デプスでは、かなり昔から開発していた経緯のあるメタルジグがある。
これは、デプスルアーファクトリーでソルトゲームをこよなく愛する人物により制作されたアイテム。
話によれば、ソルトゲームではデスアダーが非常に釣れるようで、あのリブに秘密があるということから、リブボディのメタルジグも釣れるのでは? ということで、ソートー昔からプロトで製作して実釣を重ねていたモノ。
メタルジグ(30g)プロトタイプ
奥村さんいわく、このメタルジグを皮切りに「デプスがソルトルアー部門に切り込んでいく!」のではないそうだが、以前のプロトはリアフックの代わりにボールチェーン(お風呂や洗面所にある栓に付いてるアレ!)をセットしていたほど。
いろいろな工夫を加えられていたのはワタクシ記者も昔から知っている!
それが時間を経過するごとにブラッシュアップされ、現在の形状にたどり着いた。
デスアダー譲りのリブボディで、水の掴みも想像以上なのか、ロックフィッシュや青物に対してすこぶる反応がよい。
今までカラーリングやリブ形状もいろいろトライしてきた中で、たどり着いた答えの1つが、この塗装パターン。
ボディにグロー塗料を乗せてから表面に転写ホログラムシートを張ると、リブの間だけ転写ホログラムが届かないので、グローが丸見え状態になる。この明滅効果が絶妙なアピールを演出!
ほかのメタルジグにはないパターンかも⁉
腹側はグローがつながっているので、常に海中で光っているのは間違いないところ。つまり、グローアピールに弱いタチウオにも威力を発揮してくれる。
強すぎず弱すぎないグローアピールとホログラムのフラッシングで、青物全般、ロックフィッシュ系すべてを網羅できるアイテムに昇華!
昨今大流行のライトショアジギングはもちろん、オフショアからのマイクロジギング、スーパーライトジギングでも真価を発揮してくれそう。
30gは硬めのエギングロッドでなら扱えるので、エギングの合間に使ってみても面白いアイテム。
ちなみに今期、神戸エリアの沖堤防ゲームではタチウオやサゴシが荒反応!
今夏にデプススタッフさんたちと神戸エリアの沖堤防でソルトゲームを楽しんできたが、その時もプロトメタルジグが炸裂!
真っ昼間から夕方すぎまでタチウオやサゴシなどがプチラッシュ! ワンピッチでシャクってフォールでも、タダ巻きでもアタりマクっていた。
何だかみなさん、ジグはピンクが好きなのか⁉ プロトの段階でも釣果実績は十分!
その時の模様は、「depsスタッフによるオフィシャルブログ」でも取り上げてもらっています!
この時、みなさんが使用していたロッドは、2019年にメンバー限定発売された「サイドワインダー・LSJMS-902ML ライトショアジギングモデル」。
出典:デプス
30g前後のジグが扱いやすく、サゴシやハマチ、タチウオを掛けても余裕。硬すぎないためシャクリ疲れしないライトショアジギングロッド! 2020年も再販予定かも⁉