ロケ前日に台風が直撃&通過! 季節は強制的に進行
キムケンスタイル6回目は、ため池オカッパリ攻め。ロケ前日は台風が直撃したため、すべての状況がリセットされたうえ、夏っぽかったコンディションから一気に肌寒い季節に強制的に進行。なぜか状況激変時にあたるのがキムケンスタイルのロケ…。
フィールドは全面激濁りで増水。しかし、状況変化はピークをすぎたところで安定に向かっている状態。水中は晩夏なのか秋なのか、見ためで判断がつかないため、キムケンが状況判断も兼ねて展開したのが「巻き」と「撃ち」の両極端な攻め。キムケン的には、「濁って増水=クランク&チャター、スピナベが一般的な答え。でも、それで釣っても普通すぎますよね?」ということで、確実にサイズを選べる巻き展開と、ハメることでさらにストロングさが増す撃ち展開を状況に合わせてローテ。
この時点で、キムケンと記者の頭の中に「秋のマグナム攻め」という言葉もよぎったが、予想通りにいかないのが、秋シーズン。状況は日替わりどころか時間替わり。行く先々で水況や魚のポジションは異なる状態で、その場その時で臨機応変に合わせていく器用さも求められた。
そのややこしい状況の中、キムケンは独自の展開をマメにローテし、これぞまさにキムケンスタイル! という立ち振る舞いでデカバス連打につなげてくれた。
規格外と思いきや、そこででた釣果こそ本当の答え。今回実践したキムケンスタイルで、ぜひとも答えを見出してほしい。