初夏のリザーバーではエサと水色に注目!
カナモがアップデートvol.1の地にセレクトしたのは、三川ダムと八田原ダム。本人的にも久々となるフィールド。
ちょうどコンディションはポストスポーン大半で、アフターも出現しはじめたタイミング。
ただ釣るならば見える魚を探す展開もアリだが、それは水質がクリアな状況や場所ならOK。少し前なら十分ストロング!
ところが今回、水面にはアオコ。さらに上流からは代掻きの水が流入。フル満水で中流はエントリースペースもなく、上流も下流もカナモ得意のサイトは完全に封じ込められた。
事前にスマホで見ていたとして、過去の釣果情報では「サイトで釣れてる」、「魚が見えていた」などなど、現状とはまるでかけ離れた状況しか得ることができない。これがまさに今の現状だと勘違い。
つまり、この情報だけを鵜呑みで行くと釣れない ⇒ 魚が見える場所を探す ⇒ クリアなエリアはない ⇒ 撃沈。まさに終了。
こういった時こそ現場で得た「生きた情報」で自分のアプローチをアップデートできる。今を釣ることで得られる生きた情報は山盛りある!
そんな中でカナモが最初に見回ってチェックしたのが、「水色」と「エサ」。水色に関しては、濁りは元より、この時期から発生するアオコの動き。
そして、バスのメインベイトとなるエサの種類やポジション。最大のキーは「チアユ」だった。
気温と水温が上昇すると、季節感にもタイムラグが発生!
まずは三川ダムから開始するも、全てのエリアにアングラーがいて、下流の一角しかエントリーできなかったのが本音。
三川ダムは初夏モードが色濃くなりはじめた状況で、岸沿いのエビ・ハゼ系、稚ギル、フライ以外に、「チアユ」の存在を確認。
ただ、チアユの群れ(アユボール)は岸沿いではなくまだ沖を回遊。バスも基本的に岸よりも沖側を意識していた。
この情報で、想像していたアプローチをアップデート完了。
岸から沖攻めにシフトし、ルアーパワーでバイトを呼び込みクローラーベイトで48㎝。これこそ生きた情報からアップデートした結果。
ただ、季節感の進行で状況は悪くなる一方。そこで一気に展開を変えて下流に位置する八田原ダムをチェック。
八田原ダムは下流寄りの展望台付近から水質やエサのチェックを歩いて確認し、エサに合わせたルアーセレクトと、反応するスピードを発見。遅いと食わない。ただし、食うのは小バスのみ。
ルアーを変えても、スピードを変えても、反応するのは同じモノの高速引き。AVI35の水面高速引きがハマり、アッという間に2ケタ釣果。
この時、釣れたバスやギルの体色は時間が経つとともに変化。間違いなく悪い水が入ったと感じるほど活性も低下。
釣れなくなった状況を知ることでも自身のアプローチはアップデート完了! このエリアが正解ではないと見切れる材料となる。
次の展開は、あえて水が生きているであろうエリアの捜索
そんな状況から明けた翌日。三川ダムの状況悪化を想定して八田原ダムにエントリーし、朝イチから入ったのは宇津戸川筋。
すでに暗いうちから先行者もいたが、ここで目の当たりにしたのが「チアユボール」。
チアユの動きを確認しながら、時折あがってくるバスの動きを見ていると、食っているのは元気なチアユではなく、クルクル回ったり群れから外れて泳ぐ弱った個体のみ。
とんでもなくセレクティブだが、前日にもハマった小魚系特有の素早いアプローチがまったく効かない状況。そこでカナモが手にしたのは「ホバスト」。
食えるチアユを探すデカバスの目線に合わせた展開で、狙い通りに起死回生の56.5㎝! さらにこのパターンの再現性を実証する48㎝も捕獲。
キーは、エサとなるチアユの動き、チアユを選んで捕食するバスの目線にあった。
釣果UPで移動したが、ここでもキーは生きた情報からのアップデート
入れ替わりでやってくるアングラーのプレッシャーや状況変化で魚も入れ替わらないため、ハイプレ必至のメインのバックウォーター(芦田川筋)に移動。
人だらけの中、運よく上流側だけ入れたにもかかわらず、ここではこの日の答えだと感じていたホバストを見切られる事態に遭遇。
バスをはじめ、ナマズやコイが狙っているエサの動きが、先ほどと大きく異なることに気づいた。
デカバスほど流れのヨレでエサを見切る。
ここでカナモが即座に展開したのは、「速さ」で食わせるアプローチ。前日に数釣りパターンとして展開したAVI35の表層高速トレース。
ここでも現場で得た情報でアプローチをアップデート!!
すると答えは必然的に返ってくることとなる!!!!