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UP DATE[アップデート] シーズン2 UP DATE [アップデート]vol.1「初夏~夏に大事なアップデート」

【UP DATE vol.1】水面アプローチのローテーション

季節柄ハズせないのが水面系

カナモが季節的に必要で、効果的だろうと用意していたのが水面系。

魚を寄せるパワーを持つデカダッジと、食わせ系のAVI35&2WAY。

 

まずは「デカダッジ」

デカダッジは、クローラーベイトの中でも圧倒的なルアーパワーを持つ一品。ボディインパクト、波動は他の羽根モノにないほどのアピール度。

DEKA-DODGEは、オリジナルサイズのDODGE同様にビッグボディの中にフィネス的な要素を持ちながらも、より水を押す力を高めたハイパワー・ビッグクロウラーベイト。ただ大きくなっただけでなく、強い個体を引きずり出すセッティングに仕上げています。
DEKA-DODGEのワイド設計ボディは、オリジナルDODGEの真円ボディとは異なり、水面での安定性を高めています。安定したワイドボディを左右に揺らすことによってDEKA-DODGEは強烈な水押しパワーを実現しました。
DEKA-DODGEは一見ゆっくりとロールしているだけに見えますが、そのワイドボディによって実際は水中に対し厚みのある強い水押しを発生しています。ボディサイズによる視覚的な存在感だけでなく強烈な水押しという目には見えないもうひとつの圧倒的な存在感によって、水色の濁った場所やタナの深い魚に対してもしっかりとアピールし引き寄せる不思議なパワーを実感できるはずです。
使い方はオリジナルのDODGE同様簡単、着水後ロッドを10時の位置に構え、ラインのたるみを手繰り寄せるイメージで低速リトリーブするだけでOK。
DEKA-DODGEは金属音と水面を優しく叩くタポタポ音を伴いながら、自ら泳いでいるかのようにゆらゆらと左右へロールし、多角的に魚を誘います。
デッドスローで水面をもがく姿に辛抱できなくなったモンスターが、DEKA-DODGEを急襲するエキサイティングなバイトをお楽しみください。

出典:レイドジャパン

カラーは新色で追加された「KG」。

もしかしたら今回はデカダッジがハマるのか? しかし現状はそんなに甘くない。水質悪化とベイトの離脱でパターンとまではいかなかったが、ベイトのポジションが定まれば確実にストロングパターンと化すのが、マグナムクローラーベイトの破壊力だ。

 

エビ食いにはコレ! AVI35

水面で強いモノではダメとなれば、次は食わせ系にシフト。まずはAVI35。オフセットセッティングの極小ネイルリグで使用。

AVI 35は、50よりもさらに繊細なフォーリングベイトとして気難しい魚を躊躇なく喰わせる極フィネスモデル。ネイルシンカーを込めることで魚のレンジや状態にアジャストすることが可能です。

出典:レイドジャパン

AVI35の超コンパクトシルエットで、魚に見切らせないスピードで水面を小突くように連続トゥイッチ。スピードで見切らせないと食わない時はコレ!

カラーはマメにローテしていたが、細かなカラーローテもバイトを誘発する1つのテ。

 

ご存知、荒釣れワームは最新テクと融合!

同じく水面系の食わせで、AVI35とは対極のスピードで誘うのが2wayのホバスト。

2WAYはその名が示す通り魚の状態やシチュエーションに合わせて幾通りもの使い方ができるソフトベイトです。開発段階から通称「サイト専用ワーム」と呼ばれていたように、サイトフィッシングにおいて類稀なる釣獲力を誇ります。
最もオーソドックスな使用法は、そのままセンターの球体部にマスバリを掛けたショートリーダーダウンショット。シンカーを上下させるイメージでややゆったりと大き目にアクションを加えることで、ボディが「くの字」に折れ曲がりながらロールすることで多軸的ロールアクションを起こし、それに合わせてボディサイドから無数に生えた細いレッグが追従するため、極めて複雑怪奇なアクションを発生します。
また、ボディに設置した深溝リング状のリブが大きく水を掴むため、小粒ボディサイズとは思えないブレーキ感とウォーターグリップ力、水押しを実現。見た目と波動のギャップで魚の口をこじ開けると同時に、アングラーに対しては高い操作感をもたらします。
ジグヘッドワッキーにリグることで、ダイレクト感や手返しの良さを得ると同時にカバー周りでも使うことが可能になります。
なかなか反応を示さない魚に対する別アプローチとして、半分に千切ったボディにマスバリをセットしたネイルリグが効果的。フォール時にボディサイドのレッグがピリピリと微細波動を発しいわゆる沈ませる虫ワームとしても使用することができます。
このように、2WAYは多彩なアプローチで気難しい魚を喰わせる能力を持った摩訶不思議な新ジャンルのソフトベイトなのです。

出典:レイドジャパン

あまり語ることがないほど全国的に釣果を叩きだしているカナモの溺愛ワームであり、真ん中でカットすれば通称・1way。使い方も自由自在なアイテム。

今回は水中で移動距離を抑えながら漂うイメージで使用。

じっくり見せないとダメな時やバスのポジションが固定化されている時、弱っているエサを偏食している時など、速さでだませない状況下で威力を発揮。

今回この3パターンのローテーションで、その場その時の状況から得た生きた情報をつまみ取り、攻め方に取り込んでアップデート ⇒ 最新のアプローチに最適化! 釣れない&効かないことを知ることもアップデートの1つ。これが釣果をさらに伸ばしてくれる!!

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