流れのヨレに陣取る回復系はコレ
ポスト攻略と同等に、季節感を先取りした展開の中で本命だったのが、水面浮上系アプローチ。
つまり、浮かせて食わせるための存在感やアピール度を持つデカいルアーのローテーション。
奥田が投入したのは、自身が手掛けるシグナルのジャイアントベイト&ビッグベイトである黒龍[Kokuryu]の270(現在は260)と220。
こちらも開発中のファルコンテールは標準装備される予定だが、ボディサイズはテールを含まない。
つまり、270(現在は260)も220も、今回出番の少なかった180も、すべてボディサイズの数字。
季節感が早く、浮いた強い魚であればよいポジションに陣取っているため、ベストな位置に入れば一撃で反応する。
奥田の経験と実績で、大型マンメイドや流れのヨレが絡む場所は、まずビッグルアーの表ー中層からスタート。
浮かせて食わせるため、あまり速すぎないアクションで、少しずつ加速させてグライドさせるのが、この時期の奥田流ジャイアントベイティング。
ちなみに動きはこんな感じ。
ファルコンテール、ヤバくね?
泳いでいるのは黒龍[Kokuryu]270のプロトです。Vish奥田学ビッグセオリー最新作は完成間近⇨https://t.co/CrczU7qoIM#奥田学 #BigTheory #ビッグセオリー #バス釣り #shimano #varivas #signal #黒龍 #kokuryu #ジャイアントベイト #ブラックデュラゴン #Vish #lurenews pic.twitter.com/qZ9EWmASm8— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) July 5, 2022
黒龍と同じく表層でローテするのが、速度的には極端にスローなビッグクローラーベイトのリザードクローラー(オリジナルモデル)。
琵琶湖ではなかなか出番が少なそうなビッグクローラーベイトだが、これほどデッドスローに水面を引けるモノもほかにない=とてつもない破壊力を持つ一品。
狙いドコロとしては、黒龍と同じくミドルレンジのマンメイドで流れの当たる面と当たらない側。
何が異なるかといえば、泳がせるスピード!
ほぼデッドスローなアプローチになるが、魚の浮上スピードが遅い時、またはベタ凪やクリアアップなどのプレッシャーで沈み気味の時は、一気に水面まで浮かせるパワーを持つのが、ビッグクローラーベイトの破壊力!
距離を取りつつ、流れのヨレが発生する所を集中攻撃!
水深のある場所で魚が浮いていれば最高だが、プレッシャーで少し沈み気味であれば、黒龍やリザクロの得意技でもある移動距離を抑えた誘いで浮上させることが可能。
これはイチ早くアーリーサマーパターンに移行したビッグサイズに効果的。
また、シャローエリアの障害物や地形変化、沈みモノ付近などの身を寄せられる所は、流れのヨレも起こりやすい。
こういった水深のない場所では、インパクトの強いルアーであれば見つけた瞬間に一撃バイトということも多い。
ともに飛距離を稼ぎたいところと、移動距離を抑えながら的確に動かせるという部分で、タックルバランスも重要になる。
奥田は黒龍[Kokuryu]270サイズには、NEWバンタムの168XH-SB/2。
SWIM & BIG BAIT
【2ピース】-ワン&ハーフ/リフトパワーUPコンセプト-
グリップポジションの上部に継ぎ目を設定。継位置の径を強制的にワンランクアップすることで強靭なバットを実現。ヘビールアーのキャスタビリティの向上や、リフトパワーを高めます。
4oz.を超えるビッグベイトを自在に操り、モンスターバスをねじ伏せるストロングロッド。幾多のスイム&ビッグベイトロッドを世に送り出してきたBantamがXHパワーのスタンダードに見据えるのは、必要なパワーを備えた上で「振り抜き性能」と「操作性」を高めるミドルレングスのロッドである事。ロッドが振り切れることで、飛距離拡大のメリットを得るビッグスイムベイトやアンブレラリグ。ストレスなくしっかりと下方向にジャークが可能になることで、マグナムサイズのトップウォーターによる連続ドッグウォークもこなします。出典:シマノ
リザードクローラーと黒龍[Kokuryu]220には1711MH+-SB/2を使用。
SWIM & BIG BAIT
【2ピース】-ワン&ハーフ/リフトパワーUPコンセプト-
グリップポジションの上部に継ぎ目を設定。継位置の径を強制的にワンランクアップすることで強靭なバットを実現。ヘビールアーのキャスタビリティの向上や、リフトパワーを高めます。
遠投性能と多様なビッグベイト対応力のバランスを磨き上げたバーサタイルスイム&ビッグベイトロッド。
リップ付きビッグベイトのボトムコンタクトや、スイムジグ、スイムベイトにおけるテールの動きの僅かな変化も感知し、アングラーの意のままにポイントを攻略させるべくティップアクションをMHに設定。バットセクションから強制的にワンランクアップを実現するワン&ハーフ設計と相成り、フッキング後はひとつ上の粘り強いリフティングパワーへと変化するBantamを象徴する1本。出典:シマノ
各ロッドについての解説動画はコチラ!
バンタム168XH-SB/2
バンタム1711MH+-SB/2