ゆたかボーイの淀川攻略。メイン展開は3パターン!
ソロのKinkiウォーカーを目指すためには合計100cmを釣らなければいけない。
そう、コレはKinkiウォーカーではなく、Kinkiなんですが・・・。
昨年はじめて淀川の城北ワンドにきたゆたかボーイだが、その時はPから「淀川きても城北で釣らな始まらんでしょ」的なことを聞いたそうな。
人も多いしなかなか釣れない城北ワンドだが、まずはココで何とか釣りたいところ。
魚がスローでクリア気味=スロー巻き対応のスイムベイト
そんなボーイがまず真っ先にセレクトしたのが、プロトのスイムベイト(写真はプロトのため一部加工しています)。
まだあまり細かいことは明かせないが、ゆたかなスイマーとかプロトスイマーの名称でテスト中。
コイツはバンク沿いやブレイク付近をスローに巻くだけ。
ロケが早春シーズンで水色もクリア気味だったこともあって、スローで警戒心の高いデカバス狙いでスイムベイト。
遠距離戦でピンスポットを直撃できる高比重系
昨年の思い出巡りで水中に隠れた地形変化などを探る時、飛距離も稼げて素早く沈む非常に便利なブツが高比重系ワーム。
ゆたかボーイが使用していたのはレイドジャパンから発売目前の新兵器サンプル、カットスイング。
今までフルスウィング5inchや同4inchのテールをカットした通称・カットスイングを愛用していた人も多いと思うが、ボディもパーツも形状も新たに見直して専用設計したモデルが今夏に登場予定。
底まで沈めて軽めのジャークで底まで落とすの繰り返し。
水深の有無、流れの有無、風の有無、あらゆる状況でも使えるカットスイングのボトムジャークだが、基本的に魚のコンディションがスローだからコレというわけではない。
底まで泳いでルアーを追い込んで食える=魚の活性は低くない。つまり、魚がいれば答えも早いのがコレ!
ピンスポットランガンは未だにコレが最強!
淀川だけじゃなく、全国各地のフィールドで猛威を振るっているのはバマスト。
止水域も多い淀川では季節的に4月いっぱいまでが有効かと思われるが、クリアアップして増水気味というロケ時にはぴったりの環境。
ゆたかボーイが今回持ち込んでいたのは、レイドジャパンのアラバマリグシリーズで最強のモデル「マッスルワイヤー」。
ゴーストワイヤーよりもボリュームUPし、各アームは1.2mmのワイヤーを採用。
すべてのアームにセットすると19尾の搭載が可能。
トレーラーにはフィッシュローラー3inchのフィッシュスキンカラー「101-KIWAMI AYU-FS」を19匹!
・3inch / 7pcs. / ¥850(税抜)/¥935(税込)(FISH SKIN COLOR : ¥1,300(税抜)/¥1,430(税込))
近年のバスフィッシングにおいて欠かす事のできないミドストやホバストなどの中層攻略を、「よりイージーかつ効果的な物にする事」をコンセプトに開発したのがフィッシュローラー。この手のリグに苦手意識を感じさせてしまう一番の要因と言える「使用感の無さ」を改善するために、ヘッドに水受け面を設け、エラを張らせた形状に設計。適度な抵抗を作ることで明確な使用感を実現しました。
更にその抵抗は、いわゆるi字引き状態のストレートリトリーブにおいて絶妙な水押しで存在感を発し、エアホールによる浮力と相まってホバストの要である「極スローに水中を漂わせる」ことを容易にしました。
そして中層攻略においてバスをライズアップさせる要素のひとつとも言えるロールアクションを誰でも簡単に生み出せられるよう体高を持たせています。四角断面のボディ形状も相まってエッジの効いたボディーロールと強いフラッシングを発生し効果的にバスを惹き寄せる事を可能にしました。
また、喰わせ能力に特化したい3inchのロールアクションはタイトに細かく、強くアピールしたい4inchは激しくロールするよう状況に合わせて両サイズの明確な使い分けが出来るようにセッティングしています。
足場の限られる岸釣りにおいては極軽量なウェイトを用いるホバストの飛びの悪さは大きなネックになります。その点フィッシュローラーはナチュラルさを失わないギリギリまでボディ幅を厚くし体積を稼ぐ事で、ホバスト対応ワームとしてはクラス最高の飛距離を実現。
ボートフィッシング×クリアリザーバーのイメージの強いホバストを、河川やため池そしてクリア~マッディまで幅広く対応するメソッドに昇華させたフィッシュローラーは、あらゆるフィールドの中層を攻略するスペシャルウェポンとしてその威力を遺憾なく発揮する事でしょう。
出典:レイドジャパン
フックはバマストフックを愛用。
基本的に足元で水深のあるストレッチの水面直下を泳がせるバマストだが、マッスルワイヤーは複数のワームが干渉せず、その場でホバリングしながら前後左右にきらめく独特なまでのハイアピールを発生。
その付近にいるデカバスを一気に集魚しながらバイトトリガーを引きマクってくれる。
シャローやゴロタエリアでは、ゴーストワイヤーのハイアピール&スナッグレス効果を利用して、プロトスイマーをセンターにセットしたリグも投入。
距離があって沈ませすぎると引っかかりやすいポイントで、全体重量があるマッスルワイヤーは不向き。
さらに、スローに巻いていきたいスイムベイトも場合によっては引っかかってしまう。
ゆたかボーイいわく、こういった場所ではゴーストワイヤーのワイヤーをフル活用!
実際は魚もあまり見たことがないのと、標準装備のブレードアピールも追加され、デカバスを刺激するには文句なしのセッティング。
今回の淀川ヨドモンハンティングでは、これらの展開がメインになったが、勝負を決めたのはやはりマッスルワイヤーの水面直下アプローチだった。
人が多くて水もキレイ。
オマケになかなか食わなさそうな雰囲気が爆発していた午前中。
そんな嫌なムードを打破したのが、ゆたかボーイが操るマッスルワイヤーのバマスト。
昨年も見たことがあるワンドの道路側で、足元の水深がある所の草周り。
やや沈め気味で探っていると、ディフューザーがブチ曲がる!
一気にゴボウ抜きしたのは文句ナシのヨドモン!
ボーイいわく、これが真の実力やけん!
狙い澄ました淀川のヨドモンGETやで!
この1尾で、残り55cmをキャッチすればミッション達成となる。
この1尾の価値はデカい!
まだ午前中だっただけに余韻に浸るゆたかボーイ。
いきなりキャッチしたのも50cmだが、実際にもっとデカいヤツがいるのも淀川のナンバー1どSスポット・城北ワンド。
場合によっては初日でミッション達成? 続編決定? ところが関西/近畿も撮影クルーもそんなに甘くない。
ひとまずココに愛はあった!