岸釣り仕様のまま、今回はボートからアジング！
今回は、トミー敦のあじすた！でも初となる、ボートからのアジングに密着。
ここ最近、非常に人気のあるジャンルとなったのが「ボートアジング」。行ったことのある人も多いはず！
今回は、ただボートから釣るだけではなく、オカッパリのタックルをそのまま駆使したアジングを展開！
今回お世話になったのは、広島県呉市から出船の海猫丸（うみねこまる）さん。
瀬戸内海の豊富な旬のターゲットを狙って広島・呉エリア中心に出船している遊漁船。
ボートアジングと聞くと、一般的には深場を釣るバチコンだったり、ライトで魚を浮かせて釣るパターン、ストラクチャーを撃っていくパターンなど楽しみ方も様々。
今回は、オカッパリで使っているタックルそのままで、漁港から狙うのと同じようなシチュエーションやリグを使ってボートから釣るというもの。
ただ、現場となった広島市～呉エリアといえば名物的な環境変化がある。それは「激流」。
瀬戸内海をはじめ、海峡エリアや島周りでは、この激流といかにうまく向き合うかが、連発パターンに近づけるキーとなる。
ファーストポイントは水深約12ｍ前後。
ここからトミーのボートアジングがスタート！
オカッパリ用タックルで釣りにくいこともなく、トミーは表ー中層を釣るセッティングと、ボトム付近を釣るセッティングを用意。
激流と向き合うため、秘策として用意していたのが「アジスタ！TG」のMHモデル。
抵抗が少ないタングステン製のアジスタ！TGを、シチュエーションや状況に見合った重さのSとMHでローテーション。
スロースタートなトミーを尻目に、呉エリアがホームのTICTアンバサダー・吉川さんはスタートダッシュに成功！
さらに、広島といえばこの人！ ご存知、TICTアンバサダーの谷野さんも次々にヒット。
ボトムからちょい上のレンジだそうです。
置いて行かれるとかいいつつ、みんなでいろいろ探り探りで楽しめるのが、アジングのイイところ。
ボートアジングは、周りでアタっているレンジや釣り方、リグなどもその場その時で確認でき、なおよろしい感じ！
数釣り勝負でもサイズ勝負でもない、ボートアジングならではの楽しみ方を模索していく中で、ついにパターンを発見か？
シチュエーションに合ったリグを試していく中で、ついにやってきた激流タイミング。
ここで繰りだしたのが、秘密兵器じゃないけど今回の秘策！
スプリットリグとジグ単を水中環境によって使い分け、さらにはテストサンプルのアイテムやカラーも投入して、その場その時の再現性を探しだす！
その時の状況とリグ、または使い方が合致すれば答えは素直に返ってくるのがアジングで、ボートからはその性質が非常に色濃いといえる。
その後は想像以上の激流モードとなるが、歴戦のツワモノ・トミー敦はパターンを見つけると続々とバイトを誘発!!
プロトモデルの感触もつかみながら良型アジを連打！
ブリリアント1.8inchなど、ほかにもテスト中のサンプルでもキャッチに成功。
アタるレンジがまとまれば、船中みんなにハッピーバイト連発!!
この再現性の高さがボートアジングの面白さ。
オカッパリでやっていることがそのまま通用するし、ボートで試して結果が付いてきたことはオカッパリでも同じように使える。
穏やかな湾内でのボートアジングと違い、エリア独特の「激流」をどう味方に付けるかで大きな差がでる瀬戸内ボートアジング。
■Vish トミー敦のあじすた！vol.13本編
