表層でも中層でもボトムでも縦横無尽な活躍ぶり!!
ドリフトテクでさらにバイトを引きだしてくれたファンタスティック4.8inch。
ノーシンカーやジグヘッドはもちろん、キャロやウェイテッドリグなど、リグを選ばずオールマイティに使えるソフトスティックベイト。
この時はネイルリグで使用したが、岡くん的にファンタスティック4.8inchのネイルリグは2つのセッティングが存在するとのこと。
1つは腹部に刺すセッティング。
ネイルシンカーは細身なシェイプのモノを低重心にセットすることで、より安定したフォール姿勢を演出しやすい。
シンカーをしっかりボディ内に収めてやれば、フォール時にボディを軽く揺すりながらシミ―フォールを発生。
テール部はボディの動きよりも1テンポ遅れてヨタつき、超絶な生き物感を自発的に演出してくれる。
細かいピッチでロールしながら生き物っぽく落ちていく。これがお腹側にネイルシンカーを入れた時のシミ―フォール。
前寄りからのアクションはコチラ!
ボディをネジりながらヨタつかせて真下に落ちてくれるので、移動距離を抑えたい時、あまり流されたくない時にも有効なセッティングといえる。
タイムラグのあるテールのネジれアクションにも注目!
もう1つのセッティングはヘッド寄りパターン
ファンタスティックのもう1つのネイルリグセッティングが、ヘッド側セッティング。
腹のスリットの前側で低重心になるようセット。シンカーの重さは同じく1.3gぐらい。
お腹側セッティングと違って、ワームの前方にウエイトが乗るため、前に進み(泳ぎ)ながらテールを小刻みにアクションする小魚系スイムアクションを簡単に演出できる。
持ちあげた時は頭あがりだが、フォール時にナナメ下へと切り込むように鋭くカーブフォールするため、追われた小魚が底の変化に逃げ込むような動きにも感じる。
ボディロールは控えめだが、フォール時のスライド幅が大きいので、テールアクションも同調してネジれながらクネってくれる。
このテールアクションはほかでも見たことがない系統の動きで、イメージは底から浮かしてカーブフォールで誘う温故知新系のラバジスイミング。
そんなファンタスティックのボディ形状をエグる!
今回投入したのが、ファンタスティックの4.8inch。ここでは4.8inchのボディシェイプをエグります。
ボディは細長くて丸みを帯びたシャッドライクボディ。
背中から見ると少々ボリューミーだが、テール側はキュっとテーパーがかったシルエット。
実はボディサイドのスリットは今まで多くのサンプルをテストしており、切れ込みの向きや深さ、形状など様々なパターンでテストしてきた最終の答え。
上下の動きではなく左右の振りを助長するスリットのような気もする。
最後にテール部。このテールの細さや形状、細かい作りが独特のネジれたピリピリ感を発生。
このテールアクションは主にフォール時が一番変化しやすく、ボディアクションから少し遅れて動く。これがファンタスティックにしかないギミック!!
ファンタスティックにはドンピシャなフックが存在!!
岡くんいわく、ファンタスティックにはテスト時から使用していたワームフックがあるとのこと。
そのフックが、ノガレスのフッキングマスターモンスタークラス・リミテッドエディション。ファンタスティック4.8inchには、このフックの#4/0がベスト。
ゲイブの深さやサイズ感、重量など、ノーシンカーで使用しても、ネイルリグで使用しても変わらないベストなセッティングが可能。
4.8inchの次にリリースされる5.8inchには#5/0がドンピシャ!!
さらに、ファンタスティックはフルスイングシリーズと同じくブリスターパック仕様。
フックをセットしたままでも入れられるので、カラー違いで持ち込む時にクセもつきにくくて便利!
岡くんのセッティング解説と水中アクション動画はコチラ!