状況激変!? シビアな初夏~夏の川バス攻略法とは
初夏から夏にかけて面白くなるフィールドが「河川」。今回の三原節では川バス攻略に密着。
訪れたのはメジャーリバー「紀ノ川(きのかわ)」。関西でも有数のバスリバーとしてアングラーも非常に多く、注目度も高いフィールド。
三原くんは個人的に9年ほど前の冬シーズンにドメジャーポイント・川辺(かわなべ)ワンドにきたことがあるぐらいで、ほかのポイントはまったく知らない状態。
なので、ほぼほぼ初場所に近いイメージ。
ただ、ロケタイミングは長く続いた梅雨の大雨で影響を受けマクり、時間が経てども本流は釣りができないほどの激流&激濁り。
そんな中で、実際に再現性のありそうなエリアは下流エリアのみ。
上限は田井ノ瀬の逆ワンド&本流と分流に分かれる所。下流は南田井ノ瀬のストレッチ&橋脚周り。
本流は激流&激濁りのため、いくつかある支流も確認。
水量変化、水質変化、天候変化でどこを狙うか。最大のキーは魚が好む&魚が嫌う「カレント」にあった。
カレントが必ずイイとは限らない! 増水後は魚も寒いはず
数カ所チェックしてから用意する三原節スタイルのため、可能性のあるルアーやタックルをピックアップ。
本流ではなく、魚の気配を感じた支流に入ってみると堰の水位調整でカレントはビタ止まり。
ところがここで見つけたのは、想定外のビッグバス!
濁り&激流で魚が見えると思わなかっただけに、ミハラの得意技「サイトフィッシング」が炸裂! やっぱり三原はギルロイドJr.。
ヒントは支流? カレント? 魚は一気に動きだす!!
時間が経つごとに目まぐるしく変化する水量やカレントの勢いを感じながら、気温上昇タイミングではカレント+シェードを狙い撃ち!
ミハラ的な消去法で釣れないポイントをブッタ切りながら、行きついた先は支流と本流のカレントがぶつかる合流エリア。
さらに、濁りで魚がタイトに付く沈みモノや水路の壁は、新たな食わせ系ノーシンカーで的確にバイトを誘発!
気温上昇でフィーディング意識のデカバスを追いかけた結果、ここしかないでしょ的なポイントでビッグクローラーベイトにガッツリ!!