たまらんばいの新たな武器!「オフセットマスター」を徹底解説
浚渫の掘り残しをはじめ、ブレイクやウイードなど、あらゆるシーンで必要なのがワーミング。
特に、たまらんばいガイドにおいてワーミングといえば、高比重系の痙攣アクションやボトムジャークにはじまり、スルダンリグやテキサス、たまらんばいショットなど、多岐にわたって活躍するリグが多い!
そんな中で今回ピックアップするのがテキサスリグ。
使用したワームはスタッガーオリジナル。
ワーミングの基本であり、1年中どんなシチュエーションでも使えるリグ。
一番使う機会も多いテキサスリグは、ワームのサイズに合わせて使うフック選択が非常に重要といえる。
永野くんがメインで使っているのはバリバスのワームフックシリーズで、シーズン問わずに使用頻度が高いのは「オフセットマスター」シリーズ。
元々は「フッキングマスター」シリーズとして人気のワームフックだったのが、今春からネーミングを「オフセットマスター」に一新!
従来の4モデルと、新たに「パワーベイトフィネス」が追加され、全5種類のラインナップ。
まずはライトクラス!
オフセットマスターのライトクラスは、線径が細めで、軽い力でもよく刺さり込んでくれるモデル。
サイズ展開は#4から#1/0までの全5種類。
ファインワイヤーを採用することにより、刺さりの良さ、よりナチュラルなワームの泳ぎを徹底追及。また、グランポイント採用で、脅威の鈎先、持続性は他の追随を許しません。ロングシャンク、ワイドギャップ設計により、ノーマルからスリムなワームのセッティングにベストマッチし、バスのバイトの瞬間のアワセでも瞬時にフッキングが出来ます。
カラー:NSブラック出典:バリバス
永野くんのイメージでは、刺さりを重要視したモデルであり、使用するワームは小型かつスリムなタイプが一番合わせやすいとのこと。
3inch前後のワーム全般に合わせやすく、ナロー形状ながらしっかりゲイプ幅もあるワームフックなので、ダウンショットやスプリットショット、もちろんノーシンカーなどライトリグ系全般に対応するモデル。
線径が細めなので、フロロ仕様のスピニングタックルが一番ベストなのかも。
もしライトリグ系で使いたい! と思った時は、オフセットマスターの黄色い台紙が目印!!
たまらんばいが一番使うモデルはコレ!
永野くんがもっとも使用頻度の高いモデルが、オフセットマスターのヘビークラスとモンスタークラス。
まず、ヘビークラスは非常にオーソドックスなタイプ。
強靭で太軸なヘビーワイヤーでありながら、グランポイントの採用により、鈎先の鋭さと持続性が抜群。ワイドゲイプ設計により、小さめから大きめまで幅広いサイズのバルキーワームのセッティングにベストバランス。
カラー:NSブラック出典:バリバス
永野くん的にはスリムなボディシェイプのワームに多用するとのこと。
イメージは魚っぽいシルエットのワーミングにドンピシャ!
初夏に出番の多いスタッガースティックなどのスティックベイト系ワームにベストマッチな形状やバランスで、刺さり込みのよさやフッキングレスポンスも高いモデル。
サイズは5種類で、#1から#4/0。
4inchクラスから6inchクラスまで幅広く合わせやすく、ベイトタックルからスピニングタックル(特にPE仕様)まで扱いやすいワームフックといえる。
どこに行くにも持っておきたいヘビークラスは赤っぽい台紙が目印!
そして、永野くん的にもっとも多用しているのがモンスタークラス。
超ヘビーワイヤー採用により、抜群の強度を誇るモンスタークラス。ヘビーワイヤーでありながらモンスターの硬いアゴをぶち抜くグランポイント採用。超バルキーなワームのセッティングに最適なスーパーオフセット設計。また、シャンクの長さ、ポイントの位置、セッティングシルエットなど、細部に渡って考え抜かれた形状を実現。
カラー:NSブラック出典:バリバス
今となっては欠かせないコイケシュリンプマグナムやコイケシュリンプビッグなど高比重系ワームのノーシンカー。
バルキーなワームでデカバス率が高いワーミングではコイツの右にでるものはないほどの信頼度。それが、オフセットマスターのモンスタークラス。
ゲイプ幅もあり、線径も太いモデルで、永野くんはバルキーなワーム中心に使用。
フックにも自重があるので、セットしたワームのバランスも下重心で安定しやすい。
モンスタークラスはサイズ展開も多く、#2から6/0、さらに#10/0もラインナップ。
合わせるワームのサイズはスタッガー・オリジナルで例えれば3inchから6.7inchまで対応!
ボリュームのある3inchからロングワームまで幅広く使えて、ロクマルクラスや10Lbオーバーなどにもパワー負けしない強靭さが最大の特長!
刺さりのよさもいうことナシのモンスタークラスは、パープルの台紙が目印。
バルキーワーム特化型のモデルはコレ!
そして、ほかのモデルと比べて非常にゲイプ幅が広いのは、「ヘビーワイド」モデル。
極太クローワームや、ファットワームにベストマッチで、ウルトラワイドゲイプ設計により、抜群のフッキングを実現。また、ヘビーワイヤー採用により、最も使用頻度の高いミディアム/ミディアムヘビーロッドとの相性が抜群で、初心者でも簡単にフッキングすることが可能になった、ワイドオフセットフック。独自の低重心設計により、ワームの姿勢が安定し、ワームの回転防止や、不自然な動きがなくなり、釣果が格段アップ。
カラー:NSブラック出典:バリバス
縦偏平のシャッドテールワーム、体こうのあるワーム全般に特化したモデルで、フッキングしにくいボリュームのあるワームでも非常に高いフッキングレスポンスを誇るワームフック。
サイズは#1/0から#5/0までの5種類。
線径も太く、とにかく頑丈でよく刺さるフックのため、昔からコアなファンが多いモデルでもある。
高比重系ワームはもちろん、縦偏平のオフセットスイムベイトなどにも合わせるなら、オフセットマスターのオレンジの台紙をチェック!
そして、新たなモデルが仲間入り!
オフセットマスターシリーズで、新たに加わったのが「パワーベイトフィネス」モデル。
ベイトフィネスで使用するワームにベストマッチで、シシーベイトを使ったパワーフィッシングにも対応。優れたフックポイントと強靭なヘビーワイヤーの採用により、ベイトフィネスタックルでも、確実にフッキングを決める性能と、カバーからビッグフィッシュを引きずり出せるパワーを兼備しました。5~14LB.クラスを使用したベイトフィネスからミディアムヘビータックルに最適なオフセットフックです。
カラー:NSブラック出典:バリバス
フックサイズは小さめの#3から#3/0までの6種類。
出典:バリバス
オフセットマスターのパワーベイトフィネスシリーズは、小さなノーシンカーリグをカバーにブチ込みバイトを引きだす、まさにカバー絡みのPEスピニングで使用しやすいワームフック。
出典:バリバス
オカッパリでもボートでも、ノーシンカーやネイルリグなどでカバーの奥や沈みモノを直接コンタクトさせるアプローチにバツグンもアイテム。
イメージでは、オカッパリとレンタルボートで出番が多くなるはず!