いろんな意味でモンスター河川「淀川」は天国から地獄の状況に・・・
キムケンスタイルvol. 4の現場となった淀川は当時のキムケンにとって約2年ぶり。淀川といえば春本番になればデカバス釣果で強烈な賑わいを見せる関西を代表するバスリバーだが、とにかく人が多く、プレッシャーが強烈に高いことでも有名。その淀川で、あえて上流エリアに絞り込んでオカッパリを敢行。
周囲や河川敷に公園やパーキングなどがあれば車も止めやすいが、中ー上流は場所が限られているうえ距離が離れているため、徒歩であれば市街地に車を停めて20―30 分ウォーキングが必要。とにかく迷惑駐車は厳禁! でもその先にはデカバスパラダイスが待っている。
キムケンにとって淀川の近況はまったく不明。記者的にも下流の城北ワンドでレギュラーサイズが動きだしたという話を聞いたが、ここは淀川。釣果があったからといって釣れるほど甘くないのは、キムケンも承知。ならば、少なからずデカバスがリンクするかもしれない上流部で、カッコいい魚を狙い通りに仕留めることに全力を尽くしてもらった。
ちなみにキムケンが上流部で意識したのは、水位と水の動き。もともとクリアな上流は下流に比べると岸沿いの水深も浅く、地形変化もプア。それに、琵琶湖や天ケ瀬ダムから近いためか、瀬田川堰の放流による水位変動のタイムラグも下流より早く感じる。また、ロケ時の瀬田川堰の放流量は150㌧から120㌧に低下した頃で、180 -200㌧放流時は足場がなくなるほど高水位になる。取材時はタイミング的に問題なしだが、最下流の放流がはじまればジワジワ減水も進む。
わずか1日の中で刻一刻と変化する状況をつかみながら展開すれば…。と思っていると、開始10 分以内でデカバス出現!!
今回実践のキムケンスタイルは別項や動画を参考に、状況に合わせた展開ローテでトライしてみるべし!!