増水&激濁りで期待していた状況だが、現実は・・・
キムケンスタイル3回目はリザーバー、奈良県の老舗フィールドでもある津風呂湖に出撃。津風呂湖は台風の影響をモロに受け、一時は満水からさらに増水してパーラーつぶろの少し下あたりまで水があったそうで、当然ながら大放水。さらに追い討ち的に台風がくる予測だったため、放水ペースは尋常ではないほど。もちろん濁りは濃いめのカフェオレ状態といったところ。
出船前は濁りと増水の恩恵があるはずと鼻息荒く湖上にでたが、今置かれている状況にキムケンが気づくまで時間はそうそう掛からなかった。その中でキムケンが展開したのは、濁りの中でも気づかせることができる強波動モノでの横の攻め。そして、増水してから時間が経つことでクリアアップするエリアもあることからフィーディングビッグ狙いの水面系。これらを軸に本流と香束筋の最上流以外はすべてチェック。そして待っていたのがショートバイト数回のみ…。
このタフさを打開するため、この状況下で考えられる魚のポジションや動きを予想し、バイトを引きだす独自の新しい引きだしを持ち込み、挑んだ翌日。強烈な濁りはあまり変わらないが、さらに進む減水。そして強烈な冷え込み。状況は一段とキビしくなったが、キムケンが持ちだした新たな引きだしが的中!! デカバス連発という狙い通りの展開を実践してくれたのでした。
なかなか遭遇しないが、激濁りや増水、大減水などの状況激変コンディション。そのタイミングに向き合った時は、今回のキムケンスタイルを実践してみては?