魚の反応が確認しやすい「巻きサーチローテ」の活用
暖かい日が続けど、急な冷え込みや大雨でリセットされやすい春シーズン。様々なモードの魚が混在する中でキーとなったのが「押してもダメなら引いてみる」展開。そんな中、たくみが投入したのは3展開で、1つは魚の反応を確認しやすいビッグベイトとブレード系サーチ。魚がついてきても、ついてこなくてもヒントとして活かせるのが一番大事。
中でもヒラクランクギルSビル140Fのデジ巻きは移動距離を抑えた寄せと食わせの両立系で、ブレード系のフラチャットはカバーをタイトにトレースするリアクション系としてローテ。ルアーを見にくる、見にこない。逃げない、すぐ逃げるなど、魚の反応やコンディションを素早く確認できるのが、たくみ流・巻きサーチの特権だ!
サーチで投入したヒラクランクギルSビルF140 の城ノ上チューンは、デジ巻き対応仕様。さらに移動距離を抑えた攻めが可能!
出典:ノリーズ
シビアなビッグプリスポーンが潜みやすいディープが隣接するレイダウンなどのストラクチャーでは、移動距離を抑えつつ、魚を寄せるパワーのあるビッグベイトは必要不可欠! デジ巻きによる誘いは非常に有効な手段となる。
そしてもう1つのブレード系は「フラチャット」を愛用
フラチャットといえば、一定層でブレずに安定した高速トレースを得意とするブレードベイト。類まれなる回避性能を利用してレイダウンやカバー絡みで投入! 立ちあがりの速さを活かしてバンク沿いやレイダウン沿いにキャストして一気に素早く巻くことで、プレッシャーやコンディションで横方向に大きく動きにくいデカバスのスイッチを入れて食いあげさせることも可能(当日は10㌘)。
出典:ノリーズ
トレーラーは5.8inchレディーバランスをセット。アピールは元より、フラチャットの高速トレースにおける直進性をさらに高めてくれる
この5.8inchレディ―バランスは、単体でもよい仕事をしてくれるアイテムで、ジグヘッドやキャロなど、ソフトジャークベイト的なアプローチもこなせるワーム。たくみはオフセットフックセッティングでカバーに吊るしたまま空中で回すように動かして時折、水面にピチャつかせて落とす「水面ピチャオくん」攻めでも使用。
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