すべてを席巻した高比重ノーシンカーに3inch登場の真相を解明する
今さら多くを語ることもないほど、ここ何年すべてのバスシーンを席巻したのが、デプスの高比重ワーム「カバースキャット」。
令和のバスフィッシング=カバースキャットにしてしまったほどの破壊力を世間に知らしめてしまった。
直下する、対カバーフォールベイト。
対カバー攻略の一つとして開発された『カバースキャット』は、小振りなサイズながらもソルト含有量40%という超高比重マテリアルのバルキーボディなノーシンカーフォールベイトです。
無駄なパーツが省かれたボディの両側面に備わる特徴的なフィンパーツにより、フックをセットしてもフォール姿勢は極めて水平を保たれ、カバー攻略を意識したスナッグレス性の高いフォルムで、狙ったカバーへと確実にフォールさせることができます。出典:デプス
今や天下一品とのコラボカラーも出現し、未だ普通に買えないほどの人気を誇るアイテムの1つ。
カバスキャのボトムジャークは、全てのワームフィッシングのシーンを凌駕した、変えてしまったといっても過言ではない。
カバースキャットは3.5inchがオリジナルでもありド定番のサイズ。
高比重でバックスライドせず真下にフォールするというのが開発コンセプトのワーム。
ここ最近はマイクロベイトに食性が偏るタイミングに2.5inchが激ハマりすることが、多くに知られて市場から消え去ったのも周知の事実。
さらに実際、発売されてから根強いのが最大サイズの4inch。
圧倒的な飛距離と、ディープや流れの強いエリアでもしっかり沈めて底取りがしやすいのが人気の秘密。
そんなカバースキャットに「3inch」が新たに追加される。
写真下、上から4inch、3.5inch、3inch、2.5inch。
並べてみるとよく分かるが、今まで3.5inchの次が2.5inchだった。
そこに中間サイズの3inchが新しく追加される。
一番の理由は「サイズ感の間が空きすぎでしょ?」。これがすべて!
カバースキャットが釣れる理由として、魚がエサを追い込みやすい壁である底に対して、移動距離を極めて抑えたドッグウォークで攻めることができること。
また、昨今のフィッシングプレッシャーで魚が浮きにくくなったこともあるだろうし、年間通してどんなフィールドでも甲殻類やハゼなどの底モノ系ベイトがメインベイトになっていることもあるかもしれない。
ハゼ系やエビ系であればサイズ的にドンピシャな2.5inch。
そこそこ存在感があってエサもバスのサイズも大きいフィールドであれば3.5inch。
ディープレンジ攻略や、オカッパリで魚のポジションが遠い(深い)場合は理にかなった4inchが効く。
そう考えると、3inchも絶対に釣れる理由が存在するはず!
なので、3inchを追加する最大の理由は「必ず釣れるから」。
■カバースキャット3inch開発秘話