT
PRICE:¥3,850(税抜¥3,500)

SKATER
LENGTH:225mm
WEIGHT:3.7oz
TYPE:SOUND/SILENT
PRICE:¥3,850(税抜¥3,500)

出典:デプス

サイズはもちろん、ボリューム感も段違い。

オリジナルサイズで魚を引っ張りだせるルアーパワーがあるため、当時はそれほど必要性を感じなかったとのこと。

そういうこともあり、180モデルはいったん置いといて、先に浮き姿勢とサウンドアピールでターゲットをさらに呼び起こせるモデルとして「ヒュージペンシルナブラ撃ち」を製品化。

音で呼ぶ!というコンセプト。
ノーマル比+20gにチューンされた”ナブラ撃ち”は、より高められた遠投性と垂直に近い浮き姿勢により、移動距離を抑えたショートジャーク、あるいは連続ショートジャーク&ポーズでストライクチャンスを高めるビッグゲーム特化型ペンシルベイトです。
鼻先にインサートされたラトルと2個のバリアブルバランサーウェイトにより、アクション時だけでなくデッドスティッキングで浮かべておくだけでも響き渡る独自のラトルサウンドは、ディープの根に潜むGTを水面に導き、また騒がしいナブラの中でも圧倒的な存在感でターゲットにアピールします。
HUGEペンシル・ナブラ撃ち


LENGTH:225mm
WEIGHT:4.6oz(130g)
TYPE:SOUND(RATTLE IN)
PRICE:¥3,850(税抜¥3,500)

出典:デプス

サイズはオリジナルのヒュージペンシルと同じで、垂直に近い浮き姿勢とラトルサウンドを融合したモデル。

ヒュージペンシルはウォーカーとスケーターの2タイプ、さらにナブラ撃ちモデルの3タイプで、ビッグゲームにおける万全の体制を構築!

ただ、ここ最近になって東京湾のボートシーバスゲームを営むキャプテンから、ヒュージペンシルのダウンサイズモデルもほしいという声がかかったとのこと。

昨今のプレッシャーと、捕食しているエサが小さいタイミングは、オリジナルサイズよりもダウンサイズモデルの方が乗りもよいはず。

そこで、テストを中断していたヒュージペンシル180を使ってもらうことにしたそうな。

すると案の定、シーバスの反応も乗りも上々!

ヒュージペンシル・ウォーカーと同じくナナメ浮きでドッグウォークが演出しやすいセッティング。

もともとセットしているフックをオーバーサイズに変更すれば、簡単に喫水や浮き姿勢も変更できるのが、ヒュージペンシル180のイイところでもある。

奥村さん自身、ヒュージペンシル180はテスト中にヒラマサもキャッチしているほど実釣パワーに長けたアイテム。

寄せるパワーもありながら、バイトに持ち込みやすいサイズ感とアピールを融合した一品として完成。

メインターゲットはハスなどの大型ベイト食いのビッグバスと東京湾のシーバス。

キャスティングゲームで扱いやすいサイズだけに、2024年のトップゲームをアツくしてくれる期待のアイテム。

時間をかけて進化したポッパーとダーターの進捗報告

奥村さんがビッグゲーム用で作りあげたルアーは、ヒュージペンシル以外に必要性を感じていたポッパーとダーターもラインナップ。

ポッパータイプのプロトは今までもお伝えしてきたが、さらにブラッシュアップされていた。

ベースはパルスコッドで、サイズもボリュームも完全にビッグゲーム用に昇華。

サイズは200mm前後で、ダクトを設けた深めのカップに設計。

マウスに水が抜けるようなダクトを設けた理由は、ボディ全体を長めのスリムシェイプにしたためられている。

水を嚙みやすいカップ形状にすることで、ストロークのあるロッドワークでも泡を伴いながら長距離を引いてアピール度を高めることに成功。

強度を持たせた貫通ワイヤー仕様のアイを搭載し、カップは見ての通り、かなり深い。ウォーターダクトもしっかり水をつかまえながら逃がすことができるようになった。

水面から表層レンジをアピールしながら長い距離を引っ張ることで魚に気づかせ、止めた時に食わせの間をしっかり取れるポッパーに仕上がっている。

メインターゲットはジャイアントトレバリーだが、もちろんマグロも視野に入れたのが、このポッパー。

外洋以外のビッグゲームとして、アカメにも効くんじゃないかと内心思っているとのこと。

カラーサンプルも複数用意し、完成度の高さを感じさせる一品!

さらなる必要性で着手していたダータータイプにもギミックを搭載!

ベースとなったのはスペルトリガーというメンバー限定のダータープラグ。

これも過去にお伝えしてきたアイテムだが、外見も中身もさらに変化!

縦に偏平のボディとなり、ボディロールを伴いながらスプラッシュサウンドとゴロゴロ系ラトルサウンドを取り込んだアイテム。

サイズは約200mmで、ビッグゲームにおいても扱いやすいサイズ感。

奥村さんの経験上、実はヒラマサ狙いの際にロールアクションが非常に効くのでは? と体感したことがあったそうで、ポッパーでは演出しにくい部分をダーターならではの性能で補ってみようというのが事の発端。

ボディロールのフラッシングと水を噛んだままダイビングすることで、アピール度は文句なし!

潜る際にはボディ内蔵のラトルサウンドもかなり響く仕様。

標的になりやすく、移動距離は控えめ。

一応、メインターゲットはヒラマサに設定しているとのこと。

ただ以前に、コレのサンプルをGTゲームで使ってみると、まさかのドハマり!

GTがこのダーターにしか反応しないという事例も発生!

そんなこんなで、期待のルーキーに位置付けされている。

デカい魚がド派手に反応したり強烈ファイトで楽しめる印象のビッグゲームだが、実際は天候やシチュエーション、魚の状況でかなり繊細なアプローチが要求される。まずは魚の反応するルアーやアクションを見つけるのが大事! そこを素早くアシストしてくれるのが、奥村さんの手掛けるビッグゲームルアーズ

■ヒュージペンシル180&テストモデル開発秘話

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