1日が短い冬に貴重な一撃、そして複数尾キャッチするには、時合が起こりやすいディープの地形変化に注目。ディープで地形変化が絡む所を狙ううえで重要なのが「時間帯」。朝イチ、午前中、夕方前、夕マヅメで、午前中は9-11 時、夕方前は水温上昇がピークになる14 - 15 時、夕マヅメは日がかげるまで。キーは水温の上昇時や安定時!
時間ごとに魚のポジションは変わるが、基本はディープ拠点で岸から一段、または二段深い場所が狙いドコロ。あとは風の吹きはじめる時間帯も非常に重要。冬特有の北西寄りの強風はベイトも岸沿いに寄せられるので、風下になるバンク沿いでディープが隣接する所は本命場。一時的に強く吹けば瞬間的に時合になる可能性も高い!
メイン展開で連発劇を巻き起こしたのがバイブレーション。そのバイブレーションで取材時にハマった使い方はリフト&フォールだが、ルアーを動かす時はリズムが非常に大事とのこと。岡くんの場合、キャストしたあとボトムを取って、ゆっくり持ちあげるようにシャクっていくが、シャクったら少しずつロッドを戻しながらルアーを真下に落とすイメージで着底。
この時のシャクるリズム&戻すリズムは一定がベストで、違和感があれば即座に反応してフッキングに持ち込みやすいそうな。
寒い時期はリアクションバイト狙いで激しくシャクるイメージもあるが、岡くんの経験上、魚の溜まる場所が絞り込めている場合は魚がビビる可能性もあるのでNG。岡くんはスピニングPE を使用しているので、風がない場合は足場が高い所でラインとロッドに角度がつきやすい状況で操作している。
風が強い時は足場が低い所でラインが風に流されないように扱うのが理想。軽く持ちあげて真下に落としたいので、狙う水深が同じでも真下に落としやすいウエイトローテも効果的になる。