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三原節 シーズン5 三原節[みはらぶし]其の拾伍(vol.15)「淀川でロクマルを斬る!」

三原節[みはらぶし]vol.15 「NEXT淀川ゲーム! 狙いはロクマル」

淀川の60UP攻略に的を絞った三原直之チャレンジ企画

三原節 其の拾伍(vol.15)は、ミハラが生まれ育った大阪のメジャー川バスフィールド「淀川」に舞い戻った。

季節は少し前のタイミングで、下流はスポーニングモード全盛の4月中旬。

淀川といえば、過去の三原節でも訪れているため、今回は淀川のロクマルサイズだけに照準を合わせたチャレンジ企画で突撃。

前回の淀川編では、城北エリアをランガンし、見えバスを追いかけ、3kgUPのデカバスをアベンタRSで食わせたシーンがもっとも印象的だった。

ただ、贅沢をいえばロクマルには届いていなかった。

ちなみに前回はコチラ!

前回はアーリーサマーのタイミング。今回は、あえて春ど真ん中だけれども下流エリアはパスして上流エリアがメイン。

そのため、エリアの回り方はまったく別ルートを想定。

そんなこんなで、ミハラの淀川ロクマル狙いの旅が開始。

下流を切って上流に絞った理由とは?

淀川で、しかも春シーズン中盤といえば城北ワンドなど下流エリアがメインになる。

そこをあえて上流や中流に振った最大の理由は、60cmを超えるデカいヤツほどスポーニングが遅いから。

潮回りに支配されやすい春シーズンだが、急な雨や冷え込み、減水や増水、気温低下や水温低下が重なると、デカい個体ほど、わざわざリスキーな条件でスポーニング行動は起こさない。

特に今春は極端な気候で冷えることも多かった。そのことから、春というよりも早春に近いモードのプリスポーン狙いを敢行。

特に今回は満月大潮のタイミングに絞って日程を調整。

もしスポーニングベッドがあればこちらが思っていた状況ではないため、スポーニングに入る前の個体を探しだす展開となる。

季節感が進んでいれば確認できる個体数は増えるが、その分、お題のロクマルクラスは非常に難しくなる。

初日はシャローというよりも、一歩手前の深いエリアも触れる場所がキーになると想定して上流エリアからサーチを開始。

朝イチ(実際は7時過ぎてから)に上流・前島エリアをサーチするも、浅い場所に魚がいない。

それはそれで好都合! スポーニングは始まっていないことを確信。ただ想定外なことも起こった。

見えバスはほとんどいないと思っていたところ、淀川らしからぬ情報量の多さに悩まされる状態に突入。

そういった状況だったが、ミハラが考える魚のポジションを素早くチェックしたところ、デカバスほど春ど真ん中の状況ではなく、早春に近いポジションだった。

ここで少し怖かったのは、普段ならデカバスが見えてもそれっきり。それが淀川。

ロケ時は1回ではなく2-3回も遭遇したため、奇跡的な状態だった。

その中には推定ロクマル超えの個体もいた。それも意外な場所で!

スポーニングに関係なく、流れを遮る所で、一度は食ったであろうウナギを探して待機しているデカバスだった。

ただ、それだからといって釣れるわけではない。その魚をミスれば完全終了!

ここ近年、淀川は多くのプロアングラーが訪れるフィールド。関西ではメジャー河川だが、全国的にも名前を知っている人が増えた場所。

きたことのない人からすれば今回の映像を観て「魚が多い!」と勘違いするかもしれない。

正直、淀川をロケ地として選ぶコチラ側としては、魚がいないこともあるため、淀川ロケは非常に怖い場所。

今回のように魚とたびたび遭遇することも少ないため、釣れそうな個体や状況を逃してしまうと終わり!

そのため、ミハラが常に大事にする考察や見立ては本当に大事。

今回のプランとして、風のない時間帯はサイトで見える魚を探す。強風が吹く予報の午後以降は中流をメインにした巻き展開を予定。

午前中は上流。昼以降は下って八雲エリアのワンドと本流側。

そのまま大道エリアのワンドと本流側もチェック。

夕方は上流に戻って本流沿いのブッシュが広がるエリアもチェック。

夕方過ぎは本流から入ってくるであろうワンドをサーチ。

これだけ長距離をランガンして歩きマクっても、見えバスは確認できたがバイトはない。

これこそ通常営業の淀川。通ってる人ならよく分かるはず。

デカバス遭遇も貴重だが、もっと貴重な人物とも遭遇!

俺達。こと秦くん登場! 俺達。もヒネくれた淀川で育ったプロアングラー。この日は別のエリアで魚を釣っていたそうだが、サスガのヒトコト!

上流→中流→上流を21,000歩も歩いた初日はノーフィッシュ。

ただ、このサーチが翌日に活きてくる。

減水モードで流れが変わった翌日は魚の動きも変化

魚の動きを確認するため翌日も同じく上流部から開始。すると少し様子が変わり、減水傾向にシフト。

メインにしていた上流エリアは減水となると魚が抜ける可能性は高い。

初日は増水止まり前後で少し濁りも残っていた。

これだから魚が多く見えたのか?

今回はロクマルサイズに絞り切った展開で、初日から理想のサイズも確認していた。

ところがこの日は40cmクラスも動きだした。これは季節感がぐっと動きだした証拠。

ここで上流部のワンドを切り捨てたミハラは、上流本流沿いのカバーゲームにシフト。

可能性のあるスポットをサーチしながら状況にアジャストし、シャロー一歩手前のカバーを起点に動いていたモンスターを攻略!

55cm・2700gをブラインドでキャッチ。しかし狙いのロクには届かない。

その後は淀川ランガン名物の交通渋滞を避けるため、早めに移動。

久方ぶりのオカムラワンドは、周囲が広範囲に伐採されてフルオープン!

昔は異常なまでに通っていたオカムラワンド。思い出巡りで過去の実績場を確認しながら現状をサーチ。

狙いは本流側のテトラだったが、ワンドで想定外のデカバスを複数確認。

50cmUPは切り捨てて、60cmクラスに匹敵しそうなデカバスだけを徹底追及。

そこで大事件が発生!

岸から少し離れた場所で浮いたり沈んだりしていた難攻不落レベルのサスペンドモンスター。

ミハラのリグローテが的中し、一撃でバイトに持ち込むことに成功。

フルフッキングしてから猛烈に暴れマクるデカバスと、パワーファイトでネジ伏せにかかるミハラ。

ネットを上流に置き忘れたためハンドランディングで取り込んだのは、ミハラも認めるビッグバス!!

今回の淀川編は特に長尺だが、情報収集からの考察から魚にたどり着くまでのプロセスがあって初めてキャッチに結び付けられることを知ってもらいたいための編集。ただ、110分はやりすぎたと思うw

■Vish 三原節 其の拾伍(vol.15)

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