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トミー敦のあじすた! シーズン6 トミー敦のあじすた!vol.15「満月大潮でも釣れる!トミー敦のHOW TO アジング」

トミー敦のあじすた!vol.15 「神出鬼没の満月アジ攻略、狙うレンジはドコ?」

普通は避ける満月大潮でも釣れるアジンガーになるコツは?

あじすた!vol.15のロケ日程は、くしくも満月大潮。

なかなかよい条件や環境をギリギリまで選べないのがロケのムズかしいところ。

月明かりがモロに当たる満月は、明りに集まるアジ全体的にが散りやすいので釣りにくいといわれる。

また、大潮で潮の動きも速い=アジの動きも自ずと変わりやすい。

その状況の中で、トミーと谷野さんも環境に合ったエリアセレクトを行いながらアジのいるエリアをサーチしていった。

最初はアジの確認で、湾内でも一番外海に面しているエリアを確認。

その理由は、常夜灯が点く夕マヅメの時間帯にアジがリンクしやすいのと、満潮に向けて外海から入ってくるアジが一時的に立ち止まる場所であること。

リンクするアジは表層に浮くこともあれば底付近のべたべたに付くこともある。

それは潮の動きや月明かりの角度&明るさで変わってくる。わずかな時間でアジの動きがすぐに変わるのが満月であり大潮。

月夜でも釣れる時はすぐ釣れる。ただ同じ釣り方がいつまでも続きにくい。本当はのんびり釣りたいけれど、そういった時こそ満月大潮は緊急事態といえる!

特に時間が経てば経つほど月の位置も高くなるので、海面も月に照らされやすくなる。

アジングに行きたいけど月の大きさまで選べない。

トミーに、こういった時のエリアセレクトを紹介してもらった。

月夜のタイミングでアジングをするとなると、まず基本的には月の影響を受けづらい場所セレクトが大事!

つまり、キャストする側に月明かりが当たりにくくなるシチュエーションで、背中側に山を控えた立地のエリアが月明かりの広がりを少しでも抑えてくれるといえる。

こと、今回のフィールドとなった広島エリアなどの瀬戸内海は、こういった立地の場所も多い。

また、昔から月明かりや潮流から逃げるように、潮の動きを予想しながら一気に200キロ前後の大移動もあるのが瀬戸内海エリアの特徴。

時間経過とともに月は高くなって月明かりは広がっていく。

それならば少しでも月の出が遅くなるポイントを選ぶことが重要!

さらに、大潮ということで、魚の出入りが多い場所という見方も必要になる。

月の位置が低い時間帯でも高い時間帯でも、魚が抜けやすいシャローより水深のあるディープエリアを選んだのが、今回のロケ。

アジが溜まりやすいディープエリアであれば、そのエリア内で月明かりや潮の流れによってレンジを変える。

そのレンジに当て込むことができれば、その瞬間に連発も可能ということ。

最初のポイントは外洋に面した場所。ここでは40カウントほどで反応はあった。

アジは比較的ディープボトムのままで、たまにアタる程度。

月明かりの高さに合わせて移動した先では、ディープ狙いでジグヘッドも重たくし、ロッドもUTR-58(プロト)にチェンジ。

ディープレンジのサーチにシフト。

この時に使っていたジグヘッドは、アジスタ!TG Sの2.5g。

アジスタTGはタングステン素材のヘッドでSとMHがラインナップ。

深いエリアではアジスタ!TG Sの2gや2.5g、それ以外では1gから1.5gをベースに使用。

●土佐かぶらでアジ金針と並んで人気のアジ白針を踏襲した玄人好みのプラチナ(白金)カラーフック!  細くても強く、鋭い刺さりが継続するハイカーボン素材を使用。
●アジスタ独特の速掛け対応のオープンゲイプにすっぽりと口に入りやすいショートシャンク形状。
●ラウンドベースのタングステンヘッドで抜群の飛距離が出せ、斜めに入った水受け断面で操作感が高い!
●タングステン特有のヘッドの硬さが、水中やボトムなどの状況を鮮明に伝達。

●TG-MHサイズのみ、大物対応のTICT史上最も太軸のフックを採用。

出典:ティクト

ワームはテスト中のブリリアント1.8inch。前回もよく釣れた完成間近のニューサイズ。

深いエリアまで的確に落とし込み、メリハリのあるアクションとブリリアントの強波動でアジを呼ぶ作戦。

潮が動けば魚も動く。その時の対応は?

潮が動きだすとアジのレンジも一気に変化。

新たに入ってきた魚の可能性もあるが、反応のあるレンジは一気に変わる。つまり、その動きや反応を即感づけるかどうか。

トミーはUTR-55にセットしていたアジスタ!TG Sの1.3gや1.5gもローテし、ワームのタイプもローテ。

少し上ずったタイミングで食ってきたのはフィジットヌード。

同じ重さのジグヘッドでもワームの波動で反応の違いを多く感じたロケでもある。

ただコレもいつまでも続かない。

片や谷野さんはアジスタ!TG Sの1gで落とし込みながらボトムから1mほど上をリフト&フォール。

本来ならばコレがパターンとなって連発の口火を切ることが大半。

ところがその後は再び沈黙。

しかし、ボトムから少し上を平行に泳がせるとバイト!

わずかなレンジの違いとアクションの違いで反応するという、玄人の経験が活きるレンジ攻略が真価を発揮!

反応が急変しやすくツンデレ全開なのが満月大潮のアジング。普段と異なるのは、影響を受けにくいエリア選択と速すぎるレンジ変化。釣れる(アタる)時間は一気にたたみ込み、いなくなれば即座に層を変えるか移動。これがバイトにつなげるカギになる!

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