バイブレ=超高速巻きオンリー! 目指せ「バイブレーションズ・ハイ」
巻きモノはティップのブレが一番明確に伝わる速度で巻くのが、一番しっかり潜って泳ぐ適正速度といわれているので巻く時の目安になるが、オニちゃんの場合、メインルアーのバイブレーションは、超高速巻きがメイン。1秒でハンドル5-6回転が一番速く、その下で4回ほど。水深やルアーの泳ぎによって少し異なるが、秋は高速巻きで押し通すのが基本であり最大のキー。
高速巻きで通すことで魚の目の前を通った時に魚が思わずちょっかいをだすように食うため、まさに出会い頭系バイトが多く、乗らない時もあるが、それで周囲にいる魚のスイッチも入り、同じ所を何度もトレースすれば、高確率でバイト数も増加していく。これは取材中に解説しながら実践し、解説できないほどアタりマクる状態まで突入したほど。
アタって乗らないのはフック交換で掛かりやすさを高めることと、巻く時も同じレンジをしばらく続け、反応次第で少しずつレンジを下げていく。最終的には速度も変えていき、その日のアタリレンジを絞り込んで延々とバイトを引きだすことが可能。
長時間はツラい高速巻きも、これだけアタれば楽しいし、巻きたくなる。まさに「バイブレーションズハイ」なのだ!!