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オニちゃんねる シーズン5 オニちゃんねるvol.14「気難しいデカバス攻略! ボトムズルズル祭」

オニちゃんねるvol.14「ボトム目線のスロースイムベイティング」

底でうごめくナチュラルスイムベイティング!

オニちゃんの妄想で生まれたボトム攻略「その1」が、リアル系スイムベイトのボトムアプローチ。

場所問わずどこでも使えるセッティングで、使用していたのは、ジャバロンスーパーリアル140のビフテキ。

各関節のジョイントレール部にはハサミで切り込みを入れ、さらに軟らかく動くようにチューン済み!

ボトムをゴソゴソ這わせるには少し大きめだが、ボトムのドロや砂煙を立てながらでも存在感を放つには、このサイズと独特のギラつき具合がベスト。

さらに、タングステン製のブラックビーンズTGであれば、ボトムを這わせた時の音がより一層、バスの意識をボトムに向けてくれる。

ブラックビーンズTGは、浅くても確実に底を感じ取れる10gをセレクト。

必然から生まれた異形シンカー

シンカーから先にカバーに接触し、ワームのズレをシンカーが抑制するバレットシンカーは、スナッグレス性に優れる半面、フォール中にラインを張るなど抵抗が掛かると姿勢が水平になり、フォールスピードが落ちたり、カバーへの貫通力が鈍くなる。

パンチショット系リグは、ラインの抵抗に関わらずシンカーが真っ直ぐラインとワームを水中に引き込む為、フォールスピードや貫通力に優れる。 半面、シンカーとワームが同時にカバーをスリ抜けようとする為、スナッグレス性はテキサスリグに劣る。 ラインの影響を受けにくい形状でフォール・カバー貫通性に優れ、スリ抜けはテキサスリグの様にシンカーから抜ける事で、高いスナッグレス性を見せるJUNGLEGYMのビーンズシンカー。この性能に惹かれ、JUNGLEGYMにコラボレーションをオファー。

ハードに使用しても塗装が剥がれにくく、魚からの違和感を消去する特殊マットブラック塗装を採用し、性能に磨きをかけた。

出典:リューギ

フックは、遠距離でも掛かりやすいダブルエッジ#5/0を使用。

諸刃の剣という名を持つ鈎。掛ける為の攻撃的超細軸設計。

強引すぎるファイト、オーバースペックタックル(Hクラス以上のロッド、16lb以上のライン)は、あえて想定せず、ギリギリまで細い軸線径に設定。その上でロングテーパー、TCコートを採用。フックポイントの掛かりが良く、カバーやテトラ越しなど、十分にフッキングパワーが伝わらない状況の消え入るようなバイトですらもスッポ抜けず、なんとか魚にフックを掛ける事を目的に設計した。

掛けてからは、バレとの戦い。バレにくさを追求し、形状・バーブなど、フックのトータルバランスを煮詰めた。仮にストラクチャーに巻かれ、ラインテンションが抜けるような状況においても、時間をかけてランディングへと持ち込む。獲る為の弱さと言う、矛盾する選択。ダブルエッジ。

“諸刃の剣”という名は、このコンセプトから冠されたもの。この強烈な個性を使いこなし、強力な武器として欲しい。

出典:リューギ

 

魚が絡んできそうなシャローは全部チャンス!!

どういった所でも使えるリグだが、狙いドコロは、水深2m以浅のシャロー。

通い込んでいる場所なら水中の変化も分かるが、そうでない場合でイチから探り直す時は、引っかかりにくいこのリグが役に立つ。

オニちゃんいわく、シャローの中でも深場が隣接する所だったり、ブレイクや付き場になるであろう障害物やゴロタ&ガレなど、沈みモノが多い場所はすべて狙う。

使い方はボトムをロッド1本分ほどズルズル引くだけだが、底に堆積するドロや砂を撒きあげるのが狙い。

そのため、意図的にスタックさせやすいビフテキで、わずかな変化を舐めるように小突き、硬いモノにコンタクトさせて音でも気づかせるのが大事。

寄せるために動かしているわけで、食わせるのは止めたりシェイクしている時!

これは完全な妄想だが、水温上昇で動きだした小魚が底をはうイメージ。

ドロ煙や砂煙を立てながらエサを探しているが、バスには気づかず尻尾だけは丸見えという感じ。

池といえば水質もいろいろで、クリアな所もあれば濁っている所もある。

動きはナチュラルだが、ドロ煙&砂煙による存在感と音による存在感でアピール度も十分!

どういった所でも使えてしまうが、手返し的にはスロー。あえて分けるなら近距離戦寄り。

ただ、遠距離でも掛けられるよう、ワームフックはダブルエッジを使用している。

シャローの一等地で底質が硬そうな所を中心に狙うことで効率よくバイトを誘発できるワーミングだが、スローな巻きモノというイメージがもっとも使いやすいかも。

効果的な季節は意外と長め。バスがエサを食べる時に利用するボトム(=壁)を最大限に活用してバイトに導くアプローチ。

ここぞ! という所で使ってみて反応がない時は、入り直して再投入が釣果を引きだすヒケツとなる!

ジャバロンスーパーリアル140のビフテキは、ここぞ! というスポットでジックリ食わせる場合。または、水色が比較的クリアで柔らかい波動でナチュラルに攻めたい場合に有効だが、すべては使う人の妄想次第!! アクションこそ地味だが存在感はバツグンなのが、オニちゃん的ボトム展開その1だ

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