キムケン木村建太が手掛ける最新プロト
キムケン木村建太が手掛けるイヴォークシリーズの最新プロトも披露してもらった。
まずはイヴォークバイブ。
ウエイトを内部ではなく外部に設置し、低重心化を図りながら理想の回避性能やアクションを具体化。
詳しくはVish キムケンスタイルvol.19をチェック!
そして、キムケンがバスマスタークラシックで優勝するため、秘密裏に作り込んでいたクランクが、イヴォークフラット。
イヴォークはラウンドボディのクランクシリーズだが、イヴォークフラットは、かなりコンパクトなフラットサイドクランク。
開発コンセプトはイヴォークシリーズ共通だが、ラウンドボディではなくフラットサイドボディじゃないとダメというキムケンの強いこだわりが生んだアイテムの1つ。
飛距離が稼ぎにくいフラットサイドクランクだが、空気の受け方や流れ・逃がしも計算したボディデザインで、とにかく飛ぶとのこと。
秘密裏かつ独自進化を遂げているイヴォークシリーズのプロトのため、最新の状況は不明。
作者であるキムケンの解説や構想はコチラで要チェック!
奥村さんが気になるイヴォークバイブのコダワリは、やはりウエイト。
コレについては何度もやり直しつつ、形状や位置も変えながらテストしていた。
自分の理想に向かって突き進む猪突猛進なモノ作りもキムケンらしい。
そして、もっとも新しいタイプのプロトも披露。
イヴォークシリーズのバズベイト、イヴォークバス。
2023年のキムケンスタイルで初披露してくれたアイテムの1つだが、2024年の旧吉野川ロケではさらにコンパクトになったモデルを投入していたのは記憶に新しいところ。
バズベイトの命でもあるペラに、イヴォークゼロシリーズでお馴染み、こだわりの真鍮パーツを採用。
現時点ではこのパーツを搭載して独特のサウンドを引きだしている。
アメリカのトーナメントシーンでは、とてつもないビッグウエイトを引きだせる強烈にハマるルアーをマネーベイトと呼ぶが、イヴォークバズもキムケンが自分のマネーベイトとして作り込んでいる一品。
ペラのサイズは2種類で、軽い方は1/4ozほどだったような。
重たい方は1/2ozクラスで、ペラがヘッド部に当たるようにも設計していた覚えがある。
狙うシチュエーションや使い方でバズベイトも使うタイプが変わってくる。
必要なシチュエーションがあるからこそのサイズ展開なのでは? と思う奥村さん。
イヴォークバイブはかなりの完成度まできているそうだが、イヴォークフラットやイヴォークバズはまだまだ作り込み中。完成を待つべし!