ジグの存在をさらに強いものに変えるキムケン直伝テク
今回キムケンがメインにしたのはスイミングジグ展開の「ジグスト」。実はアメリカでも日本でも状況が分からない時に使用するテクで、ピンでも広範囲でもスピーディにサーチできて食わせることが可能。ジグストは投げて巻くのではなく、ラインテンションの張ってゆるめてをシェイクで続けながら巻き続けるというもの。ラインを弾きながらラバジを泳がせるミドストのようなイメージが分かりやすい。
こうすることで、ラバジの存在をさらに強い物体に変えることができ、バスに見つけさせて追いかけさせる。つまり、浅い場所から深い場所まで探れて、ガード付きラバジのためカバー絡みの場所もタイトに攻めることが可能。さらに、トレーラーを変えるだけで巻きも撃ちも使い分けることができる。サーチも食わせも可能で、ジグウエイトをローテすれば水深も幅広くカバーでき、泳がせるスピードも調整可能というマルチな使い方がキムケンお気に入りの理由。
想像以上に破壊力のあるキムケン的スイミングジグ「ジグスト」、ぜひお試しを!
強制的にスイッチを入れるスポットはココ
フィーディングの個体は基本的にシャローまでベイトを追い込んで食うため、沖側からシャローの障害物や護岸に追い込ませるトレースコースで泳がせることが大事! 岸沿いを泳がせて障害物に当ててやることで、強制的にスイッチを入れることも可能だ。
春は地形変化のエグレにも付きやすい時期。特にハードボトムや減水でブレイクが露出している場所はかっこうの付き場。岸からナナメ切りでトレースする時も必ずエグレを絡めるようなトレースコースがベスト。急な食いあげバイトもあるので足元まで注意!