今回のメインといっても過言ではないのが水面系、トップウォーター攻め
オニちゃんねるvol.3初夏編ではウッド製ポッパーをPEタックルで使っていたが、今回は夏シーズンに活躍するトップ系プラグで、注目しているアイテムを新たに3種類ほどピックアップしてもらった。
写真上から、ブルタンク【レイドジャパン】、スクラッチ【レイドジャパン】、ビンクシー【ジャッカル】。サイズは様々なれど、このプラグたちが、令和元年のオニちゃん的・真夏の三種の神器!
出典:レイドジャパン
出典:レイドジャパン
出典:ジャッカル
中でもオニちゃんがとにかく見せたかった釣りの1つが、ブルタンクのリアクション攻め。コレでしか獲れない&反応しない魚がいるというほどの秘蔵アプローチ。それも、真夏の日中が一番効く攻めとのこと!
実は過去のオニちゃんねるでトライしたものの不発だったこともあり、この威力をオニちゃんねるで伝えたいということで、夏本番まで眠らせておいたほどの攻め。正直、数が釣れるアプローチではないが、反応すれば高確率で45㎝UP(小バスは食ってこない)という強烈パターン。
ここまで聞くと、かなり特殊な攻めと思いきや、使い方や狙いドコロはいたってシンプルで簡単。ここではブルタンクのオニちゃん的使用法と狙いドコロをピックアップ!
狙いドコロは2パターン!「点で動かす」または「面で引く」
ブルタンクで狙いドコロになるのは、カバー絡みのピンスポットで点で動かすこと。または、カバーのエッジや護岸沿いを面で引くこと。
特に重要なのはカバー沿いやハング下などのピンスポットで、魚はいるけどでてこない所をイメージ。特に夏の陽射しが強烈になる直前の午前中は魚が動きやすいタイミングでもある。その行動を利用したのが、ブルタンクのピンスポリアクション攻め。
代表的なシチュエーションとして、ピンスポットはオーバーハング下やヒシモのポケット周り。これに縦系の木やマンメイドが絡めばいうことなし。ここでは着水で寄せるためキャスト後は5-10秒ステイ。アクションは強めに2-3回クビを振らせるだけで、さらに5-10秒ステイの繰り返し。
これをカバーのキワやオーバーハングの下(岸沿い)のみで行う。ロッドワークでネチっこくガチャガチャ動かすイメージ。
巻くだけでもチャンスあり!! 使いドコロはココ!
また、面で引く場合はヒシモやウイードのエッジ付近や護岸沿い。この時はスローにタダ巻きしてついてこさせるイメージで、エッジやブレイクまで追い込ませて食わせるようにアプローチしたい。
重量もあり、動きも着水音も派手なブルタンクだが、この強さがデカバスに非常に効くそうで、反応の仕方も派手でデカバス率もハンパない。その理由の1つが、ブルタンクの持つ音にある。
着水音、ラトル音、カップ音、水押し。とにかく強くて騒がしい要素が揃い踏み! 魚をイラつかせて威嚇させる。これこそブルタンクの持ち味だが、この音だからこそ強い魚=デカバスを選んでバイトさせることができるとのこと。