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デプスニュース16 「高浮力がもたらす恩恵」バリソンミノーロングビル&カスカベル・ハイフロートモデル開発秘話【デプスニュース16】

デプスニュース16 「浮かせるだけじゃない高浮力スペック」バリソンミノーロングビル&カスカベル・ハイフロートモデル開発秘話

浮力を高めることで使い方も高まるハイフロートモデル爆誕

数ある新作プロトの中で、ヒトキワ目を引いたのがコレ。

デプスのロングビルミノー、バリソンミノーロングビル。

温故知新系のロングビルミノーだが、クランキングでもポンプリトリーブでも扱えるスローフローティング設定の3フックモデル。

過去のDVDで奥村さんがポンプリトリーブで連発していたシーンも脳裏に蘇る。

クランクベイトではアピールし過ぎるクリアアップした状況下や、バスが追い切れない低活性時において、またはショートビル・ジャークベイトのレンジでは食わせられないミドル~ディープを攻略するために生まれた『バリソンミノー・ロングビル』は、いまや定番となった早春のポンプリトリーブ、ジャーキングだけでなく、年間を通して有効な岩、テトラなどハードマテリアルにコンタクトさせるヒラ打ちメソッドやハイスピードクランキングにも高次元対応するクランキングミノーです。
BALISONG MINNOW LONGBILL
Type:SLOW FLOATING
Length:130mm
Weight:26.5g

出典:デプス

そして、琵琶湖のクランキングシーンで一時代を築きあげたディープクランク・DC-400カスカベル。

ウイードエリアやボディウォーターでのハイスピードクランキングをはじめ、ワーミングクランクというテクニックでデカバスを攻略し続けたディープクランクの名作。

ヘビーデューティー・クランキング。
ビッグバスを獲るべく開発された“DC-400カスカベル”は、強引なファイトにも耐えるビッグサイズフックを装着しながら、ヘビーラインによるスローリトリーブでさえも衰えないワイドなウォブンロールと、ウィードや障害物をしっかりとクリアできる高浮力を確保したヘビーデューティー仕様のディープダイバーです。
樹脂タングステン移動ウェイトによるロングキャスト性能はもちろんのこと、ウィードエリアでさえもボトムを手に取るように感知するリップ形状や、浮上させる事で障害物をかわせる十分な浮力を備えたセッティングは、ウィードボトムを舐めるようなトレースでビッグバスをバイトへと導きます。
また、ジグ・ワームに触れるだけのショートバイトが多発する状況下においても、テキサスリグをズル引くようにボトムコンタクトさせるメソッドがオートマチックにフックアップさせ、時として驚くべき威力を発揮することも証明されています。
ディープレンジに響き渡る威嚇サウンドとベイトフィッシュライクなフォルムでアピールする“DC-400カスカベルは、新たなヘビーデューティー・クランキングを実現してくれます。
DC400 CASCABEL
LENGTH:85mm
WEIGHT:27.0g

出典:デプス

この2モデルにハイフロート仕様が新たに追加される。

実は、この系統のルアーはバス以外に、ソルトシーンのライトキャスティングゲームで使われることがあるそうで、ノーマルのモデルを使っていく中で、どうしても変更しないといけないことも見えてきたとのこと。

特に、近海といえども海では食ってくるターゲットが大きいことが第一の問題点。

ルアー自体は問題なくとも、従来のフックではパワー負けしてしまうことから、太軸のソルト対応フックに変更した方がアドバンテージは高くなる。

近海のキャスティングで食ってくるターゲットはロックフィッシュも多く、口が堅くてファイトも強烈。

フックだけ交換すればOKだが、そうなるとフックの重量もUPするため、自ずとルアーの浮力が足りなくなるケースが目立っていた。

投げて潜らせていき、底に当てて浮かせるという使い方がメインだが、その時に浮力が落ちると回避性能も低下。

いくら潜行能力があっても素早く流していく釣り方ではストレスを感じることも多かったとのこと。

特にロックフィッシュは底に当てて誘いだすため、フックの重量で落ちたルアーの浮力は高めた方がよいということから、ハイフロートモデルの開発に行き着いた。

実は海だけじゃなくバスでも有効なのがハイフロートモデル

このバリソンミノーロングビルとカスカベルのハイフロートモデル。

浮力を高めることで、実際はバスフィッシングにもアリな基本性能を身にまとった。

元々はクランキング中心で使う2モデル。

従来の浮力で止めた時にゆっくり浮いてくるが、昨今のハイプレッシャーでスローすぎると見切らせる要因にもなる。

こういったハイプレ個体には、止めて見せるよりもハイフロートでリアクション要素を高めた方が、バイトに持ち込みやすいことも多くなってきた。

バリソンロングやカスカベルはストレスなく潜ってくれるため、シャローの底がゴチャゴチャしたエリアに送り届けやすく、もともと回避性能が高い分、底にもコンタクトさせやすいし、底質感知性能も高いのが特長。

このアドバンテージを活かしながら高浮力も活用し、意図的に浮上バイトも誘発しやすくなった。

奥村さん自身も海でライトキャスティングゲームを経験してみて気づいたことも多かったそうな。

さらに、沖縄などではロングビルミノーもショートビルミノーも非常に有効で、飛距離が稼げるバリソンミノーシリーズも使っている人がいるという話も耳に入ってきた。

ただ、バリソンミノー130やバリソンロングビルのような3フックは、あまり好まれないという話も聞いた。

そうなると黙っていられないのがdeps代表。

そのために新たなモデルを作っていた!

それが、バリソンミノー160(プロト)。

バリソンミノー130と比較すると、全体的なボリュームは段違い。

そして、フックは3フックから2フックになった。

現時点ではまだ叩き台的に製作したプロトだが、すでに生命が宿っている雰囲気もある。

ウエイトバランスやアクションなど、まだ煮詰めるところもあるそうだが、ベースはバリソンミノー。

今後、近海のライトキャスティングをはじめ、様々なシチュエーションでテストを予定。

ライトキャスティングゲームの新たな救世主となる日も近い?

 

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