シャローゲームの大本命はコイツ!
南湖LOVER vol.9の大本命パターンとして永野くんが用意していたのは、シャローエリアでのトップゲーム。
狙いドコロは南湖のシャローエリア全般で、全開放流によって引っ張られた流れが絡む岬的な場所と、湾奥などの流れが絡まない場所。
そういった所で投入したのが、剛毛ガエルこと、コイケポッパーフロッグ。
コイケシリーズの亜種ともいえるこのワーム。
エラストマー素材でフロッグ形状のアイテムが、コイケポッパーフロッグ。
武田栄喜監修 コイケシリーズ初エラストマー素材のトップウォーター!
広範囲からバスを引っ張る重低音のポップサウンドに移動距離を抑えたドックウォークアクション!! そして高速リトリーブで動きが破断しないことで可能になったバブルアクションも大きな特徴。
素材
エラストマー
⚠️ワーム素材と一緒に保管すると溶ける原因になりますのでご注意下さい。
推奨フック
RYUGI:スタンダード5/0 インフィニ5/0出典:ハイドアップ
マウスがポッパー形状で、ボディは三角。
もちろんコイケシリーズ同様、水噛みをさらにUPする毛をまとったルアー。
フックはオフセットマスター・モンスタークラス#5/0を使用。
たまらんばい永野の使用フックは、オフセットマスターのモンスタークラス。サイズは#5/0。
強靭さと鋭さを兼ね備えたバーサタイルオフセットフック。
超ヘビーワイヤー採用により、抜群の強度を誇るモンスタークラス。ヘビーワイヤーでありながらモンスターの硬いアゴをぶち抜くグランポイント採用。超バルキーなワームのセッティングに最適なスーパーオフセット設計。また、シャンクの長さ、ポイントの位置、セッティングシルエットなど、細部に渡って考え抜かれた形状を実現。出典:バリバス
コイケシリーズ特有で、そこそこ硬めのエラストマー素材のため、セットするワームフックは必ず推奨サイズを使ってほしいとのこと。
使い方のコツはあるのか?
水面系ではコイケポッパーフロッグを主軸に使っていたが、ハードベイトのポッパーと同じ使い方で大丈夫なのか?
たまらんばい的には、動かす前にまず絶対ロングキャストが必要!
着水させてからは5秒ステイが基本!
そして、5回ポップさせてから回収という流れが基本リズムとのこと。
最近の傾向として、魚が水面を割ってでてくるのは、とにかくボートから遠い所。
さらに、ストライクゾーンも非常に狭く、着水した所から半径2mぐらいがバイトゾーンになっているそうで、それを通りすぎると反応しないとのこと。
長距離を動かし続けるよりも、着水した所の半径2mを集中的に動かして、回収してまたロングキャストする方が効率的によいそうな。
着水したら5秒ステイし、合計5回ポップさせて回収。このリズムがコイケポッパーフロッグを使ううえのでベーシック!
ただアクションの間隔は2秒ほどで、1アクションでポコン(2秒)ポコンの繰り返し。
激しすぎない程度で、自分の作った波紋から飛びださない方がいいらしい。
ライトコンディションが悪くても、魚が浮きやすくても、それほどまでに魚はセレクティブな状態なのだ。
イメージは、自分で動かして作った波紋の中からルアーが飛びださないように!
水噛みもよく、飛沫や音も作りやすいので、ルアーの位置を魚が確認できやすいような動かし方がキー。
狙いドコロは基本的にシャローエリア内の縦に伸びるウイードやシェードを形成するオーバーハングといった所。
オフセットで飛距離も稼ぎやすいコイケポッパーフロッグは、カバーの奥底までプレゼンテーションしやすいのも特長。
ロケの時は水も多く、全開放流で流れが当たる岬状に張りだしたエリアの内側がメインエリア。
直接、湖流が当たると水温も下がるため、湖流が働かない大きなワンドの中も狙いドコロになる。
減水傾向になると魚はもちろん水深のある側に動くため、岸より手前のヒシモやエビモになるが、あまりに気になる冠水ブッシュがあれば投げておいてソンはない。
シャローであっても、沖であっても、魚を呼び込むパワーを持つのがコイケポッパーフロッグの水面ゲーム。
キーは飛距離を取ることと、移動距離を抑えたアピールにアリ! とにかく、ええポップしよるんです。