難易度の高い秋で、激しすぎる状況変化と渡り合う2日間
春夏秋冬、季節ごとの五三川に通い詰めるこの企画。ただでさえキビしい中ながら、再現性のある必釣パターンを見つけていくドSな企画とは、実釣役の岡くん談。そんな今回は「秋」。秋は水が悪くなったり、天候がひっきりなしに変わったり、魚の動きが目まぐるしく早いという、非常に当てるタイミングが難しい季節。その状況に拍車をかけるような大雨による大増水と未曽有の大減水に見舞われ、完全無欠なドS状況となった。
今回の秋編で岡くんが狙っていたのは、減水で晴れ、そして風が当たること。その状況がくるまでガマンの時間が続いたが、初日は大増水のままで夕刻の一瞬にフィーディングモードの魚をリアクションで一蹴! 臨機応変にわずかな時合をモノにして秋ならではのフルコンディションを狙い通りにキャッチ。
キーはエサになるギルや小魚がシャローカバーに寄った時間帯の撃ちモノ、食わせ系リアクション・瞬テキが起死回生のバイトトリガーとなった。
そして、水が抜かれて本流が逆流する大減水モードの翌日。カレントが効いている時は前日のパターンが生きており、朝のフィーディング
にバタバタっとバイトを誘発。そして、水位が落ち着いた時に予想していたシャローカバーのテキサス攻めでもキャッチ。
このままイケると思いきや、さらに水位が低下し、アングラーも急増! 狙いドコロに入れない緊急事態に発展。恐るべし中部エリア…。
夕マヅメに入れる場所がない!このまま終了と思いきや起死回生の巻き展開で連発!
岡くんの予想では、極端なシャローか、季節先取りでディープかの秋ならではの2択。夕マヅメ前はランガンしたままポイントに入れず終了と思いきや、岡くんの直感で、この状況になれば魚が溜まるであろう中流の空きスペースに到着。そこからは秋ならではの巻き攻めがドンズバで的中し、バイブレーションのド遠投で連発劇を披露!
強烈な状況変化の中、確かなのは水温は着実に低下していること。魚の季節感が秋ど真ん中に向いているため、気候が安定すれば魚のポジ
ションはさらに晩秋寄りになると岡くんは予想。撃ちと巻きで、寒くなる今後は巻き寄りに切り替えれば、さらに釣果も確実! 秋ゴサンのストロング攻めとしてゼヒお試しアレ!