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デプスニュース16 「今までにないオーラと可能性」ビリケン開発秘話【デプスニュース16】

デプスニュース16 ヤバい雰囲気しか感じない「ビリケン」開発秘話

マジで危険な香りしかしない。そんなヤツ進めてます

ビッグベイトやワイヤーベイトなど数々のプロトタイプが並ぶデプスニュース16のアイテムの中で、特に異彩を放つモノがあった。

カラーリング的にも、フォルム的にも、どこかで見たことがあるように思っていたが、まさにそのもの。

ビリケンさんでした。

関西にゆかりのある方はご存じかもしれないが、大阪の通天閣にあるビリケン像が有名。

足をかくとご利益があるとされる幸運の神の像。

なぜコレが奥村さんの元に飛び込んできたのか?

奥村さんいわく、とあるビリケンさんの版権を持っている所がビリケンさんというキャラを、再度盛り上げたいということから、いろいろな企画を進めていたのがキッカケ。

その時の話では、このビリケンをワームにしようと製作していたそうだが、ここで奥村さんの一声!

いや、これワームじゃダメでしょ!

何かを感じた奥村さんは、うち(デプス)で作ってみましょか?ということで原形を作ることにしたそうな。

作ってみましょかとはいったものの、なかなか難航したのが、顔。

ルアーといえば魚やエビなどの生物が一般的だが、人の顔っぽいモノをルアーで作るとなると非常にムズかったらしい。

データを見ながら削っても誰?みたいになって一筋縄ではいかなかったのが、このビリケンさん。

そんな手間を加えつつ、ルアーとしてのギミックも盛り込んでいる。

背中にある板のようなモノをリップに変換。

ワームではなくハードベイトで、リップを付ければ性能の幅も広がる。

ボディはジョイントで、リップはセミワイドタイプ。

ジャンル的にはジョイントウェイクベイト。

最終的にはかなりまとまったデザインで、特長的な顔や身体も忠実に再現。

ボディはジョイントでフックも2カ所。

さらに、机などに置けるようということで、ジョイント部も収まりのよい構造を採用。

フックが見えても見えなくても、完全にビリケンさん型ハードベイトとして完成!

ひとまずフォルムや構造はひと段落したが、どういったかたちで販売されるかは今のところ不明。

特に今年は万博が開催されるので・・・とか、専門のショップが・・・とか、いろいろ話はあったような、なかったような。

このビリケンさん、はたから見ればシャレでやってると思われそうだが、出来上がってみると数々の機能美に気がついたとのこと。

まずはジョイント部のリアボディ。

ちょうど脚の部分が上を向いているが、泳がせた時にココで水を噛んでくれる。

水を噛んでくれるのと、動くことで泡をだし、ジョイントボディ自体のギミックも発動。

想像以上のサウンドアピールを発生!

奥村さんもコイツは侮れないと直感で感じたらしい。

今回もかなり多くの新作プロトが集められたが、これら全部を軽く一蹴する破壊力を秘めたルアーなのかもしれない。

とにかくマジで危険な香りしかしない。そんなビリケンさんも2025年に登場予定。

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