名無しのジャイアントスイムベイト、ついに最終!?
このうえないインパクトとボリュームで、見た人の脳裏にいつまでも焼き付くビゲストスイムベイト、FUNA。
フナ型スイムベイトというか、全てを凌駕する規格外のジャイアントスイムベイト。
どうせ作るからには突き抜けたモノを! という発想から開発に着手したアイテム。
片手で持つには重たく感じる重量と質感、本物のヘラブナよりもデカいんじゃないかと思わせる存在感。
浮かせておいても動かしてみても、すべてにおいてインパクトしかないのがフナ型スイムベイト。
初代ができあがった時、奥村さん的には、この背っぱり感といい、フォルムや質感も気に入っているが、デカすぎて針に掛からんやろ! というのが本音だった。
ただこのフナのパワーはホンマもので、チェイスは無数、ロクマルクラスが何度もかじりにきたりなど、想像の上をいく集魚力。
ところが、超デカバスが猛ダッシュでアタックしてくるが、どことなく躊躇しているようなシーンにも幾度となく遭遇したとのこと。
それほどまで強烈なパワーを持っているフナだが、投げるのがとにかくしんどい。
初代のウエイトはおそらく1Kg越え。体こう(背丈)は13.5cm!
とにかく重すぎた。
そこで二代目は少しスリムにしたが、まだしんどい。
ほかの人に試してもらう(投げてもらう)のも難しい状態だったので、思いきってスリムにしたのが、今回の三代目。
全長はギラギラコウゲキとほぼ同じで、ウエイトは28oz(800g)。
持ち方によっては35cmぐらいのバス釣れたかなぐらいらしい。
deps奥村さんですら数投すれば肩が痛くなる時もあるらしいフナのヤツ。左から初代、二代目、最新版の三代目。少しスリムになったがクソ重いです。
Vish デプスニュース⇨https://t.co/DYJ0WNUO6N#deps #バス釣り #巨大魚 #奥村和正 #デプスニュース #depsnews #フナのヤツ #Vish #lurenews pic.twitter.com/MIQi2h2HyA— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) February 3, 2023
必要性を感じたのは池原ダムで遭遇した衝撃的なシーンから
元々は、池原ダムでレイダウンの根元に隠れていたモンスターバスの群れが、ルアーは一切見向きしないのに巨大なヘラの群れ(ヘラボール)が近づいた瞬間に消え、戻ってきたと思ったら、口からはヘラブナの尻尾、エラからはウロコがこぼれ落ちていたとのこと。
ヘラブナ以外に何も興味を示さない。それならば、こういったモノがあれば釣れるかもと製作につながった。
こういうデカいヘラブナが丸呑みされているシーンは何度も目撃していたので、率直にヘラブナ型のルアーがあれば釣れるのでは? という思いが現在のフナ型スイムベイト開発の経緯となっている。
※名称は鮒重(ふなじゅう/FUNAJU)に決定(2024年9月)。
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