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三原節 シーズン5 三原節[みはらぶし]其の拾伍(vol.15)「淀川でロクマルを斬る!」

三原節[みはらぶし]vol.15 「デカバス食わせ系ワーム【WAZAMONO/バスワーム】の使い方」

驚愕のバイト誘発性能を持つミハラオリジナル完成

ロクマルクラスに絞り込んでモンスターバスをブラインドとサイトで連発したミハラ。

バンク沿いのカバー絡みではネコリグ。

ワンドの沈み木付近でサスペンドしていた難攻不落の個体には、ロングリーダーダウンショット。

オカムラワンドでは57cm・3400g越をキャッチ。

この時に使っていたのがコレ、バスワーム(プロト)。

WAZAMONO(ワザモノ)で登場予定のミハラが手掛けるスイムベイト的なソフトベイトだが、コイツの存在はみなさんすでに周知だと思う。

狙ったデカバスを食わせるためにミハラが作ったバスワームのサイズは約145mmで、PVC(俗にいうワーム)素材。

形状はフラットで、何よりこの目とリアルプリントが最大の特長。

ミハラが設けたギミックはカラーやボディ形状だけじゃなく、ボディの片方にしかスリットを入れていないところ。

片方は縦にスリットが入っているが、もう片方はフラット。

全体的なフォルムと形状やバランスが生みだすアクションは、このセッティングでさらに独特のアクションを増幅させる。

スイムベイトのようなフラット形状だが、基本的に横セットで使用するのがバスワーム。

ノーシンカーはもちろん、フットボールヘッドリグやネコリグ、ウェイテッドリグなど、オープン場でもカバーでも使えるアイテムの1つ。

ボディは偏平で、ボディ中央の突起はキールの役割を果たしながらフックポイントも隠せるギミックを持つ。

突起物の位置はスリットのある側とない側でポジションを変更(写真はプロトタイプ)。

決して小さいソフトベイトではないため、フッキングレスポンスも欠かせないが、このボディ形状なら問題ナシ。

デカい個体ほどガッツリくわえ込むほど大正解なモノとして認識していた食い方だった。

バスワームのリグ別セレクト公開

ミハラが手掛けるバスワーム。

様々なリグに対応するが、ここではロケ時に多用したリグセッティングを紹介。

まずはボトム中心や中層&底層でのストで使用したフットボールヘッドリグ。

フックはインフィニの#6/0。

経験が語る、オフセットのあるべき姿。
ベンドデザインとクランクデザインは、高い実績を誇るピアスフック理論を継承している。
ベンドは伸びに対する高い復元力を有し、クランクはフッキング時にワームがズレやすく、 フッキング率を高める。 更に、ストレートフックの逸品、タントラムコントロールで培った ノウハウを注入。

ギャップ幅と鈎先の向きとのバランスを煮詰める事で、魚に触れやすく、 かつ、フッキングパワーのロスが極力出ない形状を導き出した。 素材はフォグショットなどで採用しているサイバーメタルを採用する事で、 鈎先が鈍りにくく、フックの剛性を更に高めている。 RYUGIの経験の蓄積から生まれた、 究極のスタンダードオフセット。

出典:リューギ

フットボールヘッドG2は5/8ozをメインに使用。

フットボールヘッドTGの第2世代モデル

シンカーとフックの間に接続具を介さない為、セットしたフック、ワームが安定し、スナッグレス性能が向上。
ワーム自体のアクションも安定する。 ストレートリトリーブによる、安定した中層スイミング、シェイキングを伴うミドスト系アクション、意図的なボトムスタック&ハングオフを意識したリアクション、真下へと落下するフォールを生むフットボールヘッドTGの第2世代モデル”フットボールヘッドG2″

出典:リューギ

 

フィルターユニットのピンスポットを定点シェイクで攻める際。またはカバー撃ちでネコリグも多用。

フックはタリズマンブルータルHGの#3/0か#4/0を使用。

強化型ワッキーフック “タリズマンブルータル” のヘビーガードモデル
タリズマンでは耐えられないようなベイトタックルや、PEラインを用いたヘビースピニングタックルなどの強い負荷が掛かるタックルでミディアムカバーまでの使用を想定。

ガードはヘビーガードタリズマンよりも更に強く、張りのあるワイヤーガードを採用。加えて、ベースのタリズマンブルータルはタリズマンよりもシャンクを更に長く設計している。これにより、シャンクに対するガード角度をより鋭角に設定できる為、フッキング時にガードが突っ張らず、素直に倒れることによりフッキング率を高めてくれる。

出典:リューギ

シンカーはミハラがリューギでテスト中のTGネイルシンカー(仮称プロト)を使用。

 

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表層やスローに落として見せたい時はノーシンカーリグ。

フックはピアスフックTCの#5/0を使用。

高貫通・高強度 第二世代型ピアスフック
全体的に曲線を描く特徴的なワイドギャップシルエットと、バイト時にワームをズレさせる為の特殊ワームキーパー採用で、高い強度とフッキング率を誇るピアスフック。 特にノーシンカーやテキサス、キャロライナなど、スイミングやフォール、ボトムステイなどを主体とした釣りで定評のあるこのフックを、開発当時では採用出来なかった貫通力を向上させるコーティング技術“TCコート”で強化したのが、この《ピアスフックTC》だ。

後悔の残る釣りは、したくない。その為に、出来る限りの手を尽くす。RYUGIの想いがこもった第二世代フック。是非、体感して頂きたい。

出典:リューギ

ボトムから表層まで幅広く対応できる食わせの切り札として手掛けているのが、このバスワーム。

以上がミハラのリグセッティング。

 

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バスワームの基本的な食わせ方

今回、猛威を振るったバスワーム145。

使い方というか食わせ方は、リグ自体をボトムに置いたり引っ掛けたりしながらラインスラックを使ってバスワーム全体を揺する独特のアクションが基本。

一般的なフラット形状のワームであればボディ全体がヒラを打つように動くが、バスワームは特長的なスリット配置が生みだす動きで、魚が底を突いているような小刻みテールアクションを発生。

フットボールヘッドリグやウェイテッドリグでもリグを置いてラインスラックをシェイクすれば、バスワーム独自の生命感あふれるアクションを発生させることが可能。

ネコリグにいたっては、定点シェイクで底のハゼ系ベイトを食ったり追っている小バスそのもの!

スイミングさせると、そのリアルさはさらにUP!

フックをセットする際、スリットのある側とない側の使い分けも非常に面白い。アクションの質は別モノ!

ミハラいわく、スイムベイト系のソフトベイトは冬や春などに多用するが、意外に夏シーズンは使いドコロや使い方がないとのこと。

ただ、このバスワームはノーシンカーリグでのi字引きや水面高速ジャークでも使えるように製作。

夏の気配が強まれば流れのある場所は欠かせないが、こういったシチュエーションでも十分戦えるのが、バスワーム。

春以降で陽射しを嫌うデカバスはカバー絡みのシェードに身を寄せやすいが、タリズマンブルータルHGなどのしっかりしたガード付きであれば、そのまま撃ち込める。

ロケ時はあっさり食いすぎて、驚きのあまりチャンスを逃してしまったが、ブラインド展開でも真価を発揮してくれる一品。

フックは大型で強度のあるマス針が必要! ミハラはタリズマンブルータルHGの#3/0を使用していたが、このクラスのガード付きフックがオススメ。

強化型ワッキーフック “タリズマンブルータル” のヘビーガードモデル
タリズマンでは耐えられないようなベイトタックルや、PEラインを用いたヘビースピニングタックルなどの強い負荷が掛かるタックルでミディアムカバーまでの使用を想定。

ガードはヘビーガードタリズマンよりも更に強く、張りのあるワイヤーガードを採用。加えて、ベースのタリズマンブルータルはタリズマンよりもシャンクを更に長く設計している。これにより、シャンクに対するガード角度をより鋭角に設定できる為、フッキング時にガードが突っ張らず、素直に倒れることによりフッキング率を高めてくれる。

出典:リューギ

ロケ中、オカムラワンドで発見した超デカバスに試したのが、前回の紀の川編で投入した得意リグ「ロングリーダーダウンショット」。

魚の反応を見て試そうと思ったそうだが、前回は浮力のあるエラストマーモデルのハドルファットフライを使用。

今回はサイズも重さも素材も異なるバスワーム。使えるかどうかは、魚と対峙して試さないと分からない。

フックはタリズマンブルータルHGの#3/0をバスワームの背中にチョン掛け。

シンカーは手持ちがなかったので、ブラックビーンズTGの10gとTGデルタ5gを合わせて15gセッティング。

リーダーは80~90cmほど。

このリグを入れたところ、1投目で迷うことなくあっさりバイト!

淀川・オカムラワンドのモンスターサイズが疑うことない食い方で完全に丸呑み。

リグとルアーが正解ならば食い方で即分かる。

ブラインドでもサイトでも、あらゆるシチュエーションでも扱えるデカバス攻略の特級ソフトベイトが、バスワーム145。

バスワームのカラーについて

名前の通り、バスワームだけにリアルなバスカラーがもっともに合っているが、このカラー以外にワーム系カラーも用意している。

ロケ時はプロトサンプルで手数も少なかったが、みんな大好きグリパンも用意していた。

ミハラいわく、バスカラーはリアルで食わせやすそうなイメージもあるけれど、リアルすぎるだけに実体はそのまま。

その点、グリーンパンプキン系はワームそのものの実態をあやふやにするため、逆にエサっぽく使いやすいとのこと。

派手か地味かは人の感覚と魚の感覚では異なるはず。

同じカラーでも目線の違いで印象はガラッと変わる。

使い方や使う場所によってハマるカラーも変わってくるのは、ソフトベイトもハードベイトも同じ。

魚の反応を見てカラーローテするのは、ほかのルアーと同じということ。

本編を観ていただいた方なら分かると思うが、バスワームだからバスカラーが一番と限らないのが三原節。今後の実釣テストなどで新たな使い方などが生まれれば、それに見合った色も生まれる可能性大! 発売をこうご期待

 

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