今回のあじすた! 敵は月夜⁉
ご存知、トミー敦が基本的なテクニックを駆使し、いつでもどこでもアジが釣れる「アジングスター」への道を切り開いていくアジング動画番組「トミー敦のあじすた!」。
vol.8は、近場の波止場をランガンしながら春シーズンのアジングを手軽に楽しんできた。
風もなく釣りはしやすい状況だったが、まさかの満月大潮!
アジングで月夜といえば、アジが常夜灯回りに集まりにくく、全体的に散ってしまうため、基本的には敬遠されやすい日にブチ当たってしまった。
かといって、サンデーアジンガーは潮回りで釣行日を選べない。それなら月夜と渡り合うしかないのが本音。
期待とはウラハラに、成立するかも分からない中、トミーのアジ探しがはじまった。
ゲーム性と再現性を大事にする、これがトミーの求めるアジング
アジングの基本はたくさんあれど、まずはマヅメからアジの居場所を把握して、そこからアジの動きを追いかける。
特に潮の動きや風などでアジのレンジはコロコロ変わるが、これを当てていくゲーム性の高さが一番楽しいところ。
この日は風も穏やかで、夕マヅメに満潮からの下げタイミング。
このタイミングでトミーが気づいたのは、表層を流れる何かをアジが食べていること。
そこそこ水深のある場所でウイードやハッキリした地形変化もある。常夜灯の効力も期待できそうだが、いかんせん満月大潮。
潮の動きも大きく、何よりアジの動きも速くなる。
基本通りに表層からのアプローチで、いきなり食ったのはメバル!
時期的にメバルも楽しいタイミングだが、狙いはアジ。そこからレンジ探りのアプローチを開始。
プロトワームも投入しながらアジの反応するレンジや好みの波動を探りマクるトミー。
この日は満月の影響なのか、アジのレンジがまとまらずにバラバラな状況。
レンジを固定してもまとめ釣りは難しいと判断したトミーは、潮と風に逆らわないジグ単のプレゼンテーションで対応。
そこで刻んだのは、5カウント、10カウント、15カウント、20カウント、25カウント、30カウント。ほぼ全レンジを素早くチェック。
そして、反応が強いレンジごとへの送り込みを、ジグヘッドのウエイトをローテすることで続々とバイトを誘発!
全レンジをジグ単の2ウエイトでサーチすることで、アベレージと良型のプチラッシュに突入!!
これがトミーの求める再現性とゲーム性!
アジングでは感覚的な難しいテクも山盛りあるけれど、もっともベーシックな送り込んでバイトさせる理想的なアジングを披露!!