トミー敦が語る「1gジグヘッドのススメ」
トミーが展開したアプローチはジグヘッドリグ。これはアジングの基本的なリグであり、ジグ単(ジグヘッド単体/単体ジグヘッドの略)と呼ばれるもの。いつでもどこでも釣れるリグで、アジングでは外すことができないアプローチ。
ただ、ジグヘッドといっても今や様々な形や重さがあって、一概にコレ! というモノはない。アジンガーそれぞれの好みで選ぶのがベスト。
そんな中で大事なのが、基準として使いやすい、水中をイメージしやすい「重さ」にある
トミーが提案する重さは「1g」。一般的なアジングロッドで扱いやすく、少々風が吹いてもキャストできる重さ。この1gを基準として、その釣り場でキャストした時に1gジグヘッドが何カウントで底に沈むかをしっかり把握することで、状況に合わせたローテーションがしやすくなるとのこと。
アジングのフィールドでは風もあれば潮流もあるし、干満で水深も変化する。また、使用しているロッドの種類やラインの太さも人それぞれ異なるため、1gなら決まったカウント数で底に着くと言い切れない。そのため、その時々で「1g」なら何カウントで着底するかをしっかりイメージできるようになっておきたい。
この重さならラインを送り込んでいけば・・・、ワームのシルエットを小さく・・・など難しく考えすぎず、まずは単純に、この場所は1gなら20カウント、じゃあ2gなら10カウントで底に着くという考え方が大事! これがあってはじめてジグヘッドのウエイトローテの重要性が実感できる。
トミーが愛用しているジグヘッドは、ティクト・アジスタ
アジスタは、ヘッド形状もシンプルで非常にベーシックなアジング専用ジグヘッド(ヘッド先端部に特長もあるが、これについては別コラムで詳しく解説)。
フックサイズ別に、SSは0.2-1gまでの5モデル、Sは0.4-1.5gまでの6モデル、Mは0.8-3gまでの8モデル。
出典:ティクト
アジングの基本であるジグ単では、自分の基準となる重さのジグヘッドを使うことで、さらにジグ単の世界観は広がるはず!