驚異のキャッチ率を実現したのがプロトフック
イヴォークZEROの水面攻めで、ルアーのインパクト以上に驚くのが、そのキャッチ率。実はコレ系、掛かったあとでバレやすいのも特長だと別コラムで記載。
いろいろテストでイジっているうちにキムケンが取りかかったのはフック。フロントフックの形に注目してほしい。3本ではなく4本フックなのだ。
これはピアスダブルを背中合わせにして熱収縮チューブで圧着したもので実釣しているが、とにかく掛かりやすく、イヴォークZEROのスイベル式アイと相まって、とにかくバレないシステムが働いている模様。
通常であればボディが大きい、自重が重たいルアーほど遠心力で飛ばされやすいが、フックを4本にすることでどこかしらに刺さりやすく、リアフックは他の所でアシスト的に引っかかってくれることも多い。
というわけで、ロケ中にキャッチしたバスの掛かり方を確認してみると、1本掛かりのことが少なく、高確率で2本+ほかが掛かった状態。
ランディングしてから撮影していることを考えると、バイト後からランディングまではコレ以上に掛かっていた可能性もある。
どうしても針先が4本もあると魚へのダメージは? と思いきや、キムケンいわく、3本針よりも比較的浅く複数で掛かるため、ダメージ的には深く刺さる3本針よりマシなのではと感じているそうな。
今はありモノの自作したフックのため、今後はこのバレにくいコンセプトの新たなフックをリューギで開発に着手していくとのこと。
フックのアイが2つになるのか、フックの軸にスイベルを埋め込むのか、どうなるかはまだ未定だが、期待したいところ。
ちなみに、ピアスダブルは大型もラインナップされている。完成が待てなくて自作で試したい人にオススメ! 背中合わせにして熱収縮チューブで止めるだけ。
出典:リューギ
ちなみに、ジャイアントベイトに合わせるなら、こちらもアリ!!
出典:リューギ