状況がよい池ではスローに誘える水面系、状況が悪い池では速さと音で広範囲をサーチできる水面系。これらをフィールドごとに使い分けたオニちゃんは、初夏ならではのエキサイティングな水面バイトを引きだし続ける!!
晴天の午前中はスローな食わせ系、フロッグ
晴天の午前中は水が悪く感じた野池だったが、曇天で気温が下がったタイミングで入り直すと水も落ち着いてよく感じたため、スローな食わせ系のフロッグを投入。
ランガンしながら状況の良し悪しを確認し、ふと状況がよさそうな野池に到着。水面は泡だらけで吹き溜まり状態ながらオーバーハングのシェードとヒシモ&ウイードで悪い水をうまくブロックしているようなシチュエーション。ここでオニちゃんが取りだしたのはスカッターフロッグ。岸沿いシェードから沖側に向けてアクションさせていくと岸手前に生えるヒシモの沖側で水面が割れ、45㌢の回復系ビッグがバイト。
魚のポジションは岸沿いではなく少し沖側ということは、岸沿いの水を嫌っている証拠。安定した水は少し手前で、そのシェードにヤル気のある個体がポジション。そこでスローな食わせ系のフロッグがドンピシャでハマったのだった!
岸近く生命感を感じたため、ヒシモ+縦スト(アシ)が絡む岸沿いにスカッターフロッグをキャストし、岸近くのヒシモをネッチリ攻めると一撃でバイト!! ところが魚はめちゃスローで、バイトしたけど重さが乗らない。そのまま誘い続けると再びバシャっと水面が割れ、オニちゃん印のフルフッキングに成功!! あがってきたのはゲロ痩せながら積極的にフィーディングしはじめたアフター回復直後のデカバス49㎝。
魚がスローで沈んだ時は速さと音のバズベイト!
天候が目まぐるしく変化し、魚を浮かせるのに理想的な晴れから苦戦必至の雨に変化。この時期は特にお日さんが大事なのだ! 水面を叩く雨の影響か、魚も岸から消え、レンジも落として水面に反応しなくなった。ここでオニちゃんが取りだしたのがバズベイト!
晴れの時は岸沿い、または岸を向いていたため、レンジを落としたならば、さらに一歩手前のチョイ沖を回遊する個体を狙う。ただし、思っている以上に魚はスロー…。ならば威嚇系ルアーのバズで何度も同じ場所をトレースしてリアクション全開でアプローチ。すると結果は予想通りに返ってくる!! ランガンしながら、水が悪い場所ではバズベイティングでトレースし続けてバイトを誘発することに成功!
状況のよいエリアではスローに誘える食わせ系トップ
そして、シロ掻きの水が入ってなく、状況的によい池やエリアでは、スローな食わせ系アプローチでじっくり狙う。
護岸沿いでチョイ沖にヒシモが生えるエリアにゲーリーウィッチをキャストしてネチっこく動かして岸にいるベイトを演出。ヒシモの沖側にポジションするバスを引っぱりだす作戦でアプローチすると、答えはあっさり!! ほっそり体系ながらアフター回復系の46.5㎝!