今回導入したロッドで2023年のNEWモデルは2セット
2022年にリニューアルされたバンタムロッドシリーズ。
新たに追加機種が登場する中、奥田が手掛けるモデルも存在。ここでは今回使用していたロッドを紹介!
シャロー展開が正解であればメインになる予定だったのが、バンタムスピニングロッドの新機種「264L/M」。
POWER FINESSE & SMALL SWIM BAITING
ショートレングスながら、そのスペックからは想像できないポテンシャルを秘めたパワーテクニカルロッド。バイトに追従する繊細なLパワーのソフトティップと、Mパワーに届く急激なパワーバットを1つのロッドに融合。レンタルボートやオカッパリなどの小規模フィールドでも取り回しが良く、その使用感を例えるならばかつてのモデル「274L-SB」をそのまま凝縮した1本と称すに相応しい。10g に満たないスモールスイムベイトをナチュラルに泳がせ、ランカークラスとのファイトにもバットパワーで余裕に対応。また、[エキサイトトップ]搭載でシェイク主体のミドストやネコリグもカバーする器用さは、現代アングラーのビッグバスハンティングの次なる一手に。出典:シマノ
バンタム264L/Mは先代の274L-SBをベースに、NEWバンタムのブランク特性を最大限に活かして作りあげたモデル。
トルキーな振動をルアーに伝達するエキサイトトップを搭載し、ティップ部は繊細なL、バットは強靭なMという相反するアクションを操作性の高い6ft4inchのシャフトに融合したフィネススピニングロッド。
軽快さと特有のダルさを残した性格のロッドで、飛距離は274シリーズと大きく変わらないとのこと。
グリップ長は274M+と比べるとほんの少し短い(フロントグリップのコルク分)が、元々274シリーズはグリップが短めでブランクの有効長は長い。そのため、264L/Mも一般的な6ft4inchクラスよりも有効長は少し長めで、持って振った感じでは非常に軽快かつ爽快!
個人的には、速さを活かした中層ジグヘッドスイミング(ハンドル1回転で6.5ー7シェイク)にドンピシャな感覚を覚えたロッド。
シマノ・バンタムの274シリーズといえば、説明不要の現行モデル「274M+」を代表とする奥田が手掛けるパワースピニングロッド。
元は知る人ぞ知るファイナルディメンションのFD274Mからはじまり、先代のバンタムでは、さらなる完成度を誇る274M、274MH、274L-SBの3機種が登場。
そして現行のNEWバンタムでさらに研ぎ澄まされた274M+が完成し、新たな素材や製法によって6ft台でも奥田の理想とするアクションやパワーを実現。
奥田の場合、オカッパリでもボートでもロングシューティングは基本的に274M+が要となるが、近距離戦から一般的なロングキャストまで幅広くを網羅するフィネスモデルが、264L/M。
強靭なパワーゲーム専用モデル登場!
モンスターサイズのみに照準を合わせたパワーアプローチ、ナインアーマーで使用していたロッドは、174XXH-SB/2。
狙ったサイズがデカいこと、そして水中での抵抗がかなり大きいことから、今回あえてナインアーマー用で使用。
SWIM & BIG BAIT
遠投性能と多様なビッグベイト対応力のバランスを磨き上げたバーサタイルスイム&ビッグベイトロッド。
リップ付きビッグベイトのボトムコンタクトや、スイムジグ、スイムベイトにおけるテールの動きの僅かな変化も感知し、アングラーの意のままにポイントを攻略させるべく、ティップアクションをMHに設定。バットセクションから強制的にワンランクアップを実現するワン&ハーフ設計と相成り、フッキング後はひとつ上の粘り強いリフティングパワーへと変化する、Bantamを象徴する1本。出典:シマノ
NEWバンタムのジャイアントベイト対応ロッドで、表記だけではスゴく硬く感じるモデルだが、NEWバンタムのSB/2モデルで採用しているワン&ハーフ設計がティップ部はMHクラスでバット部はXXHという無理難題な構造を実現。
レングスのわりにグリップは長めの設定で、取り回しも非常によく感じたモデル。
㊦写真の上段が174XXH-SB/2で、下段は168XH-SB/2。
168XH-SB/2は中量級から重量級、174XXH-SB/2は重量級からマグナム級サイズで使い分け。
ともにティップ部はソフトテンションでハードバットは曲がらない強靭さを踏襲!
ビッグベイトやジャイアントベイトを巻きながら何かに当てたり、ロッドの張りだけで引っぱりすぎないテクニカルなアプローチにも確実に対応できるジャイアントベイト用ロッドとして、奥田が理想とするアクションを具体化したモデル。