ついに発売の高比重ジグヘッド「アジスタ!TG」をエグる
今回の実釣で使用していたジグヘッドが、ヘッド部にタングステン素材を採用したアジスタ!TG。
鉛と比べるとかなり高比重で、シルエットが非常にコンパクトなモデル。
ヘッドがコンパクトだからぶっ飛び!なめらかな抵抗感を生む!!
●土佐かぶらでアジ金針と並んで人気のアジ白針を踏襲した玄人好みのプラチナ(白金)カラーフック!
細くても強く、鋭い刺さりが継続するハイカーボン素材を使用。
●アジスタ独特の速掛け対応のオープンゲイプにすっぽりと口に入りやすいショートシャンク形状。
●ラウンドベースのタングステンヘッドで抜群の飛距離が出せ、斜めに入った水受け断面で操作感が高い!
●タングステン特有のヘッドの硬さが、水中やボトムなどの状況を鮮明に伝達。出典:ティクト
写真㊤中段の金針でラウンドヘッドのジグヘッドはオリジナルのアジスタ!(だいたい0.8gや1g、大きいモノで1.5ー3g)。下段の白い針はアジスタ!TGの1.5gと2g(当時のプロトモデル)。
アジスタ!のオリジナルモデル(鉛ヘッド)は現在のアジングにおいてド定番のジグヘッド。
重さもフックサイズも豊富で、モデルによってフック形状も特別設計というコダワリよう。
●細くても強い!鋭い刺さりと針先が鈍りにくく長持ちするハイカーボン素材フックを使用。
●ラウンドベースのヘッドで飛距離が出せ、斜め上に引くことを考慮した水受け断面で軽量でも操作感が高い!
●S・Mは速掛け対応のオープンゲイプ、SSは小さなアタリに対し刺さりをフォローする針先ネムリ仕様
●すっぽり口に入りやすいショートシャンク。
出典:ティクト
タングステン素材のアジスタ!TGはフックも白針に変更し、形状もオリジナルのアジスタ!と同じではなく、専用に設計したコダワリのジグヘッド。
TGの1.5gならオリジナルの0.8gとそんなに変わらないサイズ感で、とにかく空気や水との抵抗が少なくなる。
そうなることで、アジングでどういう利点があるのか? ホントに利点しかないのか? をエグってみる。
まずはキャストした時の変化
同じ重さなら飛距離もあまり変わらないと思うが、サイズ感が約半分にもなると空気抵抗もかなり激減。
軽い力でキャストするライトゲームで、特にアジングはタックル全体も軽いし、ラインも極細が当たり前。
風の抵抗は元々少なくなるセッティングだが、ジグヘッドがタングステンになれば、さらに抵抗は減り、飛距離は圧倒的に稼げるようになる。
水中での差は?
高比重で、鉛と同じ重さなら約半分ぐらいのサイズ感になるのがタングステン(※これは素材の純度にもよる)。
空気抵抗が減るのと同じく、水中であれば水の抵抗も激減。
つまりは、より沈みやすく、流されにくくなる。
潮流がキツい時にディープまで落としたい時は鉛よりも圧倒的にスムーズに沈ませることが可能で、今回のように、表層に群れるマメアジよりも下のレンジまで素早く落としたい時はアドバンテージを実感できる。
その反面、抵抗が少なくて落とし込みやすい=潮に持っていかせるとなると、極端に軽いモデルかシルエットが大きくなる(抵抗を受けやすい)モデルをコチラで引っぱりつつコントロールする必要もある。
このあたりは、わざと抵抗の大きいワームにローテすることで、さらにゆっくり送り込むこともできる。
少々テクニカルな操作になることもあるので、こういった時は素直に従来モデル(鉛)を使うのも1つのテ。
操作性だけじゃなく感度も段違い
成型しやすく柔らかい鉛と比べると非常に硬いので、現場で少し削って軽くしたりもできないのが、タングステン素材。
その分、底質感知性能は非常に高く、感度が突出したジグヘッド。
鉛にも硬質素材はあるが、タングステン合金のヘッドは何かに接触した時の感度が比較できないほどUPする。
さらに、抵抗が少ないことで水中で拾うノイズも減る=違和感も感じ取りやすくなるかも。
新たな素材や製法で生まれ変わったNEWスラムなどのアジングロッドなら、ただでさえ高感度。
これでアジスタ!TGを使うとどうなるか・・・。
いかなる状況において、正直デメリットに感じる部分は非常に少ないが、オリジナルのアジスタ!と併用することで、全ての状況にも対応できるというのが最終の答えではないだろうか?
ついに発売されたタングステン製ジグヘッド、アジスタTG。まずはSサイズから登場。1gは見つけたら即買いです。
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