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たまらんばい永野の南湖LOVER シーズン7 南湖LOVER vol.9「南湖シャローの見えスト撃ち!」

南湖LOVER vol.9 「愛する南湖でシャロー大捜索」

今回は愛する南湖のシャローを駆ける!

ご存じ、プロガイド・たまらんばい永野こと、永野総一朗がお届けする「Vish たまらんばい永野 南湖LOVER」今回はvol.9。

季節は灼熱の夏モードと少し前の前回放流が重なったタイミング。

しばらくの間、連日の豪雨や局地的なゲリラ豪雨によって水位は上昇傾向が続いていた滋賀県。

今となっては15トン放流となったが、少し前まで全開→250トン→全開が続いていた。

こうなった時は、普段は触ることのない岸沿いのエリアも息を吹き返すということで、狙いはシャローエリア!

ロケ当日はしっかり全開放流で水位は+8cm。

全開放流になるまでは水位が+15cm前後を行ったり来たりで、流れでる水と入ってくる水の量が同じ状態というレアケースだったように感じる。

こういったタイミングとなれば、狙いドコロはシャロー一択となる。

正直、現在の琵琶湖は1ヵ所1尾説が唱えられるほど同じポイントで連発することも珍しくなったが、魚がいないわけではない。

その時々で条件のよい環境には必ず魚は絡んでくる。

今回のように全開放流になるのも、年間通してみると、春前の雪シロ&春雨、梅雨の大雨、晩夏&秋の台風シーズンだけ。

そのタイミングで活きてくるのは、ずばりシャロー!

梅雨をすぎるとウイードも繁茂するが、シェードを形成したり、魚の上下動をアシストする縦系ウイードやマンメイドは格好の狙いドコロになる。

今回は、そういったエリアをメインにトップや巻き展開で広大な南湖を走り回って自分の魚を探す旅に決定!

晩春からシャローで好調だったコイケポッパーフロッグをはじめ、フローティングスイッシャーも要所で投入。

狙いドコロはシャロー一択ということで、普段のロケではなかなか行かないエリアを中心にサーチ。

カネカ周辺も水深2m以浅、山ノ下湾もベイマウス付近がメイン。

さらには赤野井湾内など、気分はシャローマン!

令和の琵琶湖は釣り環境の進歩もあり、魚探中心のアプローチが主軸。

効率もよく、魚の居場所も一目瞭然。これはこれで心強いが、広いエリアを魚探ではなくルアーでサーチする展開も忘れてはいけないのかも。

今回はシャローエリアメインで、時期的にも水面系が活躍するタイミングだが、全開放流で水が動いているから簡単に釣れるほど甘くない。

しばらく水が流れ続ければ水温も低下=魚のテンションも下がっていく。

そうなれば水面系一辺倒とはいかないのも想定内。シャローだけに撃ち込む展開も用意。

水が多い時は、シェードになるヒシモやエビモ、岸沿いのカバーもろとも狙いドコロに変貌!

水面で反応しない時のフォローとして次々と投げ込んでいく。

ただ、イイ雰囲気とはウラハラに、なかなか食わないのが今の南湖。

可能性のあるエリアをランガンし、下物の水門前ではレンジを下げた巻き展開でアタック。

風がないわりに魚が浮きにくい状態。それならばと永野くんが用意したのはスピナーベイト。

底付近に当てながらスピーディーにサーチできるウエイトUPチューンで果敢に攻める。

ローライトと湖流の影響で、水温上昇を待ち望んでいる魚にはキツい状況だったのか、答えが返ってこない時間が続く。

ひたすらその日の答え探しで、今の条件に当てはまる環境を探していく。

巡り巡って北山田。沖の超メジャーポイント、二連取水塔に立ち寄るたまらんばい。

昔はよく釣れた! 取り合いやった! と感じるアングラーも多い場所だが、今となっては過去のよき思い出になりそうなポイント。

南湖を2手に分かれて流れるカレントがブチ当たる場所でもあり、全開放流時は少なからず恩恵を受けるエリアの1つとして巻きでチェック。

ただただそんなに甘くない。でも魚は必ずいる。

念のために、抑えで投げたのは高比重のニューカマー。

手を付けなければ分からなかったが、その日の答えはココに潜んでいた!

魚がいれば食う、魚の意識に合わせればすぐに食う現在の琵琶湖を象徴するような荒反応!

ツンデレすぎる南湖だが、食えばデカいのが、今の南湖!

思い出す、あの日の栄光。まさかの二連でビッグサイズ出現。

ローライトのまま全開放流、期待しながら突っ込んだ矢橋人工島。

普段の状況で釣れない所が機能するのも全開放流のタイミング。

触らないのもソン。

全開放流時は水位も少しずつ下がってくる。さらに天候は晴天に。

天候が目まぐるしく変化するのも初夏から盛夏。

晴れれば晴れた時の展開を!

さよなら高比重で新たなムーブメントを作ったオトコ。ウニの次はムカデか?

この頃から気温は異常に跳ね上がり、完全に真夏の様相。

人も機械もバッテリー残量に注意!

滋賀県をとことん楽しむ南湖LOVER、ここからは夜のたま散歩に突入!

今回は堅田でナイトたまらんばい!(詳細は別コラムで紹介)。

もってるオトコの翌日は南寄りの風でザブザブ

強い流れと風で魚は非常に浮きにくい。

西岸シャローでドバフの道が閉ざされたたまらんばいの運命は?

狙いのシャローは変えず、東岸の風除けエリアを重点的に表層サーチで探り込む。

魚はいるのか、それともいないのか? 一進一退の攻防でウイードジャングルも突き進む。

そして、琵琶湖名物の豪雨にも遭遇。

これがきたら夏本番!

嵐が過ぎると状況も一瞬リセット。

巡り巡ってやってきたのは、これまた超メジャーポイントのカネカ沖・V3(ブイスリー)。

南湖でも屈指の狙いドコロだが、やはり昔ほど釣れなくなったと感じるポイント。

南湖のメジャーポイントや釣果は、すべて昔話や神話、過去の伝説になってしまうのか・・・。

期待していた攻めの展開から一転、受け身の展開に切り返さなければいけない状況に突入したが、まさか南湖LOVERロケでV3を真剣に狙う時がやってくるとは・・・。

もの思いにふけていた瞬間、ズバシスティックのソリッドティップが、探し求めていた南湖ビッグのバイトを捉える。

北山田の二連やカネカのV3などの有名すぎる大場所ほど、狙い方やタイミングでまだまだ機能する!!

これこそが南湖の魅力。そして、南湖を愛し、南湖に愛されたオトコが持つ実力!

暑さの続く琵琶湖だが、魚のポジションは夏っぽく固まっていく。ただ、盆明け台風(8月6日時点)の影響や、これからくるであろう台風の進路次第で、再び全開放流か? そうなれば再び今回の展開が息を吹き返す! 今後の気候の変化と琵琶湖の状況変化にも、こうご期待!!

■Vish たまらんばい永野 南湖LOVER vol.9本編

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