春だけじゃなく通年! シブい時こそボトムを使う
ヒロセマンの狙いドコロは「シャロー」と「ちょい沖」。
そのどちらも完全にボトム(底)を釣るスタイル。
春シーズンは季節的にワンドがよくなることも多く、シャローや水深のない藻場を狙うことも多い。
中でも朝マヅメやローライト時はウワサのネオグローが威力を発揮するタイミングでもある。
素早い動きで表層や中層で乗せるのは、どちらかといえば秋シーズン。
春はどちらかといえば、比較的スローに誘って底(ボトム)に置き、警戒心を解いて抱かせる展開がオススメ。
こういったシャローエリアでヒロセマンが実践しているのは、縦さばきのロッドワーク。
特に朝イチのシャローエリアは夜の残りや朝マヅメのフィーディングで回遊するアオリイカもリンクすることが多い。
中でもシャローで藻場が絡む場合は産卵意識のデカアオリもいるため、警戒心を高めないようスローにエギの存在感を知らせるには、沈下速度を抑えるアプローチが大事!
ヒロセマンいわく、シャローですぐにエギが底に着くと感じる場合、ロッドを立ててわざとフォールスピードを遅らせるのも1つのテ。
もし足元近くなど目視で確認できる所までイカが追いかけてきた時、そのままエギを抱いてくれれば問題ナシだが、デカアオリほどエギをジックリ時間をかけて見続けることが多い。
時間をかけすぎると見切られてしまうこともあるので、その時に試したいのが、一度回収して再び沖の深場にキャストし直すアプローチ。
エギを疑いながら吟味していたアオリイカの警戒心をリセットするため、沖の深場のボトムに入れ直すのは非常に効果的!!
この時使っていたエギは、餌木蔵ベイトフェザー3.5号のNEO GLOW、#13 レッド夜光ピンク(テープ無)。
出典:メジャークラフト
深場のボトムで派手すぎないレッド夜光のアピールが、放置プレーでもイカの本能を揺すぶってくれる。
シャローや足元で水深のない所でのボトムの使い方
春から初夏に移り変わると、意外にも見えイカが多くなることもある。
特に沖から誘ってくると、いきなり足元でチェイス発生も! 今回もそういったケースが多かった。
こういった時もヒロセマンは足元のボトムを利用。
沖から誘ってくることで広範囲のイカにアピールしてくれるのが、餌木蔵ベイトフェザーの音波モデル。
音波モデルは特にピックアップする直前にどこからともなくイカが追いかけてくることが多い。
やる気のあるイカの場合、ここまでくれば足元の底まで沈めて止めておく、もしくは軽く誘ってテンションフォールでスローに沈めてやればOK。
逃げるようだと少し沖にキャストして沖のボトムでじっくり攻める。これで高確率に乗せることが可能!
潮の変化がある時や初場所など、サーチ気味にアプローチする際はベイトフェザーの音波モデルが非常によい仕事をしてくれる。
特にベイトフェザーの場合、音波モデルとノンラトルモデルがあるため、片方のモデルでイカの反応を見て、釣れそうならばそのまま使えばすぐに答えがでる。
もし違和感を感じて警戒するようなら即座にローテーションすることで、効率よく釣果につなげることができる。
ヒロセマンいわく、乗せるまでに時間が掛かってスレたと感じた時はパープル系がオススメ!
この時はレッド夜光レッドレッドからパープル夜光ゴールドピンクにローテーション。