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「ゆたかボーイ KinKiウォーカー」 シーズン2 ゆたかボーイ KinKiウォーカー vol.6「奈良県の本命フィールドを歩く!」

ゆたかボーイKinkiウォーカーvol.6 「カナモの室生ダムの歩き方」

主演のためにも室生ダムをしっかりと歩いてもらった

主演のたび重なる貧果(!)のため、今回はしっかりと室生ダムを歩いて釣ってもらうこととした助演のカナモ。

ロケ時は季節の変わりめということで、魚の動きもハッキリしない中、イチから魚を探すために室生ダムを歩いてみた。

1年通して楽しめるバスフィッシングで一番面白いところでもあり一番難しいのが、魚の季節感と水中の季節感の差。

外気温では夏っぽくても、意外に水中は一歩手前ということがある。

これはフィールドの立地条件や魚自体のクセで大きく変わるところ。

まずカナモが考えたのは、ポストとアフターをひとくくりにするところ。

ポストからアフターは居場所も大きく変わらない。

つまりはスポーニングエリアの起点となるワンドを見ることからスタートするのが1つ。

次に考えたのは、アフターから夏に向けての動き。

スポーニングエリアから動きはじめる個体が求めるのは「流れ」。

この流れは本湖の湖流であったり、上流やインレットからのカレントを意味する。

つまり、ワンド最寄りの奥にあるインレットやバックウォーターの近くを意識した展開も想定。

ワンドエリアであればポスト&アフターを意識して探すこと。

もしポスト&アフターがいなければワンドエリアはカットすれば効率がよくなる。

もしワンドに魚がいない、もしくは少ないとなれば、アフターから夏に向けて動きだしていると考えるべき。

エリアもガラっと変え、岬や岩盤などの上下移動しやすい水通しのよいエリアを重点的に探るのが正解となる。

ただ、岬や岩盤などは室生ダムにも多いシチュエーション。

絞り込むならば、魚の個体数が多い下流エリアにするのがベストな答えとなる。

カナモいわく、経験値の少ないフィールドにおいて、上か下かという極端なエリアセレクトは正解!

両極端なエリアで状況を見比べることで、その日の状態が分かりやすくなる。

この考え方は基本!

まずカナモがチェックしたのは、下流寄りで本湖に面した小規模岬とワンドが続く場所。

季節感の遅い個体も早い個体もリンクするため、魚がいれば反応の差を確認しやすくなる。

ここでは見えバスも確認でき、反応も確認できたが、何しかスロー。

仕掛けても食ってきても吸い込み方・動き方が非常にニブい。

ここでは基本的にサイト展開オンリー。使っていたのは、1WAYハイブリッドのノーシンカー。

フックはワーム 329 ハンガーSFの#6

コイツは少し前に発売されたモノだが、ノーシンカーはもちろん、ダウンショットやネイルリグなどフィネス系リグ全般で扱える究極の食わせアイテム。

・5pcs. / ¥850(税抜)/¥935(税込)
【1WAY HYBRID】
その高い釣獲能力から食わせの定番ベイトの地位を築いた2WAYを半分にカットした通称「1WAY」に、更なる戦闘能力の増強を図るべくスペシャルチューンを施したのが「1WAY hybrid」
小粒なサイズ感に見合わない強烈な水押しを意識し、ヘッド部に大きな面を設け、大ぶりなウィングを配置する事でサイズ感とパワーの大きなギャップを実現。更にこの大ぶりなウィングはスイミングやずる引き時にボディーを左右に揺らすクロールアクションを発生。ロッドアクションによる上下運動と相まって全方向に波動を放ち強烈にアピールします。2WAYならではの複数の繊細なアームに対し、ボディー上下面に対しラバーチューンを施すことで上下左右の方向を無くす球体理論を盛り込み、シリコンラバーとワーム素材のマテリアル差が生む異なる波動をミックス。コンパクトなボディーに食わせのギミックをフルコンボした「1WAY hybrid」は現代バスフィッシングにおける食わせの究極最終兵器である事は言うまでもないでしょう。

【1WAY HYBRID特徴】
◆マテリアル
1WAY HYBRIDにはナチュラルな沈下速度を生み出す絶妙な比重間に設定したノーマルマテリアルと、超微細気泡含有の素材にて絶妙な浮力間に設定、気難しい魚をもバイトに持ち込む高浮力マテリアルの2種類がラインナップされています。
☆カラー番号・カラー名の後に【F】が付いているカラーは、FLOATING MODEL(高浮力マテリアル)になります。

◆HALF&HALFシリコンラバーを搭載
2TONEカラーの1WAY HYBRIDには上下の色に合わせた特注シリコンラバーを採用。
細部にまでこだわり、より気持ちのよいカラーリングに仕上がっています。

出典:レイドジャパン

クリアは視認性もよく、上目線の魚からはナチュラルに感じさせるカラーの1つ。

ボトムで使用する場合は底の色と同調するカラーセレクトもアリ! エビ、ハゼ、虫、何にでも合わせられる究極の食わせ兵器。

思いのほか反応を引きだせない中で次に向かったのは、本湖に面する岩盤と岬のエリア。

アフターから夏に向けて動きだした個体のチェック。

こういった所で投入したのは、ヒラタイラーの5.7inch。

●3.7inch
Quantity: 6pcs. Price: ¥1,000(税抜)/¥1,100(税込)
●4.7inch
Quantity: 4pcs. Price: ¥1,000(税抜)/¥1,100(税込)
●5.7inch
Quantity: 3pcs. Price: ¥1,000(税抜)/¥1,100(税込)

フラットボディのソフトベイトが有効である要素のひとつ「強い水押し」とそれに伴う「自発的なイレギュラースライドアクション」。ヒラタイラーは、それらに複雑さと乱水流による艶めかしさをプラスするために、深めのスリットを入れたブロック状の蛇腹ボディに設計。ボディに掛かるウォータープレッシャーの強弱によって全方位にうごめく艶めかしさをもたらしています。
また、深めのスリットによってボディ全体でしっかりと水をグリップするため、常に複雑な波動を発しステイ時においても存在をアピール。従来のフラットワームでは生み出しにくかった繊細なロッドワークに対しても、くねるような柔らかな反応で魚を魅了します。
スリットによる柔軟なボディは、フラットワームの欠点であるフッキングの悪さの改善にも大きく貢献しています。

◆状況に応じて使い分けが出来る3サイズ
ヒラタイラーには3.7inch・4.7inch・5.7inchの3サイズをラインナップ。
各フィールドのブルーギルやフナなどのベイトフィッシュサイズに対応が可能。

◆幅広いリグに対応
ノーシンカーリグ、ウェイテッドフックリグ、テキサスリグ、リーダーレスダウンショットリグ、フリーリグ、ネコリグ、キャロライナリグ、ジグトレーラーなど幅広いリグに対応する、出しドコロの多いワームに仕上がっています。

出典:レイドジャパン

リグは、ノーシンカーや軽めのテキサスリグ、フリーリグなどをシチュエーションによって使い分け。

ヒラタイラーの5.7inchでゆっくり落とし込む攻めだが、ここで投入した理由は「魚を遠くからでも引き寄せるパワー」にある。

ボディ全体でウネるようなアクションと存在感を持つヒラタイラー。

最大サイズの5.7inchは落とすだけ、止めているだけでも圧倒的な存在感を放つ一品。

水深が深い分、手返しもスローになるので、こういったエリアでは少ない手数で広範囲を素早く拾える展開が吉と出る。

さらに、季節的にも少し早いということで、あまり多投せずプレッシャーも控えめにできるから。

おそらく連日減水が進んでいる状態で、朝からも約30cmほど水が減っていた。

そういったことから、水を抜くならココ! ということで下流にほど近い岬が絡むストレッチもチェック。

張りだしが連続して続き、身を寄せるカバーもある。

ダムサイトに向けて発生する湖流はもちろん、風によるカレントも効きやすいスポット。

季節感を早めた想定で向かったエリアだが、魚の反応はゼロ。

見える範囲でバスも確認できず、本湖に面したエリアはまだ早いのかもと判断。

そうなると次に触りたいのがインレット。

それも上流エリアで川幅の狭い所をチェック。

ここでは無数の見えバススクールと遭遇!

1ウェイハイブリッドの水面&表層攻めで6投連続バイト/5連続フィッシュと無双モードに突入!

ここ最近のフィールドで、小バスとはいえココまで反応してくれる所って貴重!

特に練習したいアプローチがあれば、魚の反応が見えるフィールドで試してみるのは非常に大事。

助演は楽しすぎてやめるにやめられず、バレたり食わなかったら終了といいつつ5尾連続キャッチを達成!!

とにかく釣るカナモ、とにかく釣れる1ウェイハイブリッド。

これもこれで楽しいのがバスフィッシング!

その後は夕マヅメに向けて動くであろう個体をサーチ。支流のベンド部(通称・三原インレット)からスタート。

水没ブッシュ周りには無数の小バスと、たまにそこそこサイズを確認。

ただただ一筋縄にはいかないハイプレ揃い。

ここでカナモが投入したのは、アジャストレート12inchノーマルの高浮力。5.5inchカットの水面ワッキー。

フックは、ワーム 329 ハンガーSFの#4を使用。

●ADJUSTRAIGHT 12” SLIM ・・・8pcs./¥850(税抜)/¥935(税込)
●ADJUSTRAIGHT 12”    ・・・7pcs./¥850(税抜)/¥935(税込)
●ADJUSTRAIGHT 12” FAT  ・・・5pcs./¥900(税抜)/¥990(税込)

【ADJUSTRAIGHT 12”】
ストレートワームはその名の通り棒状の単純なワームではありますが、単純だからこそ奥が深く、太さや長さのバランスが違う事で全く別の表情を見せる用途多彩なワームでもあります。その為、全国各地の様々なフィールド条件を考慮し、太さや長さのバリエーションを揃えるとかなりのアイテム数が必要。そこにカラーバリエーションまで追加するとストレートワームという1つのカテゴリーだけで莫大な量になってしまう。そんなストレートワームに対する煩わしさを解消する事をコンセプトに開発されたのが「アジャストするストレートワーム=アジャストレート」
まず、太さごとに経験上ベストな数値で導き出した「極細・中・太」の三サイズをラインナップし、長さを一般的なロングワームのMax寸法と言える12インチに統一。太さごとに必要な寸法のカットラインを設ける事で、状況に応じて瞬時に長さを調整し様々な状況にアジャストする事が可能となりました。
更にマテリアルには、それぞれこだわり抜いた質感のノーマルマテリアルと高浮力マテリアルの2種類を用意。
極細・中・太の3サイズ×マテリアル2種の計6アイテムのみで、超フィネス~ストロング。ベーシックな戦略から飛び道具的な必殺技までストレートワーム戦略のほぼ全てを網羅する事が可能です。

【フィールドの状況・魚の状態に合わせてアジャスト可能!】

●太さをアジャスト!

アジャストレートには「細」「中」「太」3 種の太さをラインナップ。
刻一刻と変化するフィールド状況や魚の状態に対し1つのアイテムであらゆる局面にアジャスト出来るよう設計したシステマチックロングストレートワームです。
長さ だけでなく「反発力(張り)」や「ボリューム感」を組み込んだ一層細やかなアジャストができるラインナップになっています。

●長さをアジャスト!

アジャストレートのボディには長さが調節できるようにガイド溝を設けています。 任意の溝をハサミや爪などで切ればその場で最適な長さに調節が可能。刻一刻と 変化するフィールド状況に対しワームを結び変えることなく速やかにアジャスト できる画期的なデザインです。

●比重をアジャスト!

塩入りノーマル比重マテリアル・・・ナチュラルな沈下速度を生み出す絶妙な比重感 に設定。ノーシンカーワッキーでフォールさせればウネウネと自発的にうごめき魚 を誘い、アクションを加えればゆったりとした余韻のあるウネリを発生。ボトムに 放置するだけで誘い続けるオートマチック設計です。

高浮力マテリアル・・・浮力が高ければ良い訳でもないため、フックを背負った状 態で「浮きすぎない」絶妙な浮力感に設定。太さと長さによる張り感の差と、水 面という壁をウマく利用して気難しい魚をもバイトに持ち込む類稀なるバイト誘 発力があなたの新たな武器になるでしょう。

出典:レイドジャパン

そこまで沈めると見切りやすいため、水面で一気に勝負を賭ける!

ところが、角部屋の呪いのおすそ分けか、バイトも浅くて乗らないうえ、いきなりタックルトラブルも発生。

そこから上流部は、想像以上に魚の気配がない。

ただ、見つければ食わせてしまう主演以上に頼れるオトコ。何気に泳いでいた見えバスですら見逃さない!

1ウェイハイブリッドのノーシンカーで完全無欠のサイトアタック。

このエリアをはじめ、岸沿いのカバーやハードボトムには小さなギルやギルネストもあり、それを意識したバスが時折バンク沿いを回遊。

そのイチ個体を見逃さず、的確にサイトでバイトに持ち込むことに成功!

見えた魚は逃さない! それがKinkiウォーカーの助演カナモのパワーワード!!

たどり着くまで意外な苦戦を強いられたが、キャッチしたのはヨユーの40cmUP。

今回の初日はプレオープンということで、本番は2日め。

ここからが、ゆたかボーイKinkiウォーカーvol.6。お待たせしました!!

これが「P」の正体でした。

前回といい、今回といい、撮れ高は過呼吸状態。

正直、この日の助演チームはあまり釣りをしておりません。

ただ、カナモ的に気づいたのは、室生ダムはバックウォーターもインレットも、ほぼほぼカレントがないこと。

つまりは、普通であれば考えにくいインレット付近やバックウォーター付近でもスポーニングが行われるということ。

大きくエリアを動くことなく、スポーニングエリアを起点にアフター状態にもなれるということ。

リザーバーの中でもこの環境は少し特殊!

どこのフィールドもクセは必ず存在するため、そこに気づけるか気づけないかで、答えに近づくための近道を歩けるか遠回りになる回り道を選んでしまうか。歩けば歩くほど経験値は確実にUPする!

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