釣りの総合動画サイト「Vish(ヴィッシュ)」ココロオドル釣り番組がマンサイ!
デプスニュース16 「さらなる巨大魚も攻略可能」ヒュージカスタム・ビッグゲームTUNA最新モデル開発秘話【デプスニュース16】

デプスニュース16 「デプスのマグロ竿に進化系」ヒュージカスタム・ビッグゲームTUNA最新モデル開発秘話

ビッグゲームの最終ターゲット、TUNA(マグロ)ロッドの進化系

デプスでリリースされているビッグゲーム用ロッドは大きく分けて3シリーズ。

アカメモデル、GTモデル、TUNAモデルだが、ここではTUNAモデルの進化系ロッドを紹介。

元々デプスのヒュージカスタム・ビッグゲームシリーズでTUNAモデルといえば、TUNA-733XXX(3ピース)。

TUNA-733XXX
Length:7.3ft(2210mm)
仕舞寸法:3piece/798mm
Lure Wt:MAX250g
Line:PE10/12
MAXドラグ:20kg/60°
Price:¥85,800(税抜¥78,000)
2023.12 release
※その他詳細は下記SPECに記載
モンスターマグロを仕留めるために開発されたPE12号対応最強ロッド。
3ピースながらも破断強度66kgという凄まじい強度を持つブランクは、遠投性とアクションやファイトによる身体への負荷を考慮した有効レングス4.8ft(1450mm)設定。大型ベイトパターンでもMAX250gものビッグプラグも扱え、ブランクのトルクと粘り強いリフトパワーで、底知れぬ未曾有なパワーをみせるモンスターマグロとの対峙を可能にしてくれます。

出典:デプス

奥村さん自身は日本海側にテストを兼ねて出撃しているが、昔と比べて違うのは、魚のサイズ変化。

なんとアベレージサイズが巨大化しているという状況になっているとのこと。

実際、巨大マグロをキャッチしてきたTUNA-733XXXならば150Kgまでは大丈夫と思っていたそうだが、日本海・京丹後エリアの魚の巨大化で、釣れる可能性のある魚の重さは200Kgもくだらないという。

200Kgにもなるとまともなファイトじゃ太刀打ちできない。

もちろん、全幅の信頼を置いていたTUNA-733XXXだけでは・・・という思いもでてきた。

ロッドを曲げてのファイトはタックルが大丈夫でも人がもたない。

そう考えて現行のTUNA-733XXXを少しリファイン。

まずはTUNA-743XXXを開発。

そして、TUNA-783XXXも同時に着手。

奥村さんの釣行は基本的にロケかテスト。Vish リアルアジャストのようにロケ中でもテストに勤しむこともある。

そんなこんなで新モデルプロトの743XXXと783XXXをフィールドに持ち込んで再度テスト。

その時に垣間見たのは、とんでもない巨大マグロ。確実に魚が巨大化しすぎている。

このままではヤバい。

そう感じた奥村さんが即座に製作したのがコレ。

TUNAモデル最強となる、ヒュージカスタム・ビッグゲーム MONSTER TUNA-753XXXX。

7ft5inchの3ピースで破断強度が80Kg/90°!

これほどまでに負荷が加わると人が持って耐えられる強度ではないため(ロッドよりも先に人が負ける)、テストサンプルを専用の機械で計測した数値ではあるが、まさにとんでもないモデルが完成した。

近年、巨大化したマグロで200Kgオーバーともなるとコイツで決定という奥村さんも納得のロッドが登場予定。

仕舞寸法は遠征&釣行スタイルに合わせた設計

ヒュージカスタム・ビッグゲームシリーズのTUNAモデル。

すべて3ピースの設定だが、グリップジョイントの2ピースになっている。

携帯性を考慮して仕舞寸法は80cmほどになる。

実際、マグロ狙いのアングラーは飛行機で移動する人もいるが、マグロの出没地点をリアルタイムで追って移動することが多いため、車で釣行する人が多いそうな。

そのため、あまり細かいジョイントではなく、ブランクは2ピースでグリップジョイント。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Vish(@vishjp_ig)がシェアした投稿

ここから話はTUNAからGTに

奥村さんのテストや実際に格闘した巨大マグロとのやり取り&釣果実績を通じて、納得の完成度になり発売となったTUNA-733XXX。

このロッドはご存じ、プロアングラー・徳永兼三さんにも高い評価をもらったそうで、徳永さんから直接、海外遠征のGTに使ってみたいという話が舞い込んできたそうな。

ただ、TUNAモデルは車移動に寄せた3ピースで飛行機での移動となると状況を選びますという話を聞いた徳永氏は、じゃあ無理ですね・・・となった。

そこで特別に製作したモデルが存在。

ヒュージカスタム・ビッグゲームシリーズGTモデルの最強ロッド「GT-784XXX MONSTER GT(仮称)」。

ベースとなったブランクはTUNAー733XXXで、GT用ロッドというよりもパワーはツナロッドに近い仕上がり。

元々3ピースだったTUNA-733XXXを4ピース(グリップエンドも脱着可能)に仕様変更。

海外遠征先のGTのサイズやパワー、シチュエーションに対応できるヘビータックルでも扱える完成度になった。

GT用ロッドとしてはオーバースペックに近いため、MONSTER GTというネームに変更。

どのジャンルでも1本あれば大丈夫というルアーロッドは存在しないが、ものスゴい勢いで新たなモデルが登場しているヒュージカスタム・ビッグゲームシリーズ。

奥村さん的にも増えてしゃあないらしいが、これも必要性を追求した結果!

この記事のエピソード
デプスニュース16 「さらなる巨大魚も攻略可能」ヒュージカスタム・ビッグゲームTUNA最新モデル開発秘話【デプスニュース16】NEW
番組TOPへ