「痙攣アクション=コイケ」の進化系。沈みモノ特化の使い方とは?
痙攣アクション、コイケシュリンプシリーズ、コイケフルキャストといえば永野総一朗。
琵琶湖の雲丹パターンといえば、さよなら高比重!
今回ももちろんお題の1つとして用意。
今回用意したのは、さらなる食わせセッティングでもあるコイケ17㎜のモリケンリグ。
毛で誘い、球で喰わす!
“旧コイケとフルキャストの中間サイズがあれば!”と 思った方は多いはず。状況に合わせて釣りたい、 そんな時に持ってて損がない、釣れるサイズ登場!出典:ハイドアップ
コイケ17㎜は、コイケフルキャストのダウンサイズモデルで、ほかのワームと比べても決して小さいわけではない。
エラストマー素材の高浮力で、独特の形状が醸しだす波動は他に類を見ないアピールを発生。
そして、モリケンリグといえば、ハイドアップ・プロスタッフの森田健太郎氏が考案したリグ。
フックはループモスキートの#2/0を使用。
使い方は自由「ループモスキート」
●ヘビーワイヤーダブルガード、ヘビ—フック採用で、バワーフィネスからベイトタックルまで、幅広く対応します。シャンク部に設定されたループには、クイックチェンジャーシリーズを装着することで、ノーシンカーワッキーからウェイテッドワッキーに、またスルーダウンショットリーダーを挟むことで、瞬時にカバー対応の「スルーダウンショット」にも変更可能です。クイックチェンジャーを使用した、ウェイテッドワッキーセッティングでのカバー攻略を可能に。重めのクイックチェンジャー使用ではヘビーワッキーでディ—プを素旱く攻略したり、シャローのカバ一撃ちなど、全く新しいアプローチが可能になります。
出典:バリバス
フックに対して通し刺しだが、チョン掛けでは毛が邪魔してフッキングレスポンスが低下する恐れもあるため、ベンド部までズラしてやる。
コイケシリーズは毛がウイードレス効果を発揮するため、フックはガード付きでもガードなしでもOK。(たまらんばい永野はガードを取って使用)。
このループ部にTGスリムシンカークイックチェンジャーの5gをセット。
クイックチェンジャーシリーズにスリムシンカーが登場!
【藤木淳プロ監修アイテム】
●シンカー下部に搭載したデルタ型突起が感度を増幅。
●スリムなフォルムはすり抜け性能が高く、ポイントを「点」で攻めるようなアプローチに効果的。ボトムとコンタクトさせやすいデルタ型突起をインストール!
スルスルと障害物をすり抜けて来るので、根掛かりしやすいフィールドや
カバー撃ちでは、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。<ウィードやカバーの隙間を集中的に点で攻めるなら>
スリム型の「TGスリムシンカークイックチェンジャー」がマッチします。<フラットやハードボトムを広く面で攻めるなら>
ティアドロップ(涙)型の「TGグレネードクイックチェンジャー」もおすすめです。出典:バリバス
このリグを、スルーダウンショットリグやノーシンカーと同じく痙攣アクションで使うワケだが、ハイシーズンと違うのはロッドティップを動かす距離!
ハイシーズンは素早くボトム付近を10ー15㎝動かしていたが、厳冬期はごくわずか!
大きくても5cm。1㎝、2cmを叩くイメージで操作する。
痙攣アクションについてはコチラ参照!
この高浮力系リグでのボトム攻略では、リグそのものの利点を高めるためにタックルセッティングも重要になる。
とにもかくにもソリッドティップを搭載したロッドで扱ってやることが、バイトを手中に収める1つの手段!(※タックルセッティングについては別コラムでピックアップ)。
リングビアウォーレイのエリアは理にかなったスルダンリグ、ゴロタなどで底を取る場合はモリケンリグでOK。
ただ、底がガビガビのロックエリアだけに、どうしてもスタックして根掛かることも多くなる。
そんな時はロッドをアオってしまう前に、ラインを直接つまんで弾くようにすれば意外と外れやすい。
ロッドやリールで引っぱる前に、まずはラインをつまんで弾くこと!
基本的に根掛かった時はバイトチャンスと捉え、焦らずにしっかり外してやることが大事!