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“たくみづけ シーズン7 伊藤巧にクギヅケ!たくみづけVol.12「流れを見抜く川バス攻略 in 五三川」

たくみづけVol.12 「バスも丸呑み!シェイク巻き展開【マルノミフラット60】」

ウワサのマルノミフラット・シェイキーテク炸裂!

朝イチからポッパー・タフバグ65で手早く水面をサーチしていたたくみだが、水面への反応がイマイチだったことから次にローテしたのはクランクベイト。

そのクランクベイトが、マルノミフラット65。

マルノミフラット60
魚の活性が高くないニュートラルな状況でもスイッチを入れることができるハイピッチ小型フラットサイドクランクが「マルノミフラット60」です。バランスの取れた仕上がりにより、通常のクランクベイトでは攻めきれないようなヘビーカバー周りも難なくこなし、狭いストライクゾーンの中でもキビキビと動くことのできるハイパフォーマンスな性能を実現。“まるのみフラット”という名前の由来は、ボディサイズからは考えにくいようなビッグサイズのバスが、丸ごと飲み込んでしまうくらいの深いバイトをしてくるから。低水温期から魚の体力が上がりきらないスポーニング明けの時期まで、フラットサイドクランクならではの強過ぎない力を十分に発揮します。レギュラーシーズン中でも無風状況やサニーデイなど、巻きモノはちょっとダメかな、と考えてしまうような日にこそ、真っ先に投げていただきたい超絶フラットサイドクランクです。

出典:ノリーズ

偏平ボディで小ぶりなフラットサイドクランク・マルノミフラット60は潜行深度はMAX1.5mほど。

巻いても使えるクランクだが、実はシェイクしながら巻くシェイク巻き、通称・シェイキーが面白い!

フックはフロントにピアストレブル#7、リアはピアストレブル#6に変更。

キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?

魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。

実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。

出典:リューギ

わりとペタンコなボディだが、横倒れしても水を押すボディバランスと、移動距離を抑えに抑えたハイピッチアクションが特長のアイテム。

このカラーは、たくみが手掛けたディケーターシャッド (ボーン)。

実はこのカラーにキモがあるとのこと。

ブラックバックでボディサイドが白、お腹にチャート、ノド元がオレンジという配色。

シェイクして巻くとボディが倒れ込んだ時にしろ、チャート、黒と大きな明滅を発生しやすい配色。

ボトム付近を叩いている時は、バスの目線からだと黒から白の色覚変化を発生。

その逆からだとチャート、オレンジ、白という具合に視覚でも強烈にアピールする仕組み。

さらに、ケイムラ塗装でUVアピールという隠し味も封じ込まれている。

そんなTakuitoの手がけるカラーをイジったショート動画はコチラ!

 

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たくみが知ったのは田辺さんから直々レクチャー

元々は、ノリーズプロスタッフ・福永さんが田辺さんとの撮影で、シェイクで巻く使い方を教えたのがキッカケ。

たくみは田辺さんから教えてもらったとのこと。

教えてもらって亀山ダムで使った時もスゴかったそうだが、とにかくバイト数もバイトの姿勢もスゴかったらしい。

ただ今回は2回目で、まだ完全に把握できてないとのこと。

朝イチのタックルはポッパーも併用でHB630Lに右巻きのカルコン100だったが、右利きの人は利き手でロッドを操作する方(左巻きリール使用)が動かしやすいとのこと。

動かすコツは、ロッドティップでラインスラックを叩く要領でルアーに適度なテンションを与え続ける。

リールはシェイクしながら巻き続けるだけ。

すると、マルノミフラット60は左右に大きくフラッタリングしながらその場で大きく倒れ込んでくれる。

移動距離も極めて少ないので、魚もついてきやすく、浮かせやすい。

あとは、自分の目で見えるレンジをルアーを見ながらトレースしてくることが大事!

表層をメインにトレースするマルノミフラット60のシェイキーだが、リップのおかげで巻けば最大1.5mほど潜ってくれる。

もし表層付近をトレースして反応がなくても、着水して巻けば潜るので、潜らせたそのレンジでシェイク巻きすれば、少し深いレンジでもシェイキーアクションを演出できる。

ポッパーにはでないが、マルノミフラット60が泳ぐレンジなら魚を引っぱりだせることも多い!

もし魚が一段下にポジションしている時は、表層よりも下でシェイク巻き!

マルノミフラット60のベストタックルはコレ!

たくみが使っていたタックル、朝イチのみロッドはロードランナーヴォイス・ハードベイトスペシャルHB630LにPEラインだったが、田辺さんから教わったベストなロッドは、HB630LL(タックルは別コラムで詳しく紹介)。

「HB630L」をベースに、よりライトな領域を繊細にこなせるようにチューニングしたアイテム。小型のクランク、シャッド、トップウォーターなど従来スピニングで扱っていた7g未満のルアーを、スピニングより太いラインでカバー周りへ送り込むことが可能。また小型プラグの小さな引き抵抗でもしっかりとティップにため、水を絡ませながらリトリーブできる繊細さを備えています。ショートバイトが多発し、グラスロッドを使いたくなるような状況でも最高の性能を発揮。軽量ベイトフィネスリールとも好相性で、プラグゲームを高次元でやり込めます。

出典:ノリーズ

マルノミフラット用で持ち変えたタックル、リールは左巻きのアルデバラン31HGをセット(普段は右巻きリールをメインに使用)。

ラインはR18フロロハンター・タクトの12Lbを巻いていたが、これはフロロラインの自重でルアーのレンジを少し下げるため。

しなやかな糸質で高い操作性と飛距離を生み出し、さまざまなルアーフィールドに対応。
■カラー:クリア

出典:シーガー(クレハ合繊)

ハードベイトのマルノミフラット60は、ショートキャストもロングキャストも使えるため、表層から少し下のレンジまで幅広く扱いたい時は、しなやかで強さを持つフロロラインがオススメ。

朝イチは釣果よりも状況把握に時間を費やしたが、わりと早い時間帯にバスからの反応を引きだすことに成功。

状況把握と生きているエリアを探す段階で、魚はいるか、食ってくるかのサーチ。サイズはそのあとだが、食い方を知るとやめられないのが、マルノミフラット60のシェイキー攻め。

魚が意識するエリアを絞り込めれば、あとはルアーを合わせていく。

この日は水面よりも少し潜らせた方がバイトやチェイスも多く、魚のコンディションにルアーの特性が合っていた。

上流部ではシェードがかぶる護岸沿いでいきなりバイト!

そのさらに上流では流れがわずかに発生した瞬間、川の真ん中を泳いでいたデカバスが鼻息荒くバイト!

平日でも人が多く、プレッシャーが掛かっていない日はないともいえるシャローだらけの五三川で、ハードベイトにこれほどまでの反応はスゴいのヒトコト!

使い方やインパクトもあるが、一番大事なのは、反応する魚のいるエリアにたどり着くこと!

ヤル気のある魚がいるエリアを探しだし、そこからさらに絞り込んで状況に合ったルアーをプレゼンテーションしてハメるのがTakuito伊藤巧の真骨頂! 今回はマルノミフラット60がものの見事にハマった!!

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