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「ゆたかボーイ KinKiウォーカー」 シーズン1 ゆたかボーイ KinKiウォーカー vol.3「近畿に愛はあるんか? 高山ダムを歩く」

ゆたかボーイ Kinkiウォーカーvol.3 「カナモの答え(高山ダム編)」

助演ながら釣りすぎるカナモの答えはコチラ

大減水で高水温、さらに高気温続きという状況の中、カナモが見つけた答えとは?

劣悪な環境に思えるが、そうなればなるほど生まれるのが「偏り」。

全域をサーチするのは難しいが、偏った場所やエリアだけをつまんでいくのは可能。

まずはそこから開始して、パターンを追いかけるのは、その場所の釣り方が見えてからでOK!

もっとも多くの反応を引きだしたのは反射系ダウンショットリグ

ファーストエントリーで巻きからはじめたカナモだが、魚の動きや雰囲気から、即座にルアーローテしながら感じ取ったのは、リアクション攻めの可能性。

朝イチから開始したわけでもなく、先行者も多い中で時間を掛けすぎると、プレッシャーも高まるし、他の場所も入れなくなる。

そのため、今の環境下で素早いローテを繰り返してバスの好みを即座に見つけるのがベスト。

そこで投入したのが、2WAYをカットしたチューンド1WAYのダウンショットリグ。

フックはICHIKAWAFISHINGのSASORI#4、シンカーはバザーズシンカーTGの5g(1WAYの細かい解説は別項で紹介)。

底まで沈めてロッドワークで素早いジャークを2回ほど入れる。素早く動かしてバスの目線に入れてやるイメージ。

即座に帰ってきた答えは、1尾めから50㎝UP。

大正解としか思えないが、カナモ的にバスの体色が白っぽかったのが、この時の状況を物語っていた。

このダウンショットリグは、流れのあるシチュエーションで、さらに対岸まで届かせる飛距離も必要ということで5gを選択。

浅くて流れもなければ3.5gでOKとのこと。ルアーのサイズ感とシンカーの重さによるアクションバランスが大事!

水は水温で比重が変わるため、冷たい水ほど底に沈む。流れが効いている場所といっても冷たい水はボトム付近。

そのためボトム狙いのダウンショットで、動きのニブい個体を強制的に反応させるリアクション攻めが効いてくるというワケ。

ルアー自体、リグ自体は小さいため、魚を寄せるパワーはない。

ただし、魚の視界に入れば答えは早い! そのセッティングが全て注ぎ込まれているのが、このリグとこのアクション。

このリグも常に効くとは限らない。

雨が降って濁るとダメ! これも経験のなせる判断。

開始わずかにしてパターン発見かと思いきや、次々と釣れる半面、サイズはダウン傾向。

エリアを変えた夕方はフィーディングフィッシュの40㎝UPをキャッチ。

エサとなる小魚もいるが、おそらく底に潜むエビやハゼ系ベイトを狙っているため、この食い方。

減水や増水で環境変化が起これば、食うべきエサにも変化が起こる。

このダウンショットで使用していたタックルはコチラ!

ロッドは、グラディエーターマキシマムのGX-64LS-ST「マックスクイーン」。

Length: 6’4” Power(Action): Light Taper: Fast (30t SOLID TIP) Line: MAX6lb.
6’4”ライトアクションという現代のバスフィッシングにおけるフィネスワーミング&フィネスプラッギングのど真ん中となるMAXX QUEEN。
フロロカーボンライン4-5lbを使用した“守りのフィネス”、PE0.6号前後+リーダーを使用しての“攻めのフィネス”…と、様々なスタイルのフィネスゲームに対応。
従来のソリッドティップモデルよりも1セクション(ガイド1個分)長めに設定した30tカーボンソリッドティップを採用する事により、ボトムでの1点シェイクの釣りから、ラインスラックを利用した操作系スイミング(ミドスト、ホバストなど)まで、縦/横いずれのロッドワークも軽快に行える圧倒的な操作感を味わえる事でしょう。
ダウンショットリグ、ジグヘッドリグ、ノーシンカーリグ、ネコリグ、ジグヘッドワッキーリグ、ホバスト、スモラバ、虫系ワームなど、フィネスワーミング全般を一通りカバー。また、5g前後のシャッドプラグ、ミノープラグ、小型トップ、i字形プラグなどライトプラッギング全般にも対応。
超遠投を必要としない、近~中距離攻略がメインとなるフィールドにおいて、このロッド以上に懐広く様々な釣りに対応するフィネスロッドは多くありません。

■TIP部分:30tロングカーボンソリッドTIPを採用。
■ガイド:全ガイドに軽量・高感度なFuji工業製チタンフレーム/トルザイトガイドを採用。
■リールシート:Fuji工業製リールシートIPS16を採用。様々なグリッピングに対応。

出典:レイドジャパン

リールは23ヴァンキッシュC2500SHG。

メインライン(PE)はアバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 0.4号を愛用。

アバニ ソルトウォーターフィネスPE X8
探究者に贈る、究極のソルトウォーターフィネスPEライン

ソルトウォーターフィネスの探究をコンセプトに、細さの限界に挑み生まれた本製品は、まさに「premium quality」を掲げるVARIVASラインのフラッグシップモデルだ。細さ、強度、耐久性をこれまでにないレベルで実現した「SALTWATER FINESSE PE X8」が現状に満足しない探究者を必ずや至福の時間へと導くだろう。

・細さと強度そして耐久性を高次元で実現した超高密度完全8本撚りPE。
・圧倒的な飛距離が、あらゆるシーンのフィネススタイルをカバーします。
・適度な張りを持たせたことで、ロッドへの絡みを激減させます。
・8本撚りの効果で、風・水の切れが格段に向上。
・昼夜を問わない高視認性のクリスタルホワイトカラーを採用。

出典:バリバス

リーダーは、アブソルートAAAの7Lb。

アブソルート AAA[フロロカーボン]
VARIVAS独自製法により高強度を実現
フロロカーボン分子の密接度を約15%アップ(当社比)。
オーバーポンドスペックを実現し、ビックバス相手でも安心してやりとりができます。

ライン強度の評価は驚異のAAA
直線強度、結束強度、耐摩耗性など、ラインに求められるどの品質要素においても、評価は全てAAA(トリプルA)を達成(当社比)。
カラー:ナチュラル

出典:バリバス

カナモのフィネスと片腕と呼ぶにふさわしいセッティング。

開始前から読み通り! 予想していたベンド付近で展開したのはコレ

あまりの減水で、普段は見ることができない地形を確認できた時、カナモが釣れそうといっていたのはココ。

初日の昼からはゆかたボーイとともに向かったわけで、ココでは流れをうまく使ったボトムジャークが炸裂使っていたのはぶっ込みクローのノーシンカーリグ。

ぶっ込みクローはヒゲを短くカットしたモノを使用。

Lure Wt.: 約14g  Price: ¥900(税抜)/¥990(税込)
込み入ったカバーに「ぶっ込む!」。抜群の遠投性能を活かして対岸に「ぶっ込む!」。
あらゆるロケーションに「ぶっ込む!」をコンセプトに開発した高比重系バックスライドベイト「ぶっ込みクロー」。
ぶっ込みクローは、#4/0クラスのオフセットフックノーシンカーリグ+MH~Hクラスベイトタックル+太ライン(フロロ14lb以上)のタックルセッティングで、ズバ抜けた飛距離と抜群の操作性をもたらすための絶対自重(約14g)に設定しています。
「飛距離」「ボディ強度」「魅惑的なアクション」という相反する3つの要素をひとつのボディに融合するため、ヘッドとボディを別マテリアルで成型。
ヘッド(フラスカート)には強度と張りを備えたやや硬めのノンソルトマテリアルを採用することでフォール中にも生命感あふれるアクションを発生。その効能はアクション面だけでなく、フルキャスト時に掛かる負荷の軽減、カバーにコンタクトした際の千切れにくさ、オフセットフックのクランク部をしっかりと保持できる強度というバックスライドワームにおける高い基本性能をもたらしています。
一方ボディには大量のソルトを含有したソフトマテリアルを採用。ズバ抜けた飛距離と優れたフッキング性能を司っています。
ぶっ込みクローは近距離戦のカバー打ちから遠距離戦までストレスなく扱え、ただフォールさせるだけで自発的に蠢きバスをバイトに導く究極のバックスライドベイトと言えるでしょう。

出典:レイドジャパン

フックは、フッキングマスターリミテッドエディションのモンスタークラス#5/0。

立ち位置のサンドバー付近ではなく、下流側の流心近くでバイトが発生!

ボイルが起こっていたのも対岸や岸沿いではなく流心。

こういう時こそ飛距離が見込める高比重ワームは武器になる!!

遠距離戦&パワーゲームはカナモにとってこのタックル以外ナシ!

ロッドはグラディエーターマキシマムのGX-71XHC-ST「POWER THE MAXX」。

Length: 7’1″ Power(Action): Extra Heavy Taper: Fast(30t SOLID TIP) Line: MAX20lb. Price: ¥56,000(税抜)/¥61,600(税込)
金森隆志の右腕「THE MAXX」をベースに、ロング&ヘビー化を施した「POWER THE MAXX」。
「THE MAXXの操作性の高さとユーティリティ能力を、1~2ランク上のXHアクションでも再現したい。』という熱い想いを元に開発に着手。THE MAXXのブランクス特性である、圧倒的な軽量感からくる操作性の高さを持ち味とする高弾性ハイテーパーブランクスとは真逆に当たる中弾性30Tカーボン+高強度素材トレカ®T1100Gの肉厚ローテーパーブランクスを、30TカーボンソリッドTIPと融合。XHアクションのロッドとは思えない操作性・集中力の高さと、曲げれば曲げるほどに滲み出てくるパワフルかつトルクフルな“硬さ”ではない“強さ”を両立させています。

ウエイトのあるルアー・リグを今まで以上に繊細に…
通常のXHアクションでは操作性の面で難があったウェイト・ボリュームであっても、太いラインで繊細に操る…
しかし、時に大胆に…
全国各地の“今”を釣ってきたからこその“もう一つ”のTHE MAXX「POWER THE MAXX」、ここに完成。

■TIP部分:30tカーボンソリッドTIPを採用。
■リールシート:細すぎず太すぎない絶妙なグリッピングを実現したRAID JAPANオリジナルリールシート(RJCS01)を採用。やや短めに設定されたトリガー部分は、キャスト~リーリングの際にスムーズに持ち替える事が可能。また、トリガー前の部分の指が遊ぶ(浮く)ことなく、しっかりと握り込むようなグリッピングが可能です。

出典:レイドジャパン

 

リールはジリオンCV TW K.T.Fチューン。

ラインはフロロカーボンのアブソルートAAA16Lb。

アブソルート AAA[フロロカーボン]
VARIVAS独自製法により高強度を実現
フロロカーボン分子の密接度を約15%アップ(当社比)。
オーバーポンドスペックを実現し、ビックバス相手でも安心してやりとりができます。

ライン強度の評価は驚異のAAA
直線強度、結束強度、耐摩耗性など、ラインに求められるどの品質要素においても、評価は全てAAA(トリプルA)を達成(当社比)。
カラー:ナチュラル

出典:バリバス

ロケ時のベイトタックルは、ほぼほぼコレ1セット。

流れのブチ当たる岩盤系では送り込み系ウェイテッドリグ

障害物系や岩盤、流れのヨレなどに撃ち込んだり送り込むワーミングは、プロトのギル系ワーム4.7inchを使用。

発売はまだ未定だが、今の時点で数々の実績を叩きだし続けているフラット系のプロトワーム。

サイズは今のところ3サイズ。

フックはウェイテッドピアスの#5/0plusを使用。

この時は、すでにデカバスの気配を感じていたかのような流れのアプローチ。

狙ったシチュエーションもココならいそうと思わせる場所だったが、意外に反応はツンデレ。

ただ、あがってきた魚はデカかった!

タックルはぶっ込みクローと同じセッティング。

実は今作ってます。水面系のダブルプロップ

今回、テストがてら使っていたのがダブルスイッシャー。

まだすべてお見せすることはできないが、形状もバランスも様々なタイプを用意して試行錯誤中。

今回はここまでですいません。

実はこの1尾を皮切りに連発あるかも? と思ったわりにド単発。

時間帯は夕方だったが、ようは求めていたエサが魚系ではないという答えだったのかも。

このときのタックルは、カナモの右腕でもあるグラディエーターマキシマムのGX-70HC-ST「THE MAXX」。

Length: 7’0” Power(Action): Heavy Taper: EX. Fast Line: 12-16lb.
THE MAXXは、その名の通り、GLADIATOR MAXIMUMシリーズを体現するフラッグシップモデル。
ベイトフィネスの釣りをよりヘビーカバーで行うために生み出された性能特化ブランクは、アクション表記こそ「H」だが、繊細なソリッドティップを有する。ソリッドティップでありながらブランク全体が負荷によってしなやかに追従するため、軽量リグを正確にカバーに撃ち込み、繊細に操り、喰い込ませ、カバーから引きずり出す一連の動作が違和感なく執り行える、新世代ヘビークラスの指標となるだろう。

出典:レイドジャパン

 

リールはジリオンCV TW K.T.Fチューン。

メインラインはフロロで、アブソルートAAAの16Lbをセレクト。

アブソルート AAA[フロロカーボン]
VARIVAS独自製法により高強度を実現
フロロカーボン分子の密接度を約15%アップ(当社比)。
オーバーポンドスペックを実現し、ビックバス相手でも安心してやりとりができます。

ライン強度の評価は驚異のAAA
直線強度、結束強度、耐摩耗性など、ラインに求められるどの品質要素においても、評価は全てAAA(トリプルA)を達成(当社比)。
カラー:ナチュラル

出典:バリバス

帰り道で連発した岸沿いサイトは2WAY

朝から見え愛がいない! と困惑気味だったカナモだったが、水況の変化か、夕方頃からバスが岸沿いにシフト。

ここで真価を発揮したのが、2WAYのノーシンカーリグ。

2WAYはその名が示す通り魚の状態やシチュエーションに合わせて幾通りもの使い方ができるソフトベイトです。開発段階から通称「サイト専用ワーム」と呼ばれていたように、サイトフィッシングにおいて類稀なる釣獲力を誇ります。
最もオーソドックスな使用法は、そのままセンターの球体部にマスバリを掛けたショートリーダーダウンショット。シンカーを上下させるイメージでややゆったりと大き目にアクションを加えることで、ボディが「くの字」に折れ曲がりながらロールすることで多軸的ロールアクションを起こし、それに合わせてボディサイドから無数に生えた細いレッグが追従するため、極めて複雑怪奇なアクションを発生します。
また、ボディに設置した深溝リング状のリブが大きく水を掴むため、小粒ボディサイズとは思えないブレーキ感とウォーターグリップ力、水押しを実現。見た目と波動のギャップで魚の口をこじ開けると同時に、アングラーに対しては高い操作感をもたらします。
ジグヘッドワッキーにリグることで、ダイレクト感や手返しの良さを得ると同時にカバー周りでも使うことが可能になります。
なかなか反応を示さない魚に対する別アプローチとして、半分に千切ったボディにマスバリをセットしたネイルリグが効果的。フォール時にボディサイドのレッグがピリピリと微細波動を発しいわゆる沈ませる虫ワームとしても使用することができます。
このように、2WAYは多彩なアプローチで気難しい魚を喰わせる能力を持った摩訶不思議な新ジャンルのソフトベイトなのです。

出典:レイドジャパン

岸沿いを回遊するバスを見つけ、動きを見るや即座に2WAYのノーシンカーを水面に落とすカナモ。

解説どころか、食うのも予想して連発モードに突入!

ゆたかボーイいわく、初日に上流で会ったアングラーは、この2WAYのサイトフィッシングで59㎝をキャッチしていたとのこと。

どこに行くにも忘れちゃいけないワームの1つ。

今やもうエサ認定レベルのワームだが、これも食うべきエサやレンジが合ってこその答え。

使用タックルはダウンショットと同じくGX-64-LS-ST「MAXX QUEEN」に23ヴァンキッシュC2500SHG。

ラインはアバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 0.4号で、リーダーにアブソルートAAAの7Lb。

カナモが感じたのは、大減水の状態からさらに減水傾向で、魚自体も食うエサをシフトするほどビビっているのか? というところ。刻一刻と変化する状況に見合ったルアーセレクトは確実に釣果をUPする!

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