キムケン的「対ヨドデカバススイムベイト」
実はキムケンが個人的に「淀川で使いたい」という思いから作り込んでいたブツが、パワーウィグラーのプロトビッグサイズ5.5㌅。オリジナル(4㌅)よりも物体的パワーと波動をさらにUP したモデルで、魚を引っぱりだす存在感や波動は、まさにスイムベイト!! 取材時はボイルが起こって素早くコイツにローテし、数投で狙い通りのデカプリバスをバイトに持ち込んだ!
小さく見える方がパワーウィグラー4inch。ちなみに、このプロトモデルは2年以上(2015-2016年に着手)テストを繰り返していたそうで、4㌅とほぼ同時期に開発スタート。しかし、いろいろとギミックを試していたため、まだ完成せず。
パワーウィグラー5.5㌅のノド元にミョ~な穴があったためキムケンに聞いたところ、実は専用ハーネスを収めるホールとのこと。この形状に合うハーネスのサイズや形状、バランスに時間が掛かっているそうな。開発中のパワーウィグラー5.5㌅は、そのまま大きくしただけではダメというキムケンのコダワリ以外に、新たなギミックを搭載しているのが最大の理由だが、そのギミックとは、インラインタイプのスイムベイトにもできるよう、専用ハーネスを同時に開発しているからだそうな(※2018年4月の段階)。
圧倒的な存在感とパワーも持つウィグラー5.5㌅だけに、ワームフックだけのリグではもったいない…。そのパワーと可能性をさらに発揮させるためのギミックといえる。泳ぎもかなりおいしそうなモノになりそう!
前から見ると同じ形状ではないのが分かる
ウェイテッドリグであればヘビーウェイテッドブルータル7/0、ノーシンカーならインフィニブルータル8/0を使用。
2020年2月発売予定キムケンプロデュース!
パワーウィグラー4インチの兄貴分となる5.5インチが登場!
ビッグベイト感覚で使えるサイズ!
ラインスルーシステムを用いてトレブルフック使用も可能!
戦慄の水面系!デカバスを魅了するビッグクローラーベイト
キムケンスタイル2回目の夏のため池編や、リアルアジャスト2・青蓮寺ダム編をはじめ、キムケンが数々のデカバス連打劇を披露してきたアイテムが、NZ クローラー。
キムケンは初日、朝はナメてかかりますといいながら岸沿いなどをサーチしつつ、水面バイトを狙った結果、スイッチが入って急にボイルが起こる→ルアーローテ→デカバス捕獲! となったため、影の功労者といっても過言ではないブツ。
スローに巻いても引き波が大きいので、周囲の魚を一気に寄せるパワーがあり、さらに金属製のウィングとテールのブレードがサウンドを立てながら泳ぐため、でてくる時は基本的に威嚇系バイトが多く感じる(キムケン取材時ね)。
出典:デプス
とにもかくにも、水面系でスローに引くならNZ クローラーは外せない存在だ!
どこでもどんな時でも頼りになるのは「ジグスト」
シャッドよりも遅いが、寄せるパワーと食わせるパワーを持つカバースルー系アイテムが、コンツアージグ3/8㌉&パワーウィグラー4㌅のジグスト。
浮きゴミ周辺やカバー、オープンエリアでも投入するが、魚に気づかせる存在感と、食いシブった時の食い込ませ方がハンパないのが、ジグストのスゴさ。遠投性能の高さ、スキッピングのしやすさもオカッパリの強い味方!!
出典:デプス